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「黒歴史的敗北」「独自のサイン?」 『刃牙』範馬勇次郎の意外な場面3選

マグミクス / 2024年1月14日 17時10分

「黒歴史的敗北」「独自のサイン?」 『刃牙』範馬勇次郎の意外な場面3選

■最近は「優しい」扱い?

 格闘マンガとして絶大な人気を誇る『刃牙』シリーズでは、「地上最強」の異名を持つ範馬勇次郎が圧倒的存在として君臨しています。ただ、無敵の彼にも、実はあまり掘り返されたくない過去がありました。今回は、作中最強キャラ・範馬勇次郎に関して、たまにネットで話題になっている「意外な場面」を振り返ります。

●『グラップラー刃牙』麻酔銃捕獲事件

 3部『範馬刃牙』での息子・刃牙との「親子喧嘩」で初めて勝ちを譲った勇次郎ですが、それよりも前に「これは負けた場面ではないか」と言われていたのが『グラップラー刃牙』でのとある出来事です。世界中のさまざまな強者が集まる「最大トーナメント編」でトーナメント参加者相手に大暴れした勇次郎が、麻酔銃で「捕獲」されてしまうという事件でした。

 勇次郎が大暴れしたのは、自身が推薦してトーナメントに参加させた天内悠が原因です。天内悠は188cmという長身を生かしたリーチと、脚力の強さを武器に戦う選手でした。勇次郎が推すほどということもあり、1回戦目の相手を難なく撃破します。

 迎えた2回戦目の相手は、「武神」の異名を持つ空手家・愚地独歩です。達人・独歩相手に、天内は関節技で優位に立ち回りました。しかし、何度技を極めても一向にあきらめない独歩のしぶとさを見て、天内は「このままでは死んでしまう」「降参してほしい」と、独歩や主催者・徳川光成に自分の勝ちを認めるよう懇願します。

 その姿勢を見た勇次郎は激怒して試合に乱入し、天内の鎖骨が凹むほどのチョップを食らわせて、髪を頭皮ごと剥がすほどの力で吹っ飛ばしてしまいました。さらに止めに入った敗退者たちを、次々と倒します。

 そこまではまさに最強というべきふるまいだったのですが、その後激昂している勇次郎の不意をつくように麻酔銃で撃たれ、捕縛網と追撃のシロサイ用の麻酔銃の嵐で気絶させられてしまいました。最初の1発を撃ったのは運営が用意した無名のハンターのおじさんで、彼こそが最強ではないかともいわれています。

 作中で唯一の勇次郎が他人に捕らえられた場面のため、「麻酔銃では死なないと分かっているからこそ、実弾相手の時より弱くなってるんじゃないか」「最強すぎて我慢するクセがないから、眠くなったら案外あっさり寝てしまうのでは」など、いろんな説もあるようです。

●『グラップラー刃牙』ドアノブ事件

『グラップラー刃牙』のさらに前の場面では、「ドアノブ事件」も有名です。ホテルに泊まっているとき、勇次郎は部屋の外に何者かの気配を感じ、ドアノブに手をかけます。しかしドアノブをひねろうとした瞬間、向こう側にいる謎の人物から逆にひねり返されました。

 扉の向こうにいる相手に対し、勇次郎も「なんて握力だ」と驚く発言をしており、この瞬間に限っては「パワー負け」をしていたようにも描かれています。

 扉の向こうの謎の人物は、おそらく「超肉体」を持つ医師の鎬紅葉ではないかと言われています。ドアノブの場面の直後に描写された刃牙と徳川の会話でその存在が語られていたため、普通に考えれば彼が勇次郎にドアノブ越しに勝った人物と考えられるでしょう。

 しかし、紅葉は刃牙の「剛体術」で重傷を負って負け、最大トーナメントでは弟の鎬昂昇に敗北しました。その後の紅葉は戦ってすらいないため、「勇次郎が握力で紅葉に負けるわけないから、ホテルでドアノブ握ってたの実は紅葉じゃなくてまだ出てない新キャラ説」などの意見も出ています。

●『刃牙道』勇次郎のファンサービス

 見るからに異常な筋量を持ち、さらに強面で近寄りがたい印象の勇次郎には、「しっかりとファンサービスをした」というちょっと微笑ましいエピソードもありました。3部『範馬刃牙』のラストを飾った親子喧嘩で、世界中に戦いをTV中継され、勇次郎は誰もが知る有名人になってしまいます。

 4部『刃牙道』の初登場シーンでは、サングラスで行動していた勇次郎ですが、その存在感は隠しきれません。対戦を申し込んできた花山薫との会話のなかで、勇次郎は「ガキにサインをせがまれた」とまさかの発言を繰り出します。花山も驚き、「書いたンすか」と率直な質問をぶつけますが、その後答えが明らかになりました。

 路上で青年に色紙でサインを頼まれた勇次郎は、「取り込み中だ…」と言いつつ、一瞬で色紙を指で十字に切り裂いてみせます。大興奮の青年を見て、寡黙な花山も「お優しい」「アレはサインより嬉しい」とニヤつきました。シリーズが進むにつれて、人格者としての場面も増えてきた勇次郎ですが、これがいちばん「優しかった」場面かもしれません。

 ほかにもホテルでマホメド・アライJr.や本部以蔵に挑発されて逃げられたり、郭海皇に死んだふりをされて勝敗をうやむやにされたりと、何度か苦杯を飲まされている勇次郎ですが、「毎回全力でキレてるのがカワイイ」「ホテルでリラックスしすぎて弱くなってるのかな、人間らしい」と本人にとっては黒歴史的場面も人気を集めています。

(マグミクス編集部)

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