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主人公じゃ…ない? 初見の9割がだまされるアニメ3選「不憫すぎ(泣)」

マグミクス / 2024年2月2日 16時50分

主人公じゃ…ない? 初見の9割がだまされるアニメ3選「不憫すぎ(泣)」

■視聴者を巧みに欺いた「主人公詐欺」アニメ

 アニメの主人公は、ジャンルにはよるものの、作品のキービジュアルや、DVDパッケージなどの表紙を飾ることの多い存在です。また、物語の中心人物であるため、作品の評価に大きな影響を与える存在でもあります。しかし作品によっては魅力的なキャラクターが多すぎるあまり、主人公が誰だか分からない、という事態が発生することも珍しくありません。多くのファンが「主人公を勘違いした」と思われる作品を振り返ります。

 2023年にTVアニメが放送されて話題となった『【推しの子】』も、そのうちのひとつです。『【推しの子】』の「顔」であり、作中キャラでもっとも知名度が高いのが「星野アイ」です。紫がかった黒のロングヘアと、瞳に星状のハイライトが入ったビジュアルは非常に特徴的で、『【推しの子】』を知らない人でも一度は目にしたことがあるでしょう。

 ですが、『【推しの子】』の主人公は、アイが産んだ双子の兄であるアクアです。加えて、妹のルビーのW主人公であるとファンの間でとらえられています。原作マンガの単行本1巻の表紙や、TVアニメ1期のティザービジュアル、主題歌「アイドル」のPVでアイがメインを務めていますが、彼女は主人公ではなく、序盤以降には回想シーンなどでしか登場していません。

 作中におけるアイは、ふたりの子供の成長を見届けることなく、亡くなってしまいます。アニメでは初回放送の90分の拡大スペシャルにて、早くもアイの退場までのストーリーが描かれました。ネット上では「しょっぱなから退場させるとは思わなかった」、「この子って主人公じゃないの!?」と驚きの声があがりました。

 一方で、マンガ原作のファンも「主人公を勘違いしていた」と驚く声が多いのが、2015年と2017年にTVアニメが放送された『血界戦線』です。ED曲である「シュガーソングとビターステップ」が人気を集めた作品です。

 ED映像では紫色の髪に糸目の少年、レオナルド・ウィッチがセンターに描かれているため、彼が主人公であるイメージが強いかもしれません。しかし原作においての本来の主人公はレオナルドではなく、秘密結社ライブラのリーダーであるクラウス・V・ラインヘルツです。

 レオナルドはあくまで読者の代弁や解説を担当する、語り部に近い立ち位置です。いわゆる『シャーロック・ホームズ』における、ワトソンのようなポジションのキャラクターだったのです。

■まさかの後半で逆転? シリーズ屈指のふびん主人公

劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』メインビジュアル (C) 創通・サンライズ

 主人公が異例の入れ替わりを果たした作品もあります。2024年1月26日に劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が公開された「ガンダムSEED」シリーズはその代表例です。シリーズ第2作の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、シン・アスカ、第1作の主人公だったキラ・ヤマト、アスラン・ザラらを中心にストーリーが展開されます。『SEED DESTINY』では、主人公の座をめぐる一連の騒動がファンの間で伝説となっているのです。

 もともと『SEED DESTINY』はキラに代わり、シンが主人公として物語が始まりました。ですが、ストーリー後半でシンがキラと対立したことで空気が一変します。シンは徐々にキラのかませ犬役のようになっていき、キーマンであるギルバート・デュランダルとの決着もキラが持っていきました。

 さらにEDで流れるクレジットでのシンのキャスト順は、最終的にキラ、アスランの次に落とされてしまいます。クレジットの一番上から3番目にまで転落してしまったシンについて、ファンの間では「『ガンダム』史上もっとも気の毒な主人公」として語られてきました。

 近年、「1話切り」という言葉をよく見かけるようになりました。1話で視聴をやめてしまい、予想を上回るインパクトの作品を見逃してしまわないようにチェックしたいですね。

(マグミクス編集部)

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