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【漫画】反対側の電車に乗る男性に恋した女子高生 彼の「裏の顔」にゾッ!【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年2月19日 20時50分

【漫画】反対側の電車に乗る男性に恋した女子高生 彼の「裏の顔」にゾッ!【作者インタビュー】

■「裏表」がある人には見えないが?

 通学中、途中駅で毎朝見かける男性に片思いをしてしまった、女子高生の三田。彼は三田とは反対方面の電車に乗っており、停車中に車両が隣り合うときにだけ顔を見られます。そのことを友達に話すと、顔だけで選ぶと裏表のある人間かもしれないよ、といわれてしまいます。高校卒業を控え、思い切って彼が乗っている電車へ向かうと……?

 的野アンジさん(@matonotoma)が「聞いたことない駅に着いた話。」としてX(旧:Twitter)に掲載した『僕が死ぬだけの百物語』(小学館)が話題です。いいね数は9200を超えており、読者からは「男性の不自然さがずっと不気味」「二重の意味で裏の顔ってことか……!」「凄い裏があったな」などの声があがっています。

 的野アンジさんは漫画家として活動しており、「サンデーうぇぶり」にて連載中のオムニバスホラーマンガ『僕が死ぬだけの百物語』全7巻(小学館)が発売中です。

 作者の的野アンジさんにお話を聞きました。

ーー今作『聞いたことない駅に着いた話。』を描こうと思ったきっかけや、理由を教えて下さい。

 生活していると、よく顔は見るけどまったく知らない人ができたりします。勝手に親近感が湧いたりこんな人だろうと想像したり。ですが、実際に話したときにまったく違う、想像外の人物だったら怖いと思い、この話を描きました。

ーー冒頭のふたりの会話のなかに出てくる「人間の裏表」につながるゾッとする展開でした。今作を描くうえで気を付けたことやお気に入りのシーンなどはありますか?

 言葉遊びのお話なので、「三田」や「由美」、「8」番線「両墓山」など、線対象になる名前を探すのも楽しかったです。

謎が謎を喚ぶ、次代の正統派ホラーマンガ『僕が死ぬだけの百物語』第7巻(著:的野アンジ/小学館)

ーー最後に出てくる「裏表がない男性」のキャラメイクが評判です。このキャラクター制作でこだわった点はありますか?

 最初は背中側だけの人間を描く予定だったのですが、直前で顔側だけに変えました。その方が気味悪いのでよかったと思います。

ーーそのほかにも、たくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者のコメントはありましたか?

 本当に裏がなかった! というのを素直に面白がって下さりうれしかったです。

ーー『僕が死ぬだけの百物語』第7巻(小学館)が2024年2月9日に発売されました。収録内容や見どころなどをご紹介いただけますか?

 第7巻に収録されているお話は、いままでのなかでも特にドロドロとした後味の悪いお話が多く、しっかり嫌な気持ちになっていただけると思います。ユウマくん側では、新しい癖の強いキャラも出てくるので、楽しんでいただけたらと思います。

ーー的野アンジさんが描くホラーマンガは、いつも多くの読者の方を楽しませています。今度、そのほかに挑戦してみたいマンガのジャンルなどはありますか?

 ありがとうございます。ホラー短編も楽しいですが、もう少し長いお話もいずれ描きたいですね。とりあえずはいまの連載をやり切ろうと思います。最後までよろしくお願い致します!

(マグミクス編集部)

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