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『名探偵コナン』ジンは「ネタキャラ化」した? 「意外な暴言」「作者も公認」

マグミクス / 2024年1月13日 18時10分

『名探偵コナン』ジンは「ネタキャラ化」した? 「意外な暴言」「作者も公認」

■まさかのブチギレ発言

 2023年の新作映画『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』がシリーズ初の興行収入100億円を突破し、アニメ界隈を盛り上げている『名探偵コナン』の初期からの敵キャラでお馴染みのジンは、『黒鉄の魚影』を経て、注目を浴びているようです。

 ジンは本作の元凶である黒の組織の幹部で、銀の長髪と冷酷な瞳が特徴的な容姿をしています。組織内では主に暗殺と闇取引を担当し、コナンの最大の宿敵といえる存在です。黒の組織関連のエピソードでジンは必ずといっていいほど登場しており、裏切り者や敵対した相手を容赦なく殺害する、王道の悪役キャラとなっています。

 今期の映画『黒鉄の魚影』でもラスボスのようなダークな雰囲気を放っていたに違いない……と思いきや、一部のファンの間では「ネタキャラ化」が加速していました。

『黒鉄の魚影』では黒の組織一同は灰原哀を追う手立てとして「老若認証システム」を利用するも、失敗してしまいます。無駄足を踏まされたジンは、「何が老若認証だ!とんだクソシステムじゃねえか!」と巻き舌気味に怒りを露わにしました。このセリフが「キャラ崩壊してて面白い」と話題になっているようです。

 実はコナンファンの間で、ジンは前々からネタキャラとして定着しています。というのも、ジンは過去にコナンの正体を知った組織幹部をことごとく殺害しており、意図せずに勝機を逃し続けているのです。

 また「原作第1話で弟分のウォッカと遊園地を満喫」「鈴木園子をシェリーと勘違いして慌てふためく」「ポエムを披露する」といった、お茶目な一面も多々ありました。

 冷徹で人間味のなさそうなジンのギャップは当然話題になり、中には彼を「ポンコツ兄貴」「シェリーに会いたいおじさん」と呼ぶファンもあり、愛されています。また『黒鉄の魚影』の劇中では「クソシステム」以外にも、ジンのギャップが見られる場面がありました。

 前述のようなクールキャラのネタ化は、アニメ、マンガによく見られる現象ですが、過剰なネタ化を不快に思うファンも一定数存在します。劇場版やアニメオリジナルになると原作者が監修に携わらないパターンもあり、どこまで「原作」と認識していいのか討論に発展することも少なくありません。ではジンの劇場版のキャラ付けはどうなのかというと、実は全て原作者の青山剛昌先生のお墨付きです。

 「週刊少年ジャンプ」2022年34号と「週刊少年サンデー」2022年35号に掲載された尾田栄一郎先生との対談で、青山先生本人が言及していました。「(劇場版の脚本について)ジンは100%直す」と話しており、今回の「とんだクソシステムじゃねえか!」に関しても、しっかり青山先生の監修が入っていると思われます。

 ジンの「ポンコツ説」はファンの間でもともと好評だったこともあり、「ジンはもはやコナンの味方」「作者監修なら仕方ない!」との声も上がっていました。

 作品によっては、宿敵キャラが主人公と肩を並べるほどの人気になるパターンも多いです。『名探偵コナン』において、ジンは特殊な「愛されキャラ」なのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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