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実はエリート集団? 『ワンピ』どんどん格式が高くなる麦わらの一味のお家事情

マグミクス / 2024年1月4日 11時40分

実はエリート集団? 『ワンピ』どんどん格式が高くなる麦わらの一味のお家事情

■麦わらの一味のエリートぶりは、出自が明かされていないキャラの過去にも共通するのでは?

 現在最終章に突入した『ONE PIECE(ワンピース)』は、これまで隠されてきた謎が、続々と明かされ始めています。驚きの角度から展開される鮮やかな伏線の回収は、大きな見どころと言えるでしょう。

 そんななか、徐々に明かされてきたのは、麦わらメンバーに関する過去のエピソードです。それらをまとめると、麦わらの一味は、実はなかなかのエリート集団であることがわかってきました。

 まずは言わずと知れた主人公、モンキー・D・ルフィの家系を振り返ってみましょう。ルフィは、海軍の中将であるモンキー・D・ガープの孫であることがわかっています。つまり、そもそもルフィは、海賊を取り締まる立場にある、海軍として育て上げられる予定だったのです。

 もしガープの思惑通りに海兵として成長する未来があったとしたならば、一度ルフィが瞬殺されたあの青キジことクザンが、兄弟子になっていた可能性もあります。これにはどこか、不思議な運命を感じてしまいますが、今や想像もできない関係性でしょう。

 さらにルフィの父・ドラゴンは、ガープが属す世界政府に反する革命軍の総司令ですが、最終章で彼がかつて海軍にいたことも判明しました。Dの一族に関してはまだまだ謎が多く、今後の展開によっては、また新たな血縁関係が発覚してくるかもしれません。

 ルフィの家系は前から有名ですが、ロロノア・ゾロの家系図は、コミックス105巻に掲載された質問コーナー(SBS)についにて判明しました。もともとゾロの出身地であるシモツキ村は、52年前に霜月コウ三郎を含むワノ国からやってきた10名の船員が興した村だったのです。

 10名の船員のうち、霜月フリコという名の女性とロロノア・ピンゾロという男性の間に生まれたのが、ゾロの父であるロロノア・アラシでした。

 また、霜月フリコには霜月牛マルという名の侍がいるのですが、彼こそがヤマトが幼いころに出会った「某」と名乗った侍でした。彼は元鈴後の里の大名であり、ゾロがスリラーバークで戦った霜月リューマの子孫でもあります。

 ワノ国編に登場した大名一族「霜月家」の血を引いているだけでなく、伝説の侍であるリューマの血筋であることが発覚し、ゾロが生まれ持った剣術の才には妙に納得させられた気分です。ちなみにゾロの家系図が判明した質問コーナーでは、ゾロの幼馴染だったくいなも霜月家の人間だったことが発覚しています。

 驚きの過去と言えば、サンジのエピソードは外せません。サンジはノースブルー(北の海)を武力で完全支配したことがある、ジェルマ王国の国王ヴィンスモーク・ジャッジの息子でした。つまり王家の血を引き継ぐ、王子だったのです。

 作中では以前から、クロコダイルとの電伝虫で、自身のことを「Mr.プリンス」と名乗ったり、サンジの手配書だけ「ONLY ALIVE(生け捕のみ)」となっていたりしたことから、勘の鋭いファンなら気づくような伏線が、各所に張り巡らされていました。

 この過去を持つサンジが、ビッグマムの娘であるシャーロット・プリンとの政略結婚騒動に巻き込まれる、ドス黒いお家騒動が描かれたことも記憶に新しいでしょう。

 これだけみても「海軍将校の血筋」「大名家の末裔」「王子」と、海賊という道を選ばなければ、国や世界政府に大きな影響を与えることができる立場の人物ばかりだったのです。しかし、敷かれた道を進まず「海賊」というかたちで集まったこの奇跡は、船長ルフィが放つ天性のカリスマ性が起因しているようにも感じます。

 未だ出生が明らかにされていないナミやフランキーも、実は格式高いお家の出身なのかもしれません。もしくはそれ以上のなにか、根底をくつがえすような衝撃の過去を持っている可能性も、十分に考えられます。今後、残りのメンバーの出生エピソードが語られる日は来るのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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