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まさかこれで終わり…? 不穏な最後を迎えた秋アニメ3選「らしくない」「2期来るか?」

マグミクス / 2023年12月30日 12時10分

まさかこれで終わり…? 不穏な最後を迎えた秋アニメ3選「らしくない」「2期来るか?」

■続編の匂わせなのか? 意味深な不穏END

 アニメ作品を見ていると、思わず「えっ!?」と言いたくなるような、不穏な最終回に出会うことがあります。続編への導線なのか、それとも単に余韻を残しただけなのか……後味が残るだけに、アニメファンの間で話題に上がることもあるでしょう。この記事では、ネット上で「あんな終わり方する?」「どういうことなんだろ……」と評判の、「不穏な最後を迎えた秋アニメ」を3作品、みてみましょう。

※この記事は、『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』『盾の勇者の成り上がり』『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』のネタバレを含みます。

●『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』

 公爵家の令嬢でありながら、無実の罪を着せられたシャーロット・エヴァンズ(CV:早見沙織)は、国を追放され森の中を逃げていました。翌朝、森の中で気を失ったシャーロットを、とある魔法使いが助けます。

 その魔法使いは、「魔王」とあだ名される人嫌いの天才アレン・クロフォード(CV:杉田智和)でした。アレンはシャーロットの不憫な身の上を聞き、彼女を住み込みで雇うことにします。趣味すらない健気な彼女に、アレンは「イケナイこと」を教えようと意気込むのでした。

『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』は、同名ライトノベル(著:ふか田さめたろう、イラスト:みわべさくら/主婦と生活社)が原作のアニメです。案外ゆっくりと仲を深めるふたりがほほえましい本作ですが、最終回ではその幸せに影が差します。

 下ネタ大好き杉田さんと、「女神声優」と呼ばれるクリーンな早見さんが共演する本作は、キャスティングの時点で面白さが透けて見えました。本作でいう「イケナイこと」は、ケーキの大量食いやサンドバッグを殴ることですが、ふたりの仲が深まるイベントも発生します。

 主人公&ヒロインと担当声優のイメージが合いすぎて、もはや中の人そのままでは? と思いそうな本作ですが、楽しい流れは最終回のラストで変わります。シャーロットを追放したセシル王子(CV:古川慎)が追っ手を放ち、「待っていろ、シャーロット」と不敵な笑みを浮かべるのです。

「最近は朝が来るのが楽しみなんです」と言うシャーロットの笑顔を、アレンは守ることができるのでしょうか。

『婚約破棄された令嬢を拾った俺が、イケナイことを教え込む』は、「ABEMAプレミアム」「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」ほかで配信されています。

■『オトナプリキュア』のラストに「2期…か?」の声も

画像は『盾の勇者の成り上がり Season3』キービジュアル(C)AnekoYusagi_Seira Minami/KADOKAWA/Shield Hero S3 Project

●『盾の勇者の成り上がり Season3』

 オタクな大学生である岩谷尚文(CV:石川界人)は、盾の勇者として異世界に召喚され、仲間たちと大きな災い「波」を乗り越えます。さらに四霊のひとつ「霊亀(れいき)」を討伐し、復活を控えたもうひとつの四霊「鳳凰」の戦いに備えようとします。

 しかし、尚文以外の勇者3人は行方不明となり、尚文の領地である旧ルロロナ村も、戦力が不足していました。まずは、各地に散ってしまった旧ルロロナ村の住民たちを呼び戻すべく、一行は資金を調達しに、地下賭博闘技場へと向かいます。

『盾の勇者の成り上がり Season3』は、ライトノベル『盾の勇者の成り上がり』(著:アネコユサギ、キャラクター原案:弥南せいら)が原作のアニメです。最終回では次の戦いへの方向性が示され、尚文が東方の島国クテンロウに向かいますが、その雲行きは怪しいものでした。

 尚文がクテンロウに向かったきっかけは、ラフタリア(CV:瀬戸麻沙美)がクテンロウの天命(王族)の末裔だと判明したことでした。しかし、クテンロウは現天命の地位を万全にするため、ラフタリアを抹殺するための使者を放ちます。

 ラフタリアを守り、鳳凰戦に備えるためクテンロウに向かった尚文でしたが、空には暗く雷鳴がとどろいていました。また、エンディング後のタイトルロゴの「Season3」も、「3」の部分が砂のように消えていき、波乱を予感させる最後となっていました。

 SNS上では「3が消えた後にうっすら4が見える」「4の前に劇場版が来るのでは?」と議論が交わされており、公式からの発表が待たれます。

『盾の勇者の成り上がり Season3』は、「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」ほかで配信されています。

●『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』

画像は『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』ティザービジュアル (C)2023 キボウノチカラ オトナプリキュア製作委員会

 おっちょこちょいで明るく元気な夢原のぞみ(CV:三瓶由布子)は、小学校の教員です。夢だった教員になったものの、校長に「君も子どもじゃないんだから、現実を見なさい」と言われてしまったのぞみは、幼なじみの夏木りん(CV:竹内順子)に話を聞いてもらいます。

 こうして日々忙しく過ごすのぞみたち「元プリキュア仲間」は、ある日偶然再会し、連絡先を交換します。皆、表向きは夢を叶えながらも、それぞれに悩みを抱えていたのでした。その一方で突然、人間を襲う謎の影「ーシャドウー(CV:下崎紘史)」が、街に現れます。

『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』は、『Yes!プリキュア5』の主人公、のぞみたちを中心に、彼女たちのその後を描いた作品です。「プリキュア」シリーズの20周年記念施策として制作された本作は、SDGsをテーマのひとつとしつつ、熱い展開を繰り広げます。

 本作では、「プリキュア」シリーズの歴代ヒロインが次々と登場し、キャリアや結婚に悩みつつも、プリキュアに変身して人々を襲うシャドウと戦います。シャドウを生み出していたのは、身勝手な環境破壊を続ける人類を憎むベル(CV:日笠陽子)でした。

 映画版さながらの熱い戦いを見せた彼女たちは、最終的にベルの理解を得て騒動をおさめます。しかし最終12話のラストカットでは、夜の街で「先のことなんて考えてられねーよ!」と男性が空き缶をポイ捨てし、その缶が黒いもやに包まれ赤い光とともに弾け飛ぶのでした。

 地球の未来を憂いての警鐘なのか、第2期への伏線なのか……。どちらにしろ、その先が気になる幕引きとなっています。

『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』は、「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」「dアニメストア」ほかで配信されています。

* * *

 不穏な最後であればあるほど、その意味や続編を探してしまいます。SNSでほかの視聴者の考察を探してみるのもおすすめです。皆さんはそれぞれの最後を、どう捉えましたか。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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