【漫画】クリスマス「シフト代わって」の話…じゃない！ 空気が変わって「お？」【作者インタビュー】

■シフトを代わってほしいだけだと思っていたら？

　コンビニでの勤務中、同僚の女性にクリスマスの予定を聞かれた多田さん。シフトを代わって欲しいときに使われるお決まりのセリフに苦笑いしながら、がっつりシフトを入れていることを伝えます。すると、女性から予想外の答えが返ってきて……。

　雪のヤドカリさん（@yukinohotel）による創作マンガ『クリスマスの予定』がTwitter（現：X）上で公開されました。いいね数は6000を超えており、読者からは「おや、空気が変わったぞ。両思いなら頑張って！」「まさかの逆パターン。シングルベル回避の予感だね」「これって脈ありと見せかけて、実は怖い目の彼氏居るパターンでしょ」などの声があがっています。

　雪のヤドカリさんは漫画家、イラストレーターとして活動しており、Twitter（現：X）上では4コママンガをメインに投稿しています。

　作者の雪のヤドカリさんにお話を聞きました。

ーー今作『クリスマスの予定』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。

　クリスマスの予定を聞かれてドキドキしたのにシフト変更を頼まれた、という小話をたまに聞くのでそこから考えました。

ーーまさかの展開でしたね。今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか？

　1コマ目の女の子の笑顔の胡散臭さです。

ーーたくさんのコメントが寄せられております。特にうれしかった読者の声などがありましたら教えてください。

　どのコメントもうれしいです。楽しんでもらえればそれで十分です。

ほかにも4コママンガをメインに投稿中（雪のヤドカリさん提供）

ーー今後の展開が楽しみですね。ふたりはこのあとどうなるのでしょうか？

　ご想像におまかせします！

ーー雪のヤドカリさんは4コママンガを中心に掲載していますね。4コママンガをメインに描こうとおもったきっかけや、描く際に心がけていることがあれば教えてください。

　もともと大喜利が好きで生大喜利会に参加しようと思いたった時期があったのですが、コロナ禍でまったく開催されておらず、家にいながら大喜利に近いことがしたいなーで始めた気がします。描くときは自分が面白いと思えるかどうかを大事にしています。

ーー少ないコマ数だけで起承転結をうまく表現するのはとても大変だと思いますが、雪のヤドカリさんの考える4コママンガの魅力を教えてください。

　描く側も読む側も参入障壁（その業界へ入る際のハードル）が低いことだと思います。コマ割りが決まっているのでマンガを描いた経験がなくても気軽に描けるし、10秒もあれば読めるので読み始めるのも気楽でしょうし。

ーー今年も早いもので、もうすぐ終わりですね。来年はどのような活動をする1年にしたいですか？

　4コママンガの更新も続けるとともに短編マンガをたくさん描いていきたいです。いまネームを作っている段階のものがあるので、年末年始はとりあえずそれの清書を頑張りたいです。

（マグミクス編集部）