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物語が進んで印象激変? 『ワンピ』読者からの好感度が爆上がりした「敵キャラ」3選

マグミクス / 2023年12月23日 11時40分

物語が進んで印象激変? 『ワンピ』読者からの好感度が爆上がりした「敵キャラ」3選

■意外な内面を知って好感度が急上昇?

 マンガ『ONE PIECE』には個性的な敵キャラが多数登場しますが、なかには物語が進むにつれて意外な一面を見せ、読者からの好感度を上げたキャラクターも存在します。

 本記事では、そのなかでも読者目線でとくに印象が大きく変わった敵キャラたちを振り返ります。

※本記事はコミックス107巻に未収録分のエピソードを含みます。ご了承ください。

●ボルサリーノ(黄猿)

 海軍大将のボルサリーノ、通称・黄猿は「新世界編」以前からずっと海軍大将のポストに就いているキャラクターで、赤犬・サカズキ、青雉・クザンといった当時の海軍大将のなかでも、最もつかみどころのない人物です。

 ボルサリーノ自身「どっちつかずの正義」という思想を掲げており、読者から見ても本心の分かりにくいキャラクターといえるでしょう。

 そんなボルサリーノですが、エッグヘッド編では思わぬ心情や過去の話が描かれ、読者からの好感度を上げました。1091話では、ボルサリーノと、Dr.ベガパンクのボディーガードである戦桃丸との絆が明かされています。

 ボルサリーノは、戦桃丸が幼少期の頃から彼のことをかわいがっており、戦桃丸もボルサリーノのことを「オジキ」と呼んで慕っていました。

 しかしボルサリーノは、五老星のひとりであるジェイガルシア・サターン聖からDr.ベガパンクの抹殺命令を受けます。その結果、ベガパンクを守る戦桃丸と激しい攻防戦を繰り広げています。

 また、1100話では、ベガパンクの研究所で治療を受けるボニーと、その父親のバーソロミュー・くまとともに、Dr.ベガパンク、戦桃丸、そしてボルサリーノが楽しそうに食卓を囲んでいる回想シーンが描かれています。

 このようなボルサリーノの過去を知ったファンから「ボルサリーノのオジキは、実はなかなかいいおっちゃんだったんだな」「最近は黄猿の人間性が深堀りされていてうれしい」など、今までつかみどころのなかったボルサリーノに親しみを感じている声が挙がっていました。

●ゲッコー・モリア

 ゲッコー・モリアは、元王下七武海のひとりで「スリラーバーク編」のラスボスとして登場したキャラクターです。

 当初は、「他力本願」をモットーにするほどの面倒くさがりで、自身の「カゲカゲの実」の能力に慢心している様子でしたが、物語が進むにつれて、そのマイナスイメージを払拭していきました。

 自分勝手な性格のモリアですが、実はかなり「仲間想い」の一面があることが判明します。たとえば925話では、黒ひげ海賊団に囚われた部下・アブサロムを救出するため、黒ひげ海賊団のアジト・海賊島ハチノスに乗り込んでいます。

 また、モリアと離れ離れになってしまった部下のペローナが、新聞でモリアの生存を知り、涙を流して喜ぶ様子が描かれるなど、部下から慕われていたことも分かりました。

 物語が進むにつれて明らかになる、モリアと部下たちとの絆に、SNSでは「麦わらの一味の次くらいに絆が強い」「口は悪いけど、仲間に対してはめちゃくちゃ優しいところが好き」など、高評価する声が目立っています。

■「作中トップクラスの聖人」 明かされた過去にファンも号泣

「フィギュアーツZERO バーソロミュー・くま」(BANDAI SPIRITS)

●バーソロミュー・くま

 バーソロミュー・くまは、元王下七武海のひとりであり、2年前の「シャボンディ諸島編」で麦わらの一味を世界各地に飛ばして引き離した張本人です。その後、Dr.ベガパンクによって完全なサイボーグに改造され、世界政府の「人間兵器」となり、自我を失ってしまいました。

 そのため、一体何を考えているのか、どのような立ち位置の人物なのか、いまいち分からなくなったキャラクターです。

 しかし1095話から、くまの過去のエピソードが明かされ始めます。くまは、奴隷という辛い立場に置かれながらも「ニキュニキュの実」の能力を得て、侵略されたゴッドバレーの人々やほかの奴隷たちを助けたという幼少期の出来事が明らかになりました。

 そのほかにも、ソルベ王国の民を暴君から守った青年期のエピソードや、愛する女性・ジニーが遺した赤ん坊・ボニーを、血のつながりがないのに愛情を注いで育てる様子など、くまの心優しい性格が分かるエピソードが次々と描かれています。

 さらに、1099話以降の話では、くまの核心に迫る「なぜ自らの身を政府に差し出し、『人間兵器』になったのか」という理由も判明します。愛するボニーが不治の病にかかったこと、彼女を救うためにベガパンクや世界政府の恐ろしい要求を飲んだこと、などが明らかになりました。

 ようやく、くまの謎が判明したことで、SNS上では「くまは作中トップクラスの聖人」「涙なしには読めなかった」など、彼の想いに心を打たれた読者の声が多数挙がっていました。

 物語が進むにつれて、今まで知られていなかったキャラクターの新しい一面が見え、印象ががらりと変わるのも長編マンガならではの面白さです。今後も物語が進むにつれて、大きく印象が変わるキャラクターが登場するのか楽しみに待ちたいですね。

(LUIS FIELD)

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