1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

「全人類、たしなむべき」年末年始にじっくり観たい、世界観に没入できるアニメ4選

マグミクス / 2023年12月27日 12時10分

「全人類、たしなむべき」年末年始にじっくり観たい、世界観に没入できるアニメ4選

■6時間ぶっ通しで見続けた猛者も!

 年末年始のお休みは、心置きなくアニメに没頭できるボーナスタイムです。ただし、貴重なボーナスタイムだからこそ、視聴する作品は慎重に選びたいですよね。せっかくの長期休みに一気見するなら、世界感に没入できるアニメがおすすめです。ネット上で「終始引き込まれた」「想像の何百倍もよかった」と評判の、「年末年始にじっくり観たい、世界観に没入できるアニメ」を4作品、みてみましょう。

●『進撃の巨人』

 2023年11月、ついに『進撃の巨人』シリーズが最終回を迎えました。合計100話に迫る大作にもかかわらず、多くの視聴者がその終わりを見届けたようです。人間と巨人たちとの絶望的な戦いを、約10年をかけて美麗な作画で描ききりました。

 ただし本作は、巨人と戦うだけの話ではありません。巨人の正体や、巨人が人間を襲う理由など、数々の謎が隠されています。2000年もの人類の歴史とともに、その謎が明らかにされていく、壮大な物語なのです。

 さらに、登場人物たちは基本的に、いつ死んでもおかしくない極限状態に置かれています。目の前で仲間が巨人に喰われたり、ふたりのうちひとりしか助けられなかったり……。そんな状況下で、人間はどう動くのか。それぞれの正義が交錯する、一気見にふさわしい作品です。

 第1話のタイトル「二千年後の君へ」をはじめとして、本作には数多くの伏線が張られています。一度見た方も、ぜひ2周目で答え合わせをしてみてください。

『進撃の巨人』は、「dアニメストア」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」ほか配信サービスでみることができます。

●『暗殺教室』

頃せんせーが描かれた、「暗殺教室 5」DVD【初回生産限定版】(エイベックス・ピクチャーズ)

『暗殺教室』は、『魔人探偵脳噛ネウロ』の作者である松井優征さんが原作を手がけた作品です。中学校を舞台にしたバトルロワイアルもの……と言いたいところですが、暗殺対象は生徒ではなく、タコのような見た目をした先生、通称「殺せんせー」(CV:福山潤)です。

 殺せんせーは、ある日突然月を爆発させた張本人であり、防衛省から秘密裏にその命を狙われています。しかし彼はなぜか「椚ヶ丘(くぬぎがおか)中学校3年E組の教師になる」と言い出し、E組の生徒たちには「殺せんせーを暗殺する」ミッションが課されたのです。

 設定の時点でツッコミどころたっぷりな本作ですが、特に殺せんせーの強さは思わず笑ってしまうほどです。生徒30人から一斉射撃を受けても、全弾をかわしながら出席を取るうえ、授業も完璧にこなします(通信教育のZ会が、教科監修に入っています)。

 そんな殺せんせーを殺すため、生徒たちも日々暗殺を仕掛けますが、両者の間には徐々に奇妙な絆が芽生えてきます。果たして、生徒たちは本当に殺せんせーを暗殺できるのでしょうか。

『暗殺教室』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「ABEMAプレミアム」ほか配信サービスでみることができます。

■中二病キャラや「泣ける」名作も

ルルーシュが描かれた、『コードギアス 反逆のルルーシュ』キービジュアル (C)SUNRISE/PROJECT GEASS・MBS Character Design (C)2006 CLAMP

●『コードギアス 反逆のルルーシュ』

『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、「ガンダム」シリーズや「マクロス」シリーズとはまた一味違うロボットアニメとして、一世を風靡(ふうび)した作品です。2006年の初放送から15年以上経った今でも、その独特の世界観は広く愛されており、メディアミックスされ続けています。

 日本が属領となり、日本人が「イレヴン」と呼ばれて差別される、独特の世界観のなかで、主人公のルルーシュ・ランペルージ(CV:福山潤)は、「ギアス」の力を使って世界に革命を起こそうとします。

 天才で腹黒いルルーシュの人気の一因は、「中二病キャラ」であることではないでしょうか。「黒の騎士団」を率いるときは、わざわざ長いマントを羽織って、黒い仮面を被ります。また、ギアスをかけるときの「例のポーズ」も、なかなかの中二っぷりです。

 キャラクターの強烈さはもちろんのこと、先の読めない展開も魅力のひとつです。頭脳明晰なルルーシュは、思いもつかないような作戦で敵を制圧しますが、詰めが甘い部分もあり、意外な人物に「ギアス」をかけてしまうこともあります。

 TVシリーズは全50話ですので、年末年始にぜひ。多いと感じる方には、再構成&総集編の劇場版3部作もおすすめです。また、2024年5月には、全4編の劇場版『コードギアス 奪還のロゼ』が公開予定となっています。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」ほか配信サービスでみることができます。

●『Vivy -Fluorite Eye?s Song-』(ヴィヴィ フローライトアイズソング)

歌姫であるヴィヴィが描かれた、『Vivy -Fluorite Eye?s Song-』キービジュアル (C)Vivy Score/アニプレックス・WIT STUDIO

『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』は、『Re:ゼロから始める異世界生活』の原作者、長月達平さんがシリーズ構成と脚本を務める、オリジナルアニメです。主人公である史上初の自律人型AI、ヴィヴィ役を務めるのは『SPY×FAMILY』アーニャ役でおなじみの、種﨑敦美さんです。

 ヴィヴィは普段、テーマパークの歌姫としてステージに立っています。しかし、100年後の未来からやってきたAIのマツモト(CV:福山潤)と出会い、運命が変わります。100年後に起こる「AIと人間との戦争」を止めるべく、AIを滅ぼす時間の旅に出ることになるのです。

 まず目を引くのは、第1話冒頭の惨劇です。とあるテーマパークが火の海になっており、生き残った人間は、陽気な音楽とともにAIたちに殺されます。AIの人権を保障する「AI命名法」が可決され、AIが過剰に発展してしまうと、この未来につながるのでしょう。

 旅の中で、ヴィヴィが歴史の修正点である「シンギュラリティポイント」を改変すれば、この未来は防げます。ただし、改変によって他の人間やAIがどうなっても、勝手に助けることはできません。ヴィヴィは使命との矛盾や計画の意義に悩み、エラーを起こす一面も……。

 制作会社WIT STUDIOが手掛けた本作は、重要シーンの作画に高い評価が集まり、特に第6話は「もはや劇場版」と称されました。AIと結婚する人まで出てきた昨今、深く考えさせられる作品です。

『vivy』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」ほか配信サービスでみることができます。

* * *

 年末年始の時間を捧げるべき「没入作品」は、見つかりましたか。異世界転生……とまではいかないものの、しばし現実を忘れて、作品世界へダイブしてみましょう。その感動はきっと日々の疲れを溶かして、新年からの原動力になってくれることでしょう。

※配信状況は記事掲載時点のものです。
※種崎さんの「崎」は、「大」ではなく「立」が正しい表記

(新美友那)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください