【迷ったらまず観よう】原作評価「S級」の24年冬アニメ4選 漫画賞総なめ作品も!
マグミクス / 2024年1月2日 21時10分
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■異色のグルメマンガがついにアニメ化!
少し気が早いかもしれませんが、2023年秋アニメを振り返ってみると『葬送のフリーレン』や『薬屋のひとりごと』など、もともと原作評価の高かった作品が順当に話題になっていた印象を受けます。
そして来たる2024年の冬アニメも、原作人気の高い作品が目白押しです。どの冬アニメを視聴するか決めかねている人は、これからご紹介する4つの作品をぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
2024年1月4日(木)に放送スタートするアニメ『ダンジョン飯』は、ドラゴンやスライムなどが登場するファンタジーな世界観でありながら、「飯テロ」要素満載のグルメファンタジーです。原作マンガは「このマンガがすごい!2016」(オトコ編)をはじめとするさまざまな漫画賞で1位を総なめにし、2023年9月におよそ9年半の連載に幕を下ろしました。
基本的に同作は、魔物オタクの主人公であるライオスが、あの手この手で魔物をおいしく調理して食べようとするコメディ作品です。ですが迷宮探索中の食糧問題にスポットを当てたことで不思議なリアリティを演出しており、ネット上でも「『ダンジョンのなかでご飯はどうしてるの?』の答えを描いた斬新かつ画期的な作品」「ダンジョンの各階に生息している魔物の生態とか習性とか味とかがリアルに感じられておもしろい」などと、好評を博しています。
またアニメーションを手掛けるのが「TRIGGER」であることも見逃せないポイントです。『キルラキル』『SSSS.GRIDMAN』『サイバーパンク エッジランナーズ』など数多くのハイクオリティな作品を世に送り出してきたアニメスタジオで、アニメ『ダンジョン飯』のPVだけでもすでに圧倒的な作画の良さがうかがえます。特にマルシルの変顔が完璧……!
また、「食事」シーンの飯テロ級の作画も期待できそうです。原作の話題性、物語のおもしろさ、キャラクターの魅力、アニメーション作品としての質の高さがそろっており、2024年冬アニメの大ヒット作のひとつになることは間違いないでしょう。
■『ダンジョン飯』の対抗馬となる作品は?
こう見えて実は「きらら枠(=やさしい世界)」のような作品? 画像はアニメ『姫様“拷問”の時間です』ティザービジュアル (C) 春原ロビンソン・ひらけい/集英社・国王軍第三騎士団
そのほか、原作の評価が高い冬アニメでは、異世界ファンタジー群像劇『異修羅 -新魔王戦争-』も要注目です。原作はWEB発の大人気ライトノベルであり、2019年に書籍化され、「このライトノベルがすごい!2021」の「単行本・ノベルズ部門」と「新作部門」の両方で、1位に輝きました。
物語の大筋は、人びとを支配していた魔王を討伐した世界で、「修羅」と呼ばれる強い人びとが殺し合いを繰り広げるといった内容です。それぞれの「修羅」たちが紛れもなく最強で、それでいてさまざまな個性を持っている点が、大きな魅力のひとつとなっています。
同じくファンタジー作品でいえば、『姫様“拷問”の時間です』も注目の冬アニメでしょう。「少年ジャンプ+」で累計閲覧数2億PV超えの人気コミックが原作で、王女であり騎士でもある姫様がひたすらさまざまな拷問を受ける物語です。
こう書くと一見物騒な作品に見えるかもしれませんが、魔王の手下たちの拷問がかなりゆるく、そして毎回姫様が幸せになるものばかり。いわゆる「きらら枠」といわれるような気楽に見られる作品として、今以上に人気が出るかもしれません。
恐らく2024年冬アニメの「お色気枠」になると思われる、『魔法少女にあこがれて』も要チェックです。「魔法少女」と呼ばれる少女たちが存在する世界で、魔法少女オタクをやっている主人公の柊うてなが、悪の女幹部「マジアベーゼ」になってしまうところから物語は始まります。
最初は嫌々魔法少女と戦っていた主人公がどんどん女幹部としての才能を開花させたり、その結果相手の魔法少女がなぜか「SMプレイ」に目覚めてしまったりと、飽きさせない展開が特徴です。ただマジアベーゼによる「バトル」という名のSMプレイをどこまでアニメで表現できるのか、心配する原作ファンも少なくありません。
ちなみに、アニメは「TV放送ver.」「あこがれver.」「超あこがれver.」の3バージョンが展開されるとのことです。音声と映像が完全無修正の、「超あこがれver.」はさすがにテレビでは放送できないようですが、正直なところお色気シーンがなくても純粋にバトルコメディとして面白いので、色物枠に収まらない人気アニメになるでしょう。
もちろん原作付きアニメだけでなく、『メタリックルージュ』といったオリジナルアニメも注目されています。2024年も、アニメファンにとっては忙しい年になりそうですね。
(ハララ書房)
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