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「切なすぎ」何度プレイしても涙腺崩壊! ストーリーが秀逸なゲーム3選

マグミクス / 2024年2月18日 21時10分

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■「FF」シリーズ屈指の泣けるストーリー

 家庭用ゲーム機といえば、ファミコン、PlayStation、ニンテンドーDS、Nintendo Switchなど、これまでたくさんの機種がリリースされました。そして、「名作」と呼ばれるゲームがいくつも誕生し、ファンの心をつかんできました。涙が出るほど秀逸なストーリーで、「何回プレイしても泣いてしまう」といわれるほど評価が高い3作をご紹介します。

●『FINAL FANTASY X』

「ファイナルファンタジー」シリーズのナンバリングタイトルで記念すべき10作目となった『FINAL FANTASY X』は、シリーズ初のPlayStation 2対応ソフトとして2001年に発売されました。

 主人公のティーダは、自身が住んでいたザナルカンドからスピラという異世界に飛ばされてしまいます。このスピラでは「シン」と呼ばれる怪物が現れて街を襲っていたため、人びとはシンに怯えながら生活していました。

 異世界にやってきたティーダは、シンを唯一倒せる存在の召喚士になったばかりのユウナと出会います。ユウナはシンを倒せる存在として人びとの期待を背負い、シンを倒す旅に出ようとしていました。ティーダは元の世界に帰る方法を探すために、ユウナの旅に同行することを決意します。

 実は、シンを倒すために召喚士は「究極召喚」をしなければなりません。しかし、この究極召喚はその代償に召喚士自身の命を差し出すことになります。自分の命と引き換えにシンを倒し、スピラの人びとを救いたいというユウナの硬い意思を、旅に同行しているティーダは受け入れるしかありませんでした。

 同作をプレイした人からは「ユウナの決意と覚悟に感情を揺さぶられた」「プレイしてから何年も経つけど、いまでもこの切ないストーリーは鮮明に覚えてる」と発売から20年以上たった現在でも、その秀逸なストーリーは高く評価されています。

■スクウェア、そして任天堂の名作RPGも泣ける!

ロボの健気な姿に誰もが涙する? スーパーファミコン版『クロノ・トリガー』(スクウェア)

●『MOTHER2 ギーグの逆襲』

「エンディングまで、泣くんじゃない」がキャッチコピーの「MOTHER」シリーズの第2作目である、スーパーファミコン用ソフト『MOTHER2 ギーグの逆襲』も、涙が出るタイトルとして有名です。

 主人公・ネスの住む家の近くに隕石が落下し、落下現場を見に行くところから物語は始まります。この隕石から現れた「未来の世界からやってきた」と自称する謎のカブトムシから、「未来は宇宙最大の破壊主ギーグにより地獄のようなありさまで、その未来を変える少年がネスである」と告げられます。ネスは、ギーグに侵略された未来を変えるべく旅立ちます。

 本作はコピーライターの糸井重里氏がゲームデザインとシナリオを担当しており、その節々にストーリーの秀逸さがうかがえます。なかでも有名なのが、ラスボスのギーグ戦からエンディングまでの演出です。

 ギーグはポーラというキャラだけが使えるコマンド、「いのり」を使うことで倒すことが可能です。この「いのり」を使うと、旅で出会った人たちがネスたちの無事を祈ってくれて、結果としてギーグにダメージを与えてくれます。ゲームで出会ったキャラたちが無事や勝利を願う人びとの意志が攻撃になるという演出に、多くのプレイヤーが感動しました。

 さらに、旅の途中でいきなりプレイヤーネーム(自分の名前)を入力させられる場面があります。このときに入力したプレイヤーも、ネスたちの無事を祈りギーグにダメージを与えるという演出もあります。

 また、冒険の途中で「この写真はきっと最高の思い出になりますよ」といって写真を撮ってくれるキャラが出現します。このときに撮ってもらった写真がエンディングで流れるのです。プレイヤー自身をゲーム内に引き込む数々の仕掛けが「最高の演出だった」と多くのファンを涙させたタイトルです。

●『クロノ・トリガー』

『ファイナルファンタジー』の生みの親である坂口博信氏、『ドラゴンボール』の作者で『ドラゴンクエスト』のキャラデザインを手がけた鳥山明氏、同作の生みの親である堀井雄二氏の3名が開発に携わっている、スーパーファミコン用ソフト『クロノ・トリガー』もまた、泣けるストーリーで有名なタイトルです。

 同作は、主人公のクロノがある出来事をきっかけに過去や未来へ移動できるようになり、時空を超える旅に出るという物語です。「涙してしまう」と評判のエピソードは、「ロボ」というキャラとの物語です。

 本作でクロノたちが訪れた中世の時代は、魔王族と人間の戦いにより自然が失われ、砂漠が広がっています。この世界に自然を取り戻そうとフィオナという女性が奮闘していました。しかし、それには気の遠くなる時間が必要だと知り、フィオナは半ば諦めかけていました。

 ここで名乗りを上げたのがロボです。ロボは人間と違い寿命がないため、長い時間がかかったとしても森林復活のために中世の世界で農作業を行うことが可能でした。そうして、クロノたちは森林が再生していることを願い、400年の時を超えます。すると、かつて荒廃したはずの土地には緑が広がっていました。

 400年もかけて、自分の務めを果たしたロボと再会し、話しかけると「クロノ…ナツカシイ…」と再会を喜んでくれます。このロボを見て、涙腺が崩壊したプレイヤーも多いのではないでしょうか。

 ゲームの性質上、当たり前のようにキャラたちは時空を超えていますが、その裏ではたくさんの歴史があると感じさせてくれるエピソードでした。

「ロボのテーマ曲を聴くだけで泣ける」「400年も緑地化を頑張ってくれて、ぼろぼろ泣いた」「考えたら気が狂いそうになることをやってくれた、ロボのことが大好きになった」と作中屈指の感動エピソードに涙したという声がネット上に数多くあがっていました。

 ほかにも、「泣きゲー」と呼ばれる、感動して泣けるゲームは多数存在します。あなたがいままでプレイしたなかで最高の「泣きゲー」といえば、何を思い浮かべるでしょうか。

(LUIS FIELD)

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