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「本気」出しすぎでしょ! 作画&物語が高評価な冬アニメ4選「目が離せん…」「たまんねぇ」

マグミクス / 2024年1月29日 12時10分

「本気」出しすぎでしょ! 作画&物語が高評価な冬アニメ4選「目が離せん…」「たまんねぇ」

■料理専門の作画監督で本気の飯テロ!

 昨今のTVアニメは、ここ数年でまた一段とクオリティの平均レベルが上がったような気がします。2024年1月から始まった冬アニメに関しても、前評判以上にクオリティの高い作品が数多く出そろっています。今回はそのなかでも作画、ストーリーともに高く評価されている注目作をあげていきます。

 まずは「今期屈指の飯テロアニメ」との呼び声が高い、『姫様“拷問”の時間です』です。同作は「少年ジャンプ+」で連載中の人気コミックスが原作で、物騒なタイトルからは想像もつかない優しい世界やテンポの良いストーリー展開、姫様(CV:白石晴香)のかわいらしいリアクションなどが好評を博しています。

 その内容をひと言で説明すると、魔王軍に囚われた姫様が拷問とは名ばかりのサプライズに屈し続けるというほのぼのコメディです。「どんな拷問にも屈しない!」という前フリの後に、美人拷問官であるトーチャー・トルチュール(CV: 伊藤静)などがゆるすぎる拷問を行い、姫様があっさり情報を吐くという流れがお決まりになっています。アニメ第1話では、カリカリふわふわのトーストやタコ焼き、深夜の家系ラーメンなどで、ひたすら食欲を刺激される姫様の様子が描かれていました。

 そんな第1話で特に印象的だったのが、見ているこっちまでお腹が空いてきてしまいそうな料理作画の数々です。それもそのはずで、同アニメには一般的な作画監督に加え、「料理作画監督」という役職も設けられていました。オリジナルアニメ『Do It Yourself!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-』で繊細な作画が評価されたアニメスタジオ「PINE JAM(パインジャム)」による、本気の飯テロアニメといっても過言ではないでしょう。

 キャラクターもみんなやさしくノンストレスな作品ですが、見るときはお腹をいっぱいにしておいた方が良さそうです。

 食べ物の描写に気合いが入った飯テロアニメでいえば、『ダンジョン飯』の存在も忘れてはいけません。制作スタジオがクオリティの高さに定評がある「TRIGGER(トリガー)」ということもあり、料理作画はもちろんアクションシーンにも絶賛の声があがっています。

 そんな同アニメの第3話「動く鎧」は、これまでのエピソードに比べて特に「トリガーらしい作画」が前面に出ていました。基本的に原作マンガのキャラクターデザインを忠実に再現していますが、第3話に関しては動く鎧の群れと大立ち回りをするエピソードだったため、良い意味で崩し気味な作画がハマっていた印象です。またEDには大人気アニメーターのすしお氏が原画としてクレジットされており、こちらも作画ファンのあいだで話題になっていました。

■第1話で「すべて」を持っていった傑作ロボアニメ

画像は『勇気爆発バーンブレイバーン』ビジュアル (C)「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会

 お次はいろいろな意味で話題を呼んだ第1話により、今期最注目のダークホース枠となったロボットアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』です。タイトルから受ける印象は王道のスーパーロボットアニメといった雰囲気ですが、冒頭から想像以上にリアル寄りなロボットの戦闘シーンが描かれ、視聴者を驚かせていました。たとえるなら「マジンガーZだと思っていたらアーマードコアだった」というような衝撃ではないでしょうか。

 まるでミリタリー映画のような大迫力で本格的な戦闘シーンが繰り広げられるのですが、実はこれらはすべて壮大な「前振り」でした。これ以上はネタバレになるのであえて割愛するものの、とにかくまずは第1話だけでも視聴してみてください。

 最後は、『交響詩篇エウレカセブン』をはじめとする数々の名作アニメを生み出してきた「BONES」のオリジナルアニメ『メタリックルージュ』をご紹介します。アクションシーンに定評のあるアニメスタジオの新作SFアクションとあって、放送前から比較的コアなアニメファンから注目されていました。

 そしていざ蓋を開けてみると、期待通りのド派手なバトルアクションが描かれ、「アクションがえげつない」「世界観と映像だけでもたまんねぇ」などと視聴者のあいだで大きな話題になっています。組織やオリジナル技術の名前といった専門用語が多いものの、物語全体の流れは今のところ1話完結で分かりやすく、アクションのかっこよさだけで見続けられます。そして何より主人公のルジュ(CV:宮本侑芽)がかわいいです。

 派手なアクションシーンだけでなく、何気ない日常芝居も丁寧に描かれているので、ルジュやその相棒であるナオミ(CV:黒沢ともよ)の魅力が十二分に引き立っています。

 とはいえ作画や物語のクオリティが高いからといって、その要素が大ヒットにつながるとは限りません。むしろダークホース的な作品の人気が爆発することもあるのが、アニメ業界の難しいところです。現在注目を浴びているハイクオリティアニメは、どれだけ成功を収められるのか、注目していきましょう。

(ハララ書房)

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