【推しの子】実写映像化！ 「アイの遺伝子強すぎ」「ヲタ芸する赤ちゃん」は再現可能？

■メインキャラ6人のビジュアル公開！

　Amazonと東映の共同プロジェクトにより、アニメ化もされた人気マンガ『【推しの子】』が実写映像化されることが発表されました。2024年冬、ドラマシリーズがAmazon プライム・ビデオにて世界独占配信され、映画が東映の配給にて劇場公開されます。

『【推しの子】』は2020年より「週刊ヤングジャンプ」にて、原作・赤坂アカ氏、作画・横槍メンゴ氏のタッグで連載されています。また、2023年放送されたアニメでは、原作に忠実なストーリーと繊細で美しい作画、アニメオリジナルのライブシーンなどが話題になりました。オープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBIが書きおろした楽曲「アイドル」も大ヒット。米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも要因となり、世界中で人気を集めています。

　実写映像化にあたり、メインキャラクター6人のキャストとビジュアルも公開されています。主演は櫻井海音。バンドやYouTubeチャンネルの開設などの幅広い活動をはじめ、近年は『VIVANT』(2023／TBS)や『アオハライド Season1』(2023／WOWOW)などにも出演。俳優としても着実にキャリア経て、今作では母であるアイの死の真相を暴くため芸能界に潜り込むアクアを演じます。

　アクアの双子の妹で、亡き母・アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役は齊藤なぎさ。2023年に卒業したアイドルグループ「=LOVE」での活動の傍ら挑んだドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』 (MBS／2022)ゆあ役の怪演が大反響を呼びました。グループ卒業後は映画『交換ウソ日記』（2023）、「最高の生徒～余命1年のラストダンス～」（日本テレビ／2023）へ出演し、女優として活躍しています。

　幼い頃から子役として芸能活動し、ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役は原菜乃華。2009年に子役としてデビューを果たしてから、映画『すずめの戸締まり』（2022）、NHK大河ドラマ「どうする家康」（2023）、映画『ミステリと言う勿れ』（2023）など確かな演技力で話題作に数々出演しています。

「劇団ララライ」に所属する女優で、アクアに恋心を抱く黒川あかね役は茅島みずき。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、「ゼクシィ」14代目CMガールにも大抜擢されました。『教祖のムスメ』（MBS／2022）でのミステリアスな役柄で注目が集まり、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』（日本テレビ／2023）ではヒール役を熱演し話題になりました。

　人気YouTuberとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役は、あの。アーティスト、タレント、俳優、声優、モデルなど広く活動し、若い世代の女性を中心にカリスマ的人気を誇ります。アーティストとして2022年11月にリリースした「ちゅ、多様性。」で2023年末の第74回NHK紅白歌合戦にも出演しました。

●赤坂アカ氏コメント

この度の【推しの子】の実写化にあたりまして、
【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。
そして漫画作品の実写化についても触れています。
良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。
なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。
そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、
キャストの皆様にも制作陣の皆様にも
「本当に大丈夫ですか？」と聞きたくなる気持ちでした。
引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。

芸能界を舞台にした推しの子という作品を、
漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、
本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか
そして出来上がるものはどういうものなのか
私はとても興味があります。
皆様もそうではないでしょうか？

是非その答えを一緒に見届けて欲しいと思っております。

（マグミクス編集部）