平成初期生まれは歓喜? 今も「Switch」で遊べるスーパーファミコンのゲーム
マグミクス / 2024年2月7日 18時10分
![平成初期生まれは歓喜? 今も「Switch」で遊べるスーパーファミコンのゲーム](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/magmix/magmix_211897_0-small.jpg)
■ハイクオリティなグラフィックと個性豊かな敵キャラ
平成初期生まれの筆者のような方々は、少年時代を振り返って身近にあったゲーム機といえば、真っ先に任天堂の「スーパーファミコン(以下、SFC)」を思い出すかもしれません。学校が終わって家にいる間はさまざまなソフトに没頭し、お世話になったゲーム機のひとつです。
今となれば懐かしいシリーズが揃っていたSFCのソフトですが、近年はNintendo Switchの有料サービス「Nintendo Switch Online」に加入することで過去の名作を手軽にプレイできます。今回は、世代なら懐かしさがこみ上げる、「Switch」でプレイ可能なタイトル3つを振り返りましょう。
●『スーパードンキーコング』シリーズ(1、2、3)
SFCのソフトのなかで、アクションゲームの代表作といって過言ではない『スーパードンキーコング』シリーズは1から3まで登場しており、Nintendo Switch Onlineには全作がそろっています。
シリーズ1作目『スーパードンキーコング』のソフトは、1994年に発売されました。力自慢の「ドンキー」とすばしっこい「ディディー」の2タイプのキャラを操作して、各ステージの敵キャラや仕掛け、さらにボスステージを乗り越えながら最終ボスの「キングクルール」を目指します。ちなみに、ドンキーとディディーの目的は、「キングクルールに盗まれたバナナを取り返す」ことです。
筆者の初プレイの印象として、まず驚いたのは映像が予想以上にきれいだったことです。立体感と躍動感がある、今までに感じたことのないグラフィックに引き込まれました。
また味方はゴリラのドンキーやディディーなのに対し、敵キャラはワニやビーバー、ハチ、ヘビなど多様な生物で構成されています。マッチョなワニ、ヘルメットを被ったワニなど、個性豊かな敵キャラも引き込まれるポイントのひとつでした。さらにステージのどこかに隠しステージも用意されているため、やり込める要素も十分にあったのです。
そして続編の『スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー』(1995年)ではドンキーコングがキャプテンクルールにさらわれ、それを助けるために前作のディディー、新キャラのディクシーを操作してクリアを目指します。
『ドンキー2』でよく覚えているのは、いわゆる裏面といわれる「ロストワールド」の5ステージで、すべてクリアしないとラスボス戦にたどり着けません。真のラスボス戦である「ふたたび!キャプテンクルール」は楽にクリアできましたが、思い返してみると、ロストワールドの各ステージをクリアするのが手こずったような気がします。
そして3作目『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』(1996年)ではドンキーとディディーを探すため、『ドンキー2』のディクシーと赤ちゃんコングのディンキーのコンビで冒険に繰り出します。『ドンキー2』と同様に『ドンキー3』も裏面に通ずる隠しステージを出すまでに苦労した方も多いのではないでしょうか。ある箇所を何周か回ると、突如として現れるのですが、そこに行きつくまでかなりの時間を要しました。
この機会に『スーパードンキーコング』シリーズの雰囲気を思い出したい人は、1度プレイしてみてはいかがでしょうか。
■友達と真剣勝負、トラウマになったラスボス
●『星のカービィ スーパーデラックス』
スーファミ用ソフト『星のカービィ スーパーデラックス』(任天堂)パッケージ画像 (C)1995 HAL Laboratory, Inc. / Nintendo.
