24年も人気マンガのアニメ化が多数！「ついに作られた」「続編に感謝」の注目作

■続編も新作も豪華すぎな「マンガ原作アニメ」

　2023年は多くの良作アニメが視聴者を楽しませてくれました。2024年も、昨年に負けないほど期待されているアニメ作品が多数控えています。そのなかから、待望の続編や新作に注目が集まる、大人気マンガ原作のアニメを紹介します。

　やはり見逃せないのが、2023年の春アニメとして大ヒットし、YOASOBIが歌う主題歌も世界的に話題となった『【推しの子】』の第2期です。第1期最終話放送日の2023年6月29日の2期決定特報の発表後には、「そりゃ2期（作られるよね）」がトレンド入りするほど、満場一致の大人気ぶりを見せていました。

　同作はストーカーによって命を絶たれてしまった伝説のアイドル星野アイにとって、最大の秘密である隠し子として産まれた、ルビーとアクアの双子（アイのファンの生まれ変わり）が主人公です。第1期では「幼少期編」から始まり、アクアたちが高校生になってからの「恋愛リアリティーショー編」を経て、ルビー、有馬かな、MEMちょの3人からなるアイドルグループ「新生B小町」のファーストステージが放送されました。

　第2期は、物語が大きく動く「2.5次元舞台編」から始まると予想されています。アイを殺した犯人に復讐を誓うアクアは、手掛かりとなる男への接触を目的とし、人気マンガの舞台化作品「東京ブレイド」に出演することになります。さまざまな想いを抱える舞台俳優たちの、複雑でリアルな人間模様も見どころとなるでしょう。

　人気原作の待望のアニメ化では、「魔法少女」と「ビジネス」の要素をかけ合わせた『株式会社マジルミエ』のアニメ化も外せません。主人公の桜木カナは、社会で落ちこぼれるも、自然災害「怪異」を退治する魔法少女としての才能を見出されたことで、新たな生きる道を見つけます。

　熱い戦いとともにキャラクターたちが成長していく、近年では珍しい形の王道バトルマンガであるのも魅力のひとつです。人の命を守る仕事への責任を胸に秘めた魔法少女たちの戦いを描いた同作は、2024年10月から放送開始予定です。

　オカルト要素を中心に、バトル、コメディ、恋愛など、さまざま要素を含んだ話題作といえば『ダンダダン』も外せません。霊媒師の祖母を持ち幽霊の存在を信じる女子高校生・綾瀬桃と、UFOの存在を信じる男子高校生・高倉健（愛称・オカルン）が主人公です。

　オカルト信仰に対して真っ向から対立するふたりは、パシリをかけてお互いがお互いの信じる超常的存在を証明するため、オカルンは心霊スポット、綾瀬は宇宙人が出没するスポットへと別々に向かいます。そこで待ち受けていた衝撃の事実が、ふたりの運命を大きく動かすことになるのです。

　制作会社は『映像研には手を出すな』などを手がけた「サイエンスSARU」で、早くも「これは期待！」との声が上がっています。同作は『株式会社マジルミエ』と同じく、2024年10月より放送予定です。

（マグミクス編集部）