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えっ、まだ観てないの? 離脱組は知らない、後半が秀逸だった秋アニメ3選

マグミクス / 2023年12月29日 19時10分

えっ、まだ観てないの? 離脱組は知らない、後半が秀逸だった秋アニメ3選

■特殊エンディングが狂いすぎ! 終盤にきてエンジン全開な作品

 豊作ぞろいと評判だった2023秋アニメも、そろそろ終盤です。豊作ぞろいだからこそ、泣く泣く途中で視聴を諦めた作品もあったのではないでしょうか。ただ、後半にその魅力を爆発させた「後半ブースト作品」も、ちらほら見受けられました。ネット上で「怒涛の伏線回収やばい」「激アツ展開になりすぎ」と評判の、「離脱組は知らない、後半が秀逸だった秋アニメ」を3作品、みてみましょう。

※この記事には『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』『ミギとダリ』『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』のネタバレを含みます。

●『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』

 愛城恋太郎(あいじょう れんたろう/CV:加藤渉)は中学校卒業を前に、連続失恋記録100回を達成してしまいます。傷心中の恋太郎が帰りに神社で「高校でこそ彼女を!」と祈ったところ、なんと恋の神様が出現しました。

「高校で出会う運命の人は100人いる」と神様に言われた恋太郎は、高校入学初日から、100人のうちふたりの「運命の人」に出会います。しかしその一方で、運命の人と幸せになれなかった場合、その人は「なんやかんやいろいろあって死ぬ」という条件があったのです。

『君のことが大大大好きな100人の彼女』は、同名マンガ(原案:中村力斗、作画:野澤ゆき子/集英社)を原作としたアニメです。「ラブコメ界のボーボボ」と評される本作は、勢いよくはちゃめちゃなラブコメを展開しますが、後半はまさかのシリアス展開(?)に突入します。

 順調に彼女を増やし、それぞれをしっかりと大切にする恋太郎ですが、後半にとある彼女から急に別れを告げられます。その理由や背景はその後の展開にも深くかかわってくるため、9話以降の展開は見逃せません。

 そしてその後の、意外すぎるヒロインの登場にも注目です。そのヒロインのために作られた第11話の特殊エンディングは、「力を入れる部分を間違えたのでは?」と思ってしまうほどの力作ですので、忙しい方は第11話だけでもぜひご覧ください。

 なお、本作は2期の制作も決定しています。このペースで彼女を作っていると、一体何十期まで続くのか、今後の動向も気になりますね。

『君のことが大大大大大好きな100人の彼女』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」ほかで配信されています。

●『ミギとダリ』

画像は『ミギとダリ』キービジュアル (C)佐野菜見・KADOKAWA/ビーバーズ

 1990年2月、双子の少年ミギ(CV:堀江瞬)とダリ(CV:村瀬歩)は、神戸市北区オリゴン村の児童養護施設で暮らしていました。ある日ふたりは、穏やかな老夫婦に養子として引き取られます。一緒にチェリーパイを焼いたり、庭で肩車したりと、4人はまるで本物の家族のようです。

 しかし、ミギとダリは正体を隠し、老夫婦の前では交代でひとりの少年「園山秘鳥(そのやま ひとり)」を演じていました。部屋のテントのなかで、不敵な笑みを浮かべるふたりの目的は一体、何なのでしょうか。

『ミギとダリ』は、同名マンガ(作:佐野菜見/KADOKAWA)を原作としたアニメです。序盤はそのシュールな作風が評価されていた本作ですが、後半からはとある謎が徐々に明かされ、本格的なミステリー作品へと変わっていきます。

 実はミギとダリの「ひとりのふり」は、後半でバレてしまいます。そのうえ、とある人物の意外な本性が明らかになり、物語は急展開を迎えました。そして、前半ではギャグ展開が多かったものの、そのなかにちりばめられたいくつもの要素が、終盤で回収されていくのです。

 怒涛の伏線回収に加え、成長していくミギとダリの自我についても触れられていきます。第1話と最終第13話のタイトルはどちらも「ミギとダリ」ですが、すべて見終わった頃には、その違いが分かることでしょう。

『ミギとダリ』は、「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」「U-NEXT」ほかで配信されています。

■子供の頃のなつかしさを思い出す『オトナプリキュア』

画像は『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』ポスタービジュアル (C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会

●『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』

 おっちょこちょいで明るく元気な夢原のぞみ(CV:三瓶由布子)は、小学校の教員です。夢だった教員になったものの、校長に「君も子どもじゃないんだから、現実を見なさい」と言われてしまったのぞみは、幼なじみの夏木りん(CV:竹内順子)に話を聞いてもらいます。

 こうして日々忙しく過ごすのぞみたち「元プリキュア仲間」は、ある日偶然再会し、連絡先を交換します。皆表向きは夢を叶えながらも、それぞれに悩みを抱えていたのでした。その一方で突然、人間を襲う謎の影「ーシャドウー」が、街に現れ始めます。

『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』は、『Yes!プリキュア5』の主人公、のぞみたちのその後を描いた作品です。「プリキュア」シリーズの20周年記念施策として制作された本作には、それにふさわしい熱い展開が用意されています。

『ふたりはプリキュアSplash☆Star』の主人公である、日向咲(ひゅうが さき/CV:樹元オリエ)や美翔舞(みしょう まい/CV:榎本温子)など、「プリキュア」シリーズの歴代ヒロインが次々と登場します。オトナになった彼女たちが、それぞれキャリアアップや結婚と仕事の兼ね合いなどに悩む姿も、本作ならではです。

 そして最後の戦いでは、あの伝説のふたりも登場します。映画版さながらの熱い展開に加え、後日談でもビッグニュースが待ち構えているので、本シリーズが未見の方でも楽しめる作品だといえそうです。『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』は、「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」ほかで配信されています。

* * *

 この年末年始を乗り切るためにも、後半まで見ていただきたい3作品をご紹介しました。1日1話ずつでも、ぜひ見てみてください。きっと「最後まで見てよかった!」と思っていただけるでしょう。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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