『スーパードンキーコング』シリーズのほかに、やり込んだアクションゲームといえば『星のカービィ スーパーデラックス』(1996年)です。6つに構成されたゲームモードのクリアを目指す同作の醍醐味といえば、「カービィのコピー能力」ではないでしょうか。
たとえば石化して相手を潰してしまう「ストーン」や、エナジーを放出する「プラズマ」などさまざまな能力が揃っていました。好みの能力を探した人も、きっと多いはずです。個人的には、爽快な爆弾攻撃がクセになる「ボム」が好きでした。
またアクションゲームとして遊べるほかに、タイミングを見計らうゲーム「かちわりメガトンパンチ」「刹那の見斬り」の2種類も用意されていて、これは友達と一緒によくプレイした思い出があります。刹那の見斬りは合図が出たら、いち早くボタンを押した方が勝ちになるというシンプルなゲーム性なのですが、それでも白熱するほど没頭していました。
刹那の見斬りに思い入れがある人は多いようで、ネット上には「最高難易度でメタナイトに勝ったときは絶叫して喜んだ」「友達と日が暮れるまで勝負した」といった声もあがっていました。
●『MOTHER2 ギーグの逆襲』
RPGといえばファンタジーな世界観が主流のなか、それらと一線を画したことで注目を集めた『MOTHER』シリーズの2作目『MOTHER2 ギーグの逆襲』(1994年)は、SFCの名作としてたびたび名が上がります。コピーライターの糸井重里さんがプロデュースしたことでも有名な1作です。
主人公は『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでもお馴染みのキャラである「ネス」で、舞台は199X年の地球でした。ネスの家の近くにある裏山に巨大な隕石が落下し、その落下現場を見に行くところから物語が始まります。
プレイ方法は一般的なRPGと一緒で、レベルを上げながら超能力「PSI」を覚えてモンスターやボスを倒しつつ話を進めていきます。また、現実社会と近い世界観なので、お金をATMから下ろしたり、ネスのパパに電話をかけることでセーブできたりする点も、同作のユニークなポイントです。
ラスボスの話ばかりになってしまいますが、鮮明に覚えているのはラストステージで戦った「ギーク」戦です。映像とBGMで恐怖心を煽るような演出で、恐ろしい思いをしたプレイヤーも多いでしょう。これからプレイする人のために具体的な方法は伏せておきますが、倒し方も特殊すぎて苦労した記憶もあります。
ちなみに、前作のファミコンソフトである『MOTHER』(1989年)もNintendo Switch Onlineでプレイ可能なため、未プレイの人は順に遊んでみてはいかがでしょうか。
(LUIS FIELD)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
インサイド / 2024年7月23日 12時0分
-
任天堂、「ファミコン風」新作で示した"新しい一手" 懐かしいだけじゃないゲーム「ファミコン世界大会」
東洋経済オンライン / 2024年7月20日 12時30分
-
『ファミコン世界大会』の「抜け道」対策が話題にーショートカットできる「あの道」を通るとどうなる?
インサイド / 2024年7月18日 15時45分
-
『ドラクエ』3、4のファミコン世代には違和感? リメイク版で追加されたまさかの「無双装備」
マグミクス / 2024年7月17日 21時25分
-
ファミコン Nintendo Switch Onlineに一挙7タイトル追加!『ゴルフ』や『マッハライダー』『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』など懐かしの名作が集う
インサイド / 2024年7月4日 10時45分
ランキング
-
1なるほど、わからん! VTuberによる“奇想天外なDIY”にツッコミ殺到 「何が起きてる?」
ねとらぼ / 2024年7月26日 20時0分
-
2お蔵入りかと……ミセス、炎上した楽曲「コロンブス」まさかの形で公開 「色んなことがあったけど」「嬉しくて涙が」
ねとらぼ / 2024年7月26日 17時48分
-
3ニコニコ動画、8月5日にサービス再開へ ドワンゴが復旧状況報告
ITmedia NEWS / 2024年7月26日 18時50分
-
4スマホの充電でやってはいけないこと 夏に気を付けたいNG行為は?
ITmedia Mobile / 2024年7月26日 10時5分
-
5iPhone「Safari」で不具合「使えない」「検索できない」
ASCII.jp / 2024年7月26日 16時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)