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15年越しの種明かしも! 『ワンピース』読者を興奮させた「秀逸すぎる伏線回収」3選

マグミクス / 2024年2月13日 11時40分

15年越しの種明かしも! 『ワンピース』読者を興奮させた「秀逸すぎる伏線回収」3選

■どこまで解決済み? すでに回収完了していた『ONE PIECE』の伏線

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の『ONE PIECE』は物語が最終章に突入し、伏線に関する議論が加速しています。25年以上続く長期連載作品だけあって、過去の伏線を見返したり、調べたりするのはなかなか大変です。

 そこで今回は、すでに回収済みの伏線のなかでも、とくにファンの間で注目を集めたものを振り返ります。

 さりげなく張られた伏線として話題になったのが、白ひげ海賊団二番隊の前隊長の存在です。白ひげ海賊団の二番隊隊長は、ルフィの義兄であるポートガス・D・エースが就任していましたが、その前は別の人物が隊長を務めており、エースが就くまで長期にわたって欠番だったことが、単行本57巻で明かされています。

 二番隊長の前任者が誰だったのか気になるところですが、2019年発売の単行本96巻にて9年越しに明らかになります。その正体は本編の20年前に、白ひげことエドワード・ニューゲートを魅了し、ロジャーを惚れさせたワノ国伝説の侍・光月おでんでした。

 白ひげ海賊団の二番隊長は長らく欠番だったという事実から、おそらく前任者は船員たちに愛されており、ただ者ではないと噂されていました。白ひげがその心意気を買って、弟として迎え入れたおでんが正体であれば、納得の欠番だったと分かります。

 同じように、長い時を経て判明した重大な伏線が、黒ひげことマーシャル・D・ティーチにまつわる「黒ひげが人の倍の人生を歩んでる」という言葉の意味についてです。

 これについては「二重人格」「心臓が2つある異形構造」など、読者の間でさまざまな考察が飛び交いました。

 45巻で登場したこの伏線が回収されたのは、それから約13年後に発売された単行本96巻のことです。ロジャー海賊団と白ひげ海賊団による三日三晩の激突の際に、当時ロジャー海賊団の見習いだったバギーが、「生まれてこの方一度も眠った事がねぇんだとよ」とティーチについて証言していました。

 このバギーの発言を聞いたシャンクスは、「人生”倍”楽しいのかな!!」と羨んでいましたが、眠ることがないという体質が判明したことで、「倍の人生を歩む」というティーチに関する伏線が回収されました。

 また、約15年後に回収されて盛り上がりを見せた伏線といえば「空島のポーネグリフに刻まれたロジャーのメッセージ」があります。

 空島編が収録されている32巻で、ロビンが黄金の鐘の下に刻まれた古代文字のポーネグリフを読み、最後にこのメッセージを記したのがゴール・D・ロジャーであることが明らかになります。この古代文字は800年以上前から光月一族に受け継がれてきた文字であり、なぜロジャーが古代文字を知っていたのか、長らく謎に包まれていました。

 しかし96巻収録の966話の最後で、空島のポーネグリフに文字を刻んだのは、当時ロジャー海賊団とともにいた光月おでんだったことが判明します。

 ロジャーがメッセージの内容を伝え、おでんが光月家に伝わる古代文字で刻んだという秀逸かつ胸熱な展開は、多くの読者を魅了したことでしょう。

 読者も忘れていたような伏線を見事に回収する作者・尾田栄一郎先生の手腕に、今後もさらなる期待が寄せられます。

(マグミクス編集部)

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