1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

「没後の方が人気?」「伝説になった」 まさかの死に方をしたキャラたち

マグミクス / 2023年12月20日 18時10分

「没後の方が人気?」「伝説になった」 まさかの死に方をしたキャラたち

■死んだ後も大活躍中の達人

『ONE PIECE』のエースなど、まさかのタイミングのドラマチックなキャラの死は、読者に強烈なインパクトを与えます。そして、その印象的な死にざまは記憶に残り続け、いつまでも話題に上がるようになるのです。今回は、そんなまさかの死に方をして、長く語られているキャラを振り返ります。

●烈海王『刃牙道』

 人気格闘マンガ『刃牙』シリーズでは、多くの壮絶な戦いが繰り広げられてきました。しかし、意外にも死人は少なく、「これは死んだだろう」と思うほどの重傷を負っても、生きていることがほとんどです。しかし、第4部『刃牙道』では、第1部から登場していた人気キャラの烈海王が、多くの読者が驚愕する最期を迎えました。

 クローン技術と降霊術で現代に蘇った宮本武蔵との「死合い」に挑んだ烈は、地下闘技場で真剣を使う武蔵を相手に善戦したものの、最後は胴体を斬られて死亡したのです。第4部ではクローン技術や降霊術が存在するため、烈もいずれ復活するという説もありましたが、そのまま彼の死は確定しました。その後、5部『バキ道』にて烈の右腕は、盟友・愚地克巳に移植されています。

 ただ、『刃牙』シリーズ本編では帰らぬ人になった烈海王は、「月刊少年チャンピオン」で連載中のスピンオフ作品『バキ外伝 烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ』で大活躍しています。本作は、烈海王がファンタジー色の強い異世界で活躍する話で、現在9巻まで発売されており、外伝としては異例なほどの人気を得ました。

●久保嘉晴『シュート!』

 サッカー関連のSNS等で、たまに見られる「○○、サッカー好きか?」というコメント。これは、高校サッカーを舞台にしたサッカーマンガの金字塔『シュート!』で、伝説的な死を遂げた久保嘉晴が、主人公に残したセリフです。

 インターハイを目指す掛川高校のエースだった久保は、白血病を患いますが、治療をしながらピッチに立ち続けました。そして、予選の準決勝で強敵・掛川北高校と対戦した久保は、掛川北にリードを許す展開で、自陣ゴール前で味方GKからボールを受け取ると、そのままドリブルを開始します。そして久保は、立ちふさがる敵を次々と抜き去り、最後は敵GKまで抜いて同点ゴールを決めたのです。

 しかし、久保はゴールを決めた直後に倒れてしまい、ピッチを後にします。試合は逆転で掛川が勝利しましたが、試合後に、久保が亡くなったことがチームメイトたちに伝えられました。11人抜きのゴールトゥゴール、そして予想もしていなかった久保の死は、当時の読者に強いインパクトを残し、連載終了から20年以上経った現在でも、彼の名言はネットミームとして使われているのです。

●巴マミ『魔法少女まどか☆マギカ』

 大ヒットアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する巴マミは、まさかの死に方をしたキャラとして広く知られています。そして、その衝撃的な死に方から、「マミる」というワードがSNSで広まるなど、ネットにも大きな足跡を残しました。

 巴マミは、魔法少女になるべきか悩む主人公・鹿目まどかとその親友・美樹さやかに、親身になって助言する先輩の魔法少女として登場しました。やがて、マミの孤独な戦いを知ったまどかは、彼女に憧れて、ともに戦うことを決意します。

 しかし、ふたりに見守られながら挑んだお菓子の魔女・Charlotte(シャルロッテ)との戦いで、マミは命を落としてしまったのです。その殺され方は頭部を噛み千切られるという残酷なものだっため、それまで「普通の魔法少女アニメ」を装っていた『魔法少女まどか☆マギカ』に対する視聴者の評価を一変させ、当時は大きな話題になりました。

 そして、その後の同作の爆発的なヒットを受けて、首が落ちるような悲惨な最期を遂げることを、「マミる」と呼ぶようになったのです。また、巴マミが戦闘中に言ったセリフで、彼女が死んだ第3話のサブタイトルにもなっている「もう何も恐くない」も、死亡フラグとして有名になりました。

(SU_BU)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください