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郵便物が盗まれる? ポスト投函での見逃がしがちなことに「ゾッとする」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年2月6日 20時50分

郵便物が盗まれる? ポスト投函での見逃がしがちなことに「ゾッとする」【作者インタビュー】

■ポストの奥までしっかり入れることが大切

 るかぽんさん(@rukapon)には、ポストに投函した郵便物が相手に届かなかった経験があります。その理由について検証・考察していたところ、郵便ポストの構造上、特に大きな荷物は内部でフレームに引っ掛かって「下まで落ちない」ことに気付いたそうです。投函口から再び簡単に取り出せる状態となるため、悪意がある人が郵便物を盗み出せてしまいます。

 この経験を踏まえて、郵便物をポストに投函するときには奥まで手を入れてから離し、下へ落ちた音をしっかりと確認するようになってから、郵便事故は0件になったようです。るかぽんさんは、注意喚起の意味も込めて、このエピソードをマンガに描いてX(旧:Twitter)に投稿しました。

 読者からは「驚きました。そういうことがあるんですね」「読んでゾッとしました」「近所でも年末年始にポストの入り口に封書が引っ掛かってたな……」「これ最近ちゃんと確認してなかったから、ちゃんとやろう」といった大きな反響がありました。トラブルに巻き込まれないためにも、しっかりと覚えておきたいエピソードです。

 作者のるかぽんさんに、お話を聞きました。

ーー今回のエピソードは、どのような経緯で公開されましたか?

 フリマアプリで売れたお品物を発送したときに、その荷物が郵便事故で購入者さんに届かなかったことがありました。オタクなのでフリマアプリはけっこう利用していて、発送件数は数千件以上になるほどお取引しているのですが、事故にあったのは過去から現在までもその時だけでした。それで、ほかの発送時と何が違ったのかな……と考えたときに、思い当たることをマンガにまとめました。

ーー作品に対する反応で、特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

「大事なものは郵便局窓口から出そう(出すべき)」というお声が多かったです。確かにそのほうが安心なので、私も貴重なものは郵便局から出しますし、追跡番号の残る発送方法を利用するようにしています。今回も追跡番号の付いた発送方法だったのですが、ポストのなかで行方不明になって残念ながら追跡の意味がなく、それ以降は自衛するために必ずマンガの最後に描いたような「パタパタ作戦」をしています。

ーーとても貴重な役立つ内容でした。マンガのなかでは描き切れなかった補足情報や、作品の制作と公開を通じて、あらためて感じたことなどがありましたらお願いします。

 今回事故にあった郵便物は、追跡番号の付くクリックポストという発送方法を利用したものでした。クリックポストはパソコンなどからあらかじめ発送先と発送元を登録し、ネット経由で支払うことでほかの発送方法よりお得な価格で送れるものです。専用の宛名ラベルを出力しないといけないので、プリントできる環境作りが必要ですが、自宅になくてもコンビニでの出力で大丈夫です。

 しかし、今回は街なかのポストを利用した時に第三者に盗られてしまったのか行方不明になってしまったので、追跡番号が機能しませんでした。たしかにポストに入れたのに、郵便局員に回収されてない状態です。

 フリマアプリでのお取引は当然こちら都合で終了しなくてはならず、品物は消えたのに代金はもらえない状態で終わりました。幸いそんなに高くなかったのが救いですが……。私だけが出品しているようなものでもなかったので、購入者さんは別の人から購入できたと思いますが、時間を取らせてしまい申し訳なかったです。

 また、もうひとつ幸いしたことがありました。発送料がかからなかったことです。クリックポストは郵便局員が引き取ってはじめて料金が発生します。なので、ポストのなかで行方不明になると料金は請求されず、不幸中の幸いでした。これが切手を貼る普通郵便であれば、郵送料までマイナスになります。

 今はフリマアプリで簡単に匿名配送できるシステムがありますが、その場合ポストのなかでの行方不明では発送したことにならなくて補償が受けられなかったという体験談を目にしたこともあります。自分の利用している発送方法はどの段階まで行くと発送料金がかかり、補償が受けられるのかを確認しておくと、より安心だと思いました。

Amazon Kindleにて無料で読める『腰痛トラブル漫画』(るかぽんさん提供)

ーーるかぽんさんがマンガを描き始めたきっかけを教えて下さい。

 物心つく前から絵を描くのが好きだったようです。幼稚園や小学校の低学年の頃はノートに鉛筆で描いているだけでしたが、中学年の頃に周りのお姉さんが同人で活動しているのを知り、私も同人活動がしたくなって作品を完成させるようになりました。最初はストーリーものの一次創作や二次創作をやっていたんですが、結婚したあたりで実話ベースのエッセイマンガを描き始め、今に至ります。

ーーるかぽんさんの著作には、Amazon Kindleで読める『腰痛トラブル漫画』もあります。よろしければ、そちらについても、ぜひご紹介をお願いいたします。

『腰痛トラブル漫画』では、私がコミケをきっかけに酷い腰痛になったことを描いています。治療過程を誤って過ごしたせいでどんどん悪化してほぼ寝たきりみたいになってしまった状態から、奇跡的に回復するまでの実話マンガです。

 私がつらかった時期にほかの方の闘病ブログに勇気付けられたのをきっかけに描いたので、何か病気や不調を抱えている方に届けば良いなと思っています。約200ページとちょっと長いのですが、最後まで無料で読めますのでよろしかったらご覧いただけたら幸いです。

ーー今後、X(旧:Twitter)で発表される作品については、どのように活動していきたいとお考えでしょうか?

 ほかの方のプラスになったり楽しくなったりするような体験談や豆知識系のマンガを載せていく予定です。猫が好きなので、猫が出てくる一次創作もたまにかけたら良いなと思っています。

(マグミクス編集部)

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