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【漫画】丈夫なはずのサボテンが不調に 園芸店で「実は大事なこと」を聞き「人間も一緒」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年1月10日 19時40分

【漫画】丈夫なはずのサボテンが不調に 園芸店で「実は大事なこと」を聞き「人間も一緒」【作者インタビュー】

■サボテンのお世話が、自分自身を見つめなおすきっかけに

 近所の雑貨屋で出会った水耕栽培のサボテン。世話も簡単だと聞いたのでさっそく購入し、家で育てているほかの観葉植物の隣に置いてみます。部屋の雰囲気が少し変わり、コーヒーもいつもよりおいしく感じました。1カ月後、全然蕾が大きくならない様子が気になり触れてみると……?

 Sano yuichiさん(@sunamerius)による創作マンガ『サボテンを育ててほんの少し大丈夫になれた話。』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は4000を超えており、読者からは「植物に寄り添っていく姿が素敵でした」「部屋の植物が元気なくしてしまって落ち込んでいたのですが、前向きになりました」「自分と向き合うって大事、とても素晴らしい作品に会えました」などの声があがっています。

 sano yuichiさんは、漫画家のほか、画家、園芸家として幅広く活動中です。2023年9月30日より、KADOKAWA後援の植物マンガ『植物に囲まれて暮らしたい』を連載開始しており、今作はその第2話『水耕サボテン』になっています。

 作者のsano yuichiさんにお話を聞きました。

ーー今作『サボテンを育ててほんの少し大丈夫になれた話。』が生まれたきっかけや、理由を教えてください。

 今作はKADOKAWAの編集さんとの打ち合わせの末に生まれました。身近なようでいてあまり良く分からないサボテンとの具体的な付き合い方をすこしでも多くの方に知ってもらえるようにできるだけ分かりやすく作成しました。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 特にうれしかったのは「紙で欲しい」「お守りにしたい」というコメントです。今作はX(Twitter)で連載していますがゆくゆくは来年度の出版を予定しております。その際にできれば紙の本で手に取っていただいて、植物を育てるお守りにしてもらえたら望外の喜びです。

サボテンの療養に苦戦しながら自分を好きになっていく女性(Sano yuichiさん提供)

ーー今作を描くうえでこだわったポイントや、お気に入りのシーンなどはありますか?

 今作でこだわりのポイントはたくさんまとめて描いたサボテン群です。分かる人には分かるサボテンの具体的な品種を一つひとつ描いています。前回から通してこだわっているのですが、作中に出てくる植物はサラッと流れるようなひとコマでもすべて具体的な品種をイメージして描いています。

「これはアレかな?」などといったコメントも頂戴しているので、そういった楽しみ方もしていただけているようでうれしいです。

 お気に入りのシーンは3ページ目の3コマ目と13ページです。僕は植物とコーヒーが好きでよく一緒に楽しんでいるのですが、そういった植物と関連した日常の何気ない楽しみ方も作中であっさりと描いてゆけたらと思っています。

ーーsano yuichiさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 マンガを描き始めたきっかけは、マンガ学部のある京都精華大学に入ったことが大きかったです。今は専門的な学校などには行かずとも自由に描いてどんどん発表される方が多いと思いますが、自分は大学という環境を介せてよかったなと思っています。今作も大学在学中の植物体験が主人公のベースにあるのでモチーフと描く技術、両方を得ることができたのは幸運でした。

ーー今後、X(旧:Twitter)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 今後は定期的にできれば月に2回ほどの植物マンガ更新と週に2、3回ほど大好きなペンギンの絵を投稿、それから育てている植物の写真をアップしていけたらと考えています。

 自分はあまり、まとまりのないことがらをいろいろとやっているのですがそれでもみてくださる皆様に深く感謝しております。ありがとうございます。

(マグミクス編集部)

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