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『ワンピ』1話はやはり重要な伏線? 意見分かれる「ニカ暴走説」は真実か?

マグミクス / 2024年1月8日 11時40分

『ワンピ』1話はやはり重要な伏線? 意見分かれる「ニカ暴走説」は真実か?

■アニメの「リメイク版」第1話は見逃せない?

 物語の展開予想や考察が盛んに行われている『ONE PIECE(ワンピース)』のなかには多くの人の心を掴んで離さない「トンデモ考察」がいくつかあります。たとえばクロスギルドのメンバーであるサー・クロコダイルの「元女性」説も、そのうちのひとつといえるでしょう。

 そんな「トンデモ考察」のなかでも、ここ最近大きな注目を集めているのが第1話の「ニカ暴走」説です。「さすがに最初からニカの設定まで考えていたはずがない」「第1話はそれだけで完成された物語。謎や伏線の入り込む余地はない」などといった、否定派の意見もよく目にしますが、「ニカ暴走」説を支持する声は決して少なくありません。

 確かにかなり突拍子のない考察にも思えるのですが、なぜこれほどまでに注目を集めているのでしょうか。その理由はやはり、謎多き男「シャンクス」にあるようです。

 第1話でシャンクスは片腕を犠牲にして、近海の主に襲われそうになっていた幼きルフィを守ります。これによってルフィは海の過酷さ、己の非力さ、そしてシャンクスという男の偉大さを知ることになりました。

 決して一筋縄ではいかない、命がけの冒険の始まりを描いた第1話は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)の読者アンケートでも納得の1位だったといいます。連載開始からすでに25年以上が経った現在でも、第1話のインパクトは多くの人の心に刻まれているのではないでしょうか。

 しかしここ最近の展開でシャンクスという人物の謎が少しずつ明らかになり、第1話の見方が変わってきたという人が多いのも事実です。2022年8月に公開された『ONE PIECE FILM RED』では、当時フーシャ村に滞在していたシャンクスがすでに10億ベリー超えの賞金首であったことが判明しました。

 果たしてそんな大物が簡単に片腕を失うものなのでしょうか。シャンクスの片腕を奪った近海の主は、時を経て17歳になったルフィが一撃で仕留めています。そのため幼きルフィが近海の主に襲われそうになった際、シャンクスにとって想定外の何かが起こったのではないか、とする説は意外としっくりくるのです。

 他にもシャンクスが世界政府の中枢に対して影響力を持つ人物であること、「ゴムゴムの実」は政府の船から奪還したものであることなど、意味深な描写が数多く存在しています。これらの事実から、シャンクスは最初から「ゴムゴムの実」が「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル:ニカ」だと知っていた可能性が極めて高いのです。

 かつてチョッパーは、ランブルボールを無理に服用して「ヒトヒトの実」の能力を暴走させてしまいました。さらに動物(ゾオン)系の「悪魔の実」は、覚醒すると人格が取り込まれるケースがあると判明しています。どうも動物(ゾオン)系の「悪魔の実」には、まだまだ多くの謎が隠されているような気が……。

 もしも近海の主に襲われそうになった極限状態のルフィが、「悪魔の実」の力を暴走させてしまったとしたら、それを抑えるためにシャンクスが片腕を犠牲にしたとしてもおかしくはないでしょう。

 余談ですが、先日『ONE PIECE』が完全新作映像で原作1話から再アニメ化することが発表されました。そこで第1話の近海の主のシーンに何らかの手が加えられていたとすれば、「ニカ暴走」説の裏付けになるかもしれませんね。

(ハララ書房)

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