『ワンピ』最強は誰だ？ 尾田先生のメッセージから「アレの奪い合い」を予想

■次に戦うのはどの勢力？

　現在『ONE PIECE（ワンピース）』では世界情勢をめぐる怒涛の展開が続き、新たに複数の勢力が登場しました。

　そして、2023年12月27日に開催された「ジャンプフェスタ2024」での尾田栄一郎先生直筆の文章には「あの島」「アレの奪い合い」といった今後の展開を示唆する記述がされ、今後の展開を予想する声が増えています。

　史上最大規模のバトルが展開されそうな雰囲気のなか、「アレの奪い合い」には、どのような勢力が関わってくるのでしょうか。

　まず、海賊サイドからは、四皇のどの勢力が参加してもおかしくないでしょう。現在、麦わらの一味はエッグヘッド島にいますが、尾田先生は「ルフィ達がもし無事にエッグヘッドを出られたら…行きますかねーあの島」「ルフィは止められないかな」と述べていました。そして「そうなったくるともうアレの奪い合いになりますね」と続けていることから、モンキー・D・ルフィたちが「アレの奪い合い」に関わることは確実視されています。

　シャンクス率いる赤髪海賊団はキッド海賊団を壊滅させ、巨人族の国「エルバフ」に停留中の様子が描かれている一方で、マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団は、勝利島にてハート海賊団を打ち破っていました。双方が何を考えているのか、まだ読めませんが、「次はとうとうシャンクスとティーチの四皇対決か？」と期待の声があがっています。

　そして、バギーが部下たちへ「取りにいくぞオ!!!　”ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）”!!!!」と宣言したことから、サー・クロコダイルやジュラキュール・ミホークなどの所属する「クロスギルド」も参戦する可能性が高まってきました。しかし、過去に共闘したクロコダイルや、ゾロと師弟関係にあったミホークなどの関係性によって、「なんだかんだ協力するのでは？」との声もあがっています。

　また、ティーチに敗北して逃亡中のトラファルガー・ローや、シャンクスの「神避（かむさり）」によって重傷を負ったユースタス・キッドも、このままで終わるとは思えません。

　世界政府サイドには「海軍」をはじめ、最高権力者の「五老星」、真の最高権力者として登場した「イム様」、天竜人を護る「神の騎士団」、ロブ・ルッチを筆頭にした諜報機関「CP（サイファーポール）」、コビーの所属する特殊機密部隊「SWORD（ソード）」などそうそうたる面々が控えています。「SWORD」に関して、命令を無視して行動することが可能なため、ルフィたちとの一時的な共闘に期待するファンも少なくないようです。

　また、第三勢力として忘れてはならないのがモンキー・D・ドラゴン率いる「革命軍」でしょう。海軍を敵対視している様子はうかがえるものの、詳しい目的はよく分かっていません。もし、革命軍が「アレの奪い合い」に参戦するのであれば、親子対決、もしくは義兄弟対決がみられるのでしょうか。

　では、彼らは何のために「奪い合い」をおこなうのでしょうか。奪い合う「モノ」については、おおまかに「ロードポーネグリフ」と「ひとつなぎの大秘宝」のふたつに意見が分かれているようです。

　もし「ロードポーネグリフ」の奪い合いが行われるのであれば、「ロードポーネグリフ」の写しが集まっていると考えられている「エルバフ」で、戦いが行われると予想する意見が聞かれます。

「ひとつなぎの大秘宝」を推す意見では、「ラフテル」を舞台に、全勢力が「ワンピース争奪戦」を繰り広げる展開が考えられているようです。

　ひとまず、ルフィたちがエッグヘッド島を脱出することが物語のカギを握るでしょう。世界最大の頭脳、天才科学者ベガパンク（海軍特殊科学班SSGのトップ）がどの勢力に加担するのかも、今後の大きなポイントとなりそうです。

（マグミクス編集部）