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「スイッチ後継機」にも受け継がれる? 任天堂歴代ハードの驚くべき進化4選

マグミクス / 2024年2月9日 19時30分

「スイッチ後継機」にも受け継がれる? 任天堂歴代ハードの驚くべき進化4選

■あなたが「スイッチ後継機」に求めるのは、性能? 斬新な遊びの提案?

 2017年3月に発売されたNintendo Switch(以下、スイッチ)は、リリース前にあった不安視の声を跳ね除ける人気ぶりでゲーム業界を席巻し、大ヒットを記録しました。現在、1億3000万台を超える販売実績を築き上げており、今なお最前線で活躍を続けています。

 その勢いは留まるところを知りませんが、もうじき7周年を迎えるロングラン選手になりつつあります。一般的なゲーム機のサイクルでいえば、そろそろ次世代を担う「後継機」が発表されてもおかしくありません。

 スイッチが絶大な人気を誇っただけに、スイッチの後釜となる後継機への関心も高まっており、その性能や特徴にさまざまな視線が寄せられています。

「スイッチ後継機」が実際にどんなゲーム機になるのか、まだ全く分かりません。これまで任天堂は、高い処理性能に特化する方向は選ばず、ユニークな遊びや刺激的な体験ができるゲーム機を数多く生み出してきました。

 そのなかでも、特にユーザーを驚かせた4台のゲーム機を今回紹介します。その驚きの進化を通して、まだ見ぬ「スイッチ後継機」を想像してみてはいかがでしょうか。

「Wiiリモコン」を剣のように振るうゲームなども生まれた

●ゲーム体験を持ち運べる「ゲームボーイ」
 日本にゲームブームを巻き起こした「ファミリーコンピュータ」の登場は衝撃的でしたが、それと肩を並べるほど驚かされたのが「ゲームボーイ」です。家の外でも遊べる携帯型機の存在は、ゲームライフを一変させたほど。学校に持ち込み、怒られた経験を持つ人も少なくありません。

 携帯できるゲーム機といえば「ゲーム&ウオッチ」などもありましたが、ゲームソフトを入れ替え可能な携帯ゲーム機は当時かなり珍しい存在でした。しかも、通信ケーブルによる対戦やデータ交換が、遊びの幅をさらに大きく広げてくれます。

●「ニンテンドーDS」が示した、2画面やすれちがい通信などの革新的
 携帯ゲーム機の進化といえば、「ニンテンドーDS」も忘れられません。当時は携帯ゲーム機の競争が激化していましたが、2画面という構成で一線を画し、高い独自性を確立しました。

 また、下画面にはタッチスクリーンを採用したほか、マイクによる音声認識、持ち歩きを想定した「すれちがい通信」など、いずれも意欲的な機能を多数搭載。また耐久性が高く、その壊れにくさは近年のSNSなどでもよく話題に上がっています。

●ゲームファン以外にも広まった「Wii」

 据え置き型のゲーム機でも、さまざまな名機が登場しました。そのなかでも、普段ゲームを遊ばない層をも取り込んだ「Wii」の躍進は、記憶に色濃く残るほどです。処理などの性能は当時の最先端とはいえませんし、HDMI出力もなく、物足りない面はありました。

 ですが、ゲーム業界で定番化していたコントローラーの形を一変させ、TVのリモコンを使うような感覚で操作できる「Wiiリモコン」を採用したことで、ユーザー層が一気に拡大。誰もが使えるユーザーインターフェースが、ゲーム機の成功を後押しした好例です。

●「Wii U」が切り開いた「モニタ一体型」の可能性
 驚きの進化という意味では、スイッチの前世代機にあたる「Wii U」も外せないでしょう。Wiiの後継機として登場した本機は、コントローラーとモニターが一体化した「Wii U GamePad」を標準搭載し、話題となりました。

 ニンテンドーDSのように2画面を使ったゲームが楽しめるだけでなく、対応しているソフトならTVが要らず、Wii U GamePadだけで遊べました。また、タッチパネルやモーションセンサーを搭載し、『スプラトゥーン』などの名作が生まれる土壌になった点も見逃せません。

 単純な売り上げだけで言えば、1356万台と振るわぬ結果に終わりましたが、一体型モニタというコンセプトはスイッチに引き継がれ、今日の大ヒットに繋がっています。Wii Uは、その礎を築いたとも言えるでしょう。

* * *

 時代に合わせ、さまざまな提案とユニークな進化を行った任天堂のゲーム機。「スイッチ後継機」では、どんな機能を見せてくれるのでしょうか。まだ見ぬ未来に、期待が高まるばかりです。

(臥待)

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