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好きな人もいるよね? 「ゲテモノガンダム」3選 作中でもイジられる奇抜なデザイン

マグミクス / 2023年12月26日 6時10分

好きな人もいるよね? 「ゲテモノガンダム」3選 作中でもイジられる奇抜なデザイン

■凶暴さが伝わってくる? 異形の機体デザイン

 長きにわたって愛され続けているガンダムシリーズのなかには、作中でも「ゲテモノ」や「怪獣」と呼ばれるほど奇抜で特徴的な見た目をしたガンダムが存在します。今回は、およそガンダムには見えない異形のモビルスーツ(MS)を3機紹介します。

ファンが「ゲテモノガンダム」と聞いてまず思い浮かぶのが『機動新世紀ガンダムX』に登場するフロスト兄弟の「ガンダムヴァサーゴ」ならびに「ガンダムアシュタロン」です。そもそも「ゲテモノガンダム」という言葉のおおもとは、作中における主人公の仲間のひとり、ウイッツ・スーがフロスト兄弟のガンダムに対して発したセリフでした。

 ヴァサーゴの腕は大きな爪が付いて伸縮し、腹部に「メガソニック砲」を持ち、パイロットのシャギア・フロストも「私の愛馬は凶暴です」と相手に自ら紹介するほど手ごわい相手です。またアシュタロンはモビルアーマー形態に変形が可能なモビルスーツ(以下MS)で、アトミックシザーズと呼ばれる巨大なマニュピレーターを持つのが特徴です。

 しかし両機のパイロットであるフロスト兄弟は、ニュータイプの失敗作として「カテゴリーF」の烙印を押されてしまった存在です。ヴァサーゴとアシュタロンは「失敗作」の烙印を押しつけた人間や世界そのものへの憎悪を象徴したようなMSでした。

 他の特徴的なガンダムといえば『機動武闘伝Gガンダム』に登場するモビルファイター(同作におけるロボット機体はモビルファイターと呼称、以下MF)も、奇抜なデザインが特徴的です。

 同作には下半身が鐘(かね)の形をした「マンダラガンダム」や、風車を模した「ネーデルガンダム」など、斬新な姿をしているMFが多いのですが、なかでも下半身にガンダムの頭部をかたどった「デビルガンダム」が物語の中心として登場します。

 デビルガンダムは当初、地球の再生を目的とする「アルティメットガンダム」として作られていたのですが、地球に降下した時にシステムが故障したことによって暴走し始めました。そのことにより、目的が「地球の再生」とは反対の「人間抹殺」に変わったため、呼称がアルティメットガンダムからデビルガンダムに変更されたのです。

 さらに強力な寄生能力も持ち、しまいには主人公のドモン・カッシュの母国であるネオジャパンの宇宙コロニーすら取り込んで、「デビルコロニー」というスケールの大きい姿も見せていました。

■まるで「怪獣」や「怪物」のようだと言われるガンダム

生物的なフォルムをしたペーネロペー「HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ ペーネロペー」(BANDAI SPIRITS)(C)創通・サンライズ

 また、2021年6月に劇場アニメが公開された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』にも、怪獣や怪物と呼ばれてしまう異形のMSが登場しています。地球連邦軍のパイロットであるレーン・エイムが搭乗した「ペーネロペー」です。

 ペーネロペーのデザインはロボットというよりも、怪獣や怪物に例えられることが多く、「月刊ガンダムエース」の2016年4月号に掲載されたインタビューのなかで、ペーネロペーをデザインした森木靖泰さんは「ペーネロペーなんかは特にそうで、ラスボス的なイメージはあったと思いますね」とコメントしていました。

 いわゆる「王道」のガンダムらしいデザインからはかけ離れた「ゲテモノガンダム」たちも、一部のファンの間では人気が高く、またアニメなどで見てから何年も経っているのに「なぜか忘れられない」といった声もあり、見る者に強い印象を与えています。一風変わったガンダム機体を改めて見てみると、味わい深い魅力が見えてくるかも知れませんね。

(LUIS FIELD)

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