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「辛すぎる展開」「まさに体当たり」 衝撃とトラウマを再現した「R指定」実写化映画

マグミクス / 2024年1月20日 20時10分

「辛すぎる展開」「まさに体当たり」 衝撃とトラウマを再現した「R指定」実写化映画

■「マンガの神様」が描いた大人向けマンガとは?

 人気マンガの実写化映画は、毎年作られています。そのなかには、客層が狭まることもいとわず、原作の過激な描写を忠実に描いて「R指定」になった作品も存在しました。

 今回は原作で描かれた衝撃的なシーンを再現し、高評価の声が多いR指定の実写映画3つを振り返ります。

●『宮本から君へ』

 都内の文具メーカーで働く営業マン・宮本浩(池松壮亮)の恋や仕事を泥臭く描いたマンガ『宮本から君へ』(原作:新井英樹)は、2018年のドラマ版を経て、原作終盤の物語が2019年にR15指定で映画化されています。しっかりと再現された衝撃的な描写の忠実さに加えて、実力派俳優たちの名演技も注目のひとつです。

 特にラガーマン・真淵拓馬(一ノ瀬ワタル)が、ヒロイン・中野靖子(蒼井優)を襲うシーンは、ネットのレビューをみても「演技ヤバすぎて怖かった」「あそこどうするのかと思ってたら、原作以上に嫌な感じで再現してた」「あのシーンは本当に胸糞」との声があがっていました。他にも、ラストの非常階段の戦いを含む血まみれの喧嘩シーンなども忠実に描かれており、ハラハラしながら鑑賞した人も多かったようです。

●『ばるぼら』

『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラック・ジャック』など数々の有名作品を世に出した手塚治虫先生が1970年代に連載した『ばるぼら』は、2020年にR15指定作品として実写映画化されています。人気小説家・美倉洋介(稲垣五郎)と謎の少女・ばるぼら(二階堂ふみ)の、不思議な共同生活を描き、原作通りのエロティックな描写が多数盛り込まれました。

 本作は、異常性欲に悩まされる洋介のあぶない妄想や、ばるぼらとの関係性に加えて、登場人物の苦悩や葛藤にまで焦点を当てています。ばるぼらを演じた二階堂ふみさんの体当たりの濡れ場シーンもあり、ネット上では「エロとはまた違う美しさがあった」「退廃的な雰囲気がたまらん」という感想があがっていました。ふたりの関係が最後どうなるのか、衝撃のラストまで目が離せない作品です。

 ちなみにメガホンを取ったのは、手塚先生の実子・手塚眞監督です。同作はイギリス・ドイツ・日本の共作で、海外の文芸映画のような音楽や色彩豊かな演出が魅力のひとつといえます。エロティックなシーンでも、芸術的な美しさが散りばめられ、ついつい見入ってしまう作品でした。

●『シグナル100』

 とある高校を舞台に、「自殺催眠」をかけられた高校生36人のデスゲームを描いたマンガ『シグナル100』(原作:宮月新 作画:近藤しぐれ)は、グロテスクで激しい描写を理由に、R15指定で公開されました。同作は学級崩壊したクラスの生徒たちが、担任教師によって「自殺催眠」をかけられるというストーリーです。

「自殺催眠」は「シグナル」と呼ばれ、それぞれの生徒が特定の行動をすることで、直後に自ら命を絶ってしまうという恐ろしいものです。携帯で写真を撮る、ペットボトルで水を飲む、涙を流すなど日常生活で当たり前な行動が禁止されており、破った際は目を背けてしまいたくなるような方法で自らを死に追い込みます。

 自分の舌を引き抜き死亡したり、ドリルで頭を打ちつけたりする凄惨な自殺シーンは、残酷描写が平気な人にとっては本作の大きな見どころでしょう。「原作と少し内容が変わっているのは残念だけどグロさがリアル」「救いようのない展開が残酷」などの感想もあり、トラウマになった人は多いようです。

 主演には橋本環奈さん、教師役は中村獅童さんのほか、小関裕太さん、若月佑美さん、恒松祐里さんなど豪華なキャストが、登場人物の細かい心理描写を見事に演じ切っています。

(LUIS FIELD)

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