『パルワールド』がスマホで遊べる！ あまり知られていない「すごいサブスク」をオススメ

■大人気の『パルワールド』をスマホで遊ぼう！

　2024年1月19日にリリースされた『パルワールド』はかなりの人気を集めています。売上本数は1200万本を越え、Steamの同時接続者数は200万人オーバーの大盛りあがりの状態です。

　ただし、本作は記事執筆時点ではPC（Steam）およびXboxでしか遊べません。それゆえに「遊んでみたいけどプレイできない！」と歯がゆい思いをしている人も多いはず。

　しかし、「Xbox Game Pass」というサブスクリプションサービスを利用すると、クラウドゲームの形式で（つまりスマホで）『パルワールド』を遊べてしまうのです。少し準備は必要ですが、興味がある方はぜひ試してみて下さい。

　さて、ここからはその手順を紹介していくのですが、まず事前にコントローラーを用意しておく必要があります。『パルワールド』はタッチ操作ではプレイできないので、スマホ用コントローラーかXboxコントローラーが必要となるのです。

　また、iOSとAndroidでは少し遊び方が異なります。iOSの場合は以下のような手順で、下準備を済ませましょう。

・ブラウザで「Xbox.com/play」にアクセス
・共有ボタンを選択し、「ホーム画面に追加」を選択

　Androidの場合、アプリストアから「Xbox Game Pass」をダウンロードする必要があります。

　下準備が終わったら、アプリを起動（もしくはサイトにアクセスして）アカウント画面からマイクロソフトアカウントへのサインインを行いましょう。マイクロソフトアカウントを持っていない場合は、画面の指示に従うことで作成可能です。

　その後、サブスクであるXbox Game Passへの加入を求められます。このサービスにはいくつかのプランがありますが、『パルワールド』をスマホで遊びたい場合は「Game Pass Ultimate」を選択しましょう。通常月額1210円ですが、2週間100円のキャンペーンが実施されていることもあります。

　Game Pass Ultimateに加入したら準備完了。『パルワールド』を選択してゲームを起動すれば、広大なパルパゴス島での冒険が待ち受けています。

■遊べるのは『パルワールド』だけじゃない！　人気大作ゲームも定額で遊べるサブスクのすごさ

Xbox Game Passに加入すると国内外のいろいろな人気ゲームを定額でプレイ可能。Xboxはもちろん、PC・スマホにも対応している 画像はXbox公式サイトより

　なお、スマホで『パルワールド』を遊ぶ際にはいくつか注意点があります。クラウドゲームなので端末のスペックはそこまで関係ありませんが、インターネット回線が安定しないと画質が落ちたり表示が乱れる可能性があります。

　スマホは画面が小さいので文字が読みづらい可能性もあります。タブレット端末のような大きめのディスプレイで遊ぶとより快適になるでしょう。

　Steam（PC）版『パルワールド』は32人まで集まれるサーバーがありますが、Xbox（クラウド）版は4人でのマルチプレイのみに対応しています。また、記事執筆時点ではクロスプレイ（ハードの垣根を越えて一緒に遊ぶこと）にも対応していないので、Steam版のプレイヤーとXbox版のプレイヤーは一緒に遊べません。ただし、今後のアップデートでクロスプレイには対応予定とのこと。

　このようにいくつか注意点はあるものの、スマホで『パルワールド』が遊べるのは間違いありません。また、Xbox Game Passは加入していれば、ほかの対象タイトルもすべて遊び放題なのも嬉しいポイントです。

　たとえば、PlayStationの名作を現代の技術で蘇らせたサバイバルホラー『バイオハザード RE:2』、死にゲーから大きな影響を受けたダークファンタジーなアクションRPG『Lies of P』、そして人気シリーズの『龍がごとく7 光と闇の行方 インターナショナル』なども遊べます。

　さらに、『スカイリム』や『Fallout 4』で知られるベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG『Starfield』にいたっては、発売日と同日にサブスクで遊べるようになっていました。今後は『ペルソナ3 リロード』も発売直後からサブスク入りしますし、人気のインディーゲームもいろいろと遊べるわけです。

　各タイトルはいずれサブスクの対象から外れる可能性があることには注意が必要ですが、いずれにせよXbox Game Passはいろいろなゲームを定額で遊べるなかなかすごいサービスであることは間違いありません。興味がある方は触れてみて下さい。

（すすだま）