1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

『セーラームーン』が鬱エンドって知ってた? 衝撃の幕切れが語り継がれるアニメ3選

マグミクス / 2024年1月28日 17時10分

『セーラームーン』が鬱エンドって知ってた? 衝撃の幕切れが語り継がれるアニメ3選

■抗議殺到したという伝説のバッドエンドとは…?

 創作された物語すべてが、ハッピーエンドで終わるとは限りません。いまだ語り継がれもはや伝説と化した、「鬱すぎ」な最終回を迎えるアニメを3作品、見ていきましょう。

※以降、作品のネタバレやキャラクターの生死に関する記述が含まれます。

●『カウボーイビバップ』

 1998年から翌年にかけ全26話がWOWOWにて放送された『カウボーイビバップ』は、サンライズ製作のオリジナルSFアニメで、日本だけでなく世界各国での評価も高い作品です。2071年の火星を中心とした太陽系を舞台に、ボロボロの宇宙船「ビバップ号」を駆り賞金稼ぎを営む主人公「スパイク」と乗組員たちの活躍を描いています。

 その最終回でスパイクは、過去の因縁に決着をつけるべく、その相手「ビシャス」との一騎打ちに臨みました。戦いはほぼ相打ちに終わり、スパイクは大きくダメージを受け地面に倒れます。そのまま画面は空を映し、輝いている星の消えていく様が描かれました。

 スパイクはそれ以前に、占い師「ブル」から「命消えるとき星が流れる」と告げられていたこともあり、この星の描写が「スパイクの死」を表現しているのではないかと当時、話題になりました。視聴者の間では、スパイクは死亡したという説が濃厚になっています。

●『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』

「ガンダム」シリーズではおおむね、最終的にはどのような形であれ主人公たちが勝利し、事態は収束に向かい終劇、という流れです。しかし『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』では主人公たちが敗北するという幕引きが描かれ、視聴者に大きな衝撃を与えます。

 同作の主人公である「三日月・オーガス」らは、「鉄華団」という組織を結成して世界を変えようと戦いに挑みます。しかし団長の「オルガ」が最終回前に銃撃されて命を落とし、主人公の三日月も最終回で仲間を救うため自らの命を犠牲にしてしまいました。このふたりの死もあり、結局、組織は崩壊するのです。

 視聴者からは悲しみの声が続出します。その後、世界が平和に向かっていく様子を描いてはいるものの、主人公やその仲間たちを見守ってきたファンにとってはつらい結末になってしまいました。

●『美少女戦士セーラームーン』

 1992年スタートのアニメ『美少女戦士セーラームーン』は5期まで製作され、1997年2月まで放送されています。その第1期、通称「無印」の、1993年2月末に放送された最終回が、いまなお語り継がれる衝撃的なものでした。

 その1話前にあたる第45話のタイトルが「セーラー戦士死す! 悲壮なる最終戦」と、もはやバッドエンドへまっしぐらです。そしてそのタイトルに偽りはなく、この回で「セーラームーン」こと「月野うさぎ」以外のセーラー戦士達は全員、死亡退場してしまいました。

 そして最終回では、ひとりになってしまったセーラームーンが宿敵である「クイン・ベリル」と闘います。この最終決戦にセーラームーンは勝利するものの、ベリルを倒すために繰り出した技は自らの命と引き換えにするものでした。つまりセーラー戦士たちは最終回にして全滅してしまったのです。

 その後、うさぎの「普通の生活に戻りたい」という死に際の願いが叶い、うさぎたちは復活、「うさぎたちがセーラー戦士にならなかった世界」が再構築されます。うさぎはじめセーラー戦士たちは仲間として知り合うこともなく、それぞれ平穏な日々へと戻っていきました。すなわち、これまでの1年間の戦いが、全てなかったことになったのです。1年間積み重ねてきた喜びも悲しみも、友情も努力も勝利もすべて無に帰してしまいました。

 この結末をどのように受け取るかは分かれるところでしょう。そこに至る最終2話の衝撃的な展開とあわせ、放送から30年以上が経過したいまなお語り継がれています。

(マグミクス編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください