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悟空のセルへの「コンボ技」は今も賛否あり? 「主人公ぽくない」「卑怯では」

マグミクス / 2024年2月6日 17時50分

悟空のセルへの「コンボ技」は今も賛否あり? 「主人公ぽくない」「卑怯では」

■あまりにも不可避な技?

 さまざまな技が登場するバトルマンガ『ドラゴンボール』には、賛否を巻き起こした展開も存在します。一例としては、孫悟空VSセル戦の一幕で放たれた悟空のコンボ技、通称「瞬間移動かめはめ波」でしょう。「悟空らしからぬ卑怯な技」「それくらいの強敵相手だからしょうがない」と、ネット上で賛否分かれる奇襲攻撃とはどんなものだったのでしょうか。

 まずは、この技に至るまでの展開をおさらいしましょう。悟空はフリーザとの戦いに勝利したあと、戦地だったナメック星が爆発する寸前にギニュー特戦隊が乗っていた船に乗り込み、生き残ることができました。

 ギニューたちが攻めようとしていたヤードラット星にたどり着いた悟空は、不思議な術の使い手であるヤードラット星人から「瞬間移動」を習得します。この技は、「悟空が知っている人物の気を感じ取ることができれば、その相手の場所まで移動することが可能」というかなり便利な技です。この瞬間移動自体に対しても、一部の読者からは「チートになりすぎないよう移動の制限や制約を設けるべきだったのでは?」という声がありました。

 そして、ついに「瞬間移動かめはめ波」が放たれたのは、完全体になったセルとの戦いです。人造人間17号と18号を吸収し完全体になったセルは、「精神と時の部屋」で修業する悟空を待つために10日の猶予を与え、「セルゲーム」という武道大会を開きます。

「セルゲーム」でセルが勝利した場合、世界中の全ての人間が殺されてしまうという絶体絶命の状況でセルに立ち向かった悟空は、上空から地上にいるセルに向かってかめはめ波を撃つように見せかけました。しかし、悟空の角度から放てば、かめはめ波のパワーで地球が破壊されてしまいます。

 味方であるピッコロやクリリン、ベジータさえも「撃つつもりだ……!」と勘違いさせた悟空は、瞬間移動でセルの至近距離に移動しました。そこから回避困難なかめはめ波を放ち、セルの上半身を吹き飛ばします。

 この攻撃では高い再生能力を持つセルを倒すことができなかったものの、読者から「戦闘の駆け引きがうますぎる」「あんな演技ができるとは」といった声が上がるなど、戦闘民族としてのセンスがうかがえる一戦でした。この技が使われた401話のタイトルが「かめはめ波フルパワー」だったため、単に全力のかめはめ波を放つと思って驚いた読者も多いのではないでしょうか。

 印象的な場面ですが、あまりにも強力すぎる合わせ技であるがゆえに、「ちょっとチートすぎてズルく見える」「ヒーロー感がなくてガッカリした」「セルに対して殺意がありすぎる……。悟空らしくない」と、定期的に話題になる技として知られています。

 一方で、亀仙人が「悟空は勝てん」と言うほどの強敵であったセルが相手ということもあり「地球の命運がかかってるんだから当然でしょ」「あの状況では最善の選択だった」「なんとしても勝つっていう意思が見えて良かったけどな」と、肯定する意見も少なくありません。

 ちなみに、アニメ『ドラゴンボールZ』のオリジナルエピソードでも、「あの世一武道会」で悟空が「瞬間移動かめはめ波」を使用したことがあります。この時の相手もかなりの強敵で、地獄で暴れるフリーザやセルを倒した「パイクーハン」というキャラクターでした。賛否を巻き起こす技ではありますが、悟空の強力な武器であることは間違いありません。最新作アニメ『ドラゴンボールDAIMA』では使用されるのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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