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視聴者騒然… 衝撃展開に物議をかもしたアニメ3選「胸糞」「理解が追いつかない」

マグミクス / 2024年2月26日 12時10分

視聴者騒然… 衝撃展開に物議をかもしたアニメ3選「胸糞」「理解が追いつかない」

■最終回がまさかの鬱展開?

 アニメを放送するにあたって、想像と違う内容を視聴者にお届けすることがたびたびあるようです。一見ほのぼの系アニメかと思いきや、ギャップを感じざるをえない鬱展開を描いた作品もありました。今回は、原作改変などによって当時、物議を醸したストーリーを展開したアニメをみていきましょう。

●『くまみこ』

 2013年の4月から「月刊コミックフラッパー」(KADOKAWA)にて連載が開始され、2016年にTVアニメ化した『くまみこ』(原作:吉元ますめ)は、東北地方の山奥を舞台にしたアニメです。本作品は、クマを奉っている神社の巫女をする主人公の「まち」と、彼女の後見人であるヒグマであるナツの日常を描いています。

 同作は、本当は都会に行きたい少女と人語を話すクマが一緒に暮らすユニークな設定でコメディ要素もあることから、ほのぼの系アニメと思われました。ところが、最終回で原作と異なる衝撃的な展開をみせます。

 まちは、ご当地アイドルコンテストで起きた出来事をきっかけに「石を投げつけられた」「田舎者とバカにされた」と被害妄想を起こし、あこがれだった都会の高校に行くことを諦めてしまいました。すると、まちが都会に行くことを嫌がっていたナツや、地元の役場の人たちは、病んでいる彼女に対し「大丈夫だよ」と声をかけ、うれしそうな様子です。

 その発言はまるで、まちの都会行き断念を喜んでいるかのようで、ネット上では「途中までゆるく楽しめたのに、ラストが胸糞展開だった」「ナツが悪者みたいな感じになって悲しい」といった声があがりました。

 なお、原作とアニメ版では、ところどころ異なる部分があり、視聴者にまちを犠牲にしているかのような誤解を与える描写となってしまい、原作者からも苦言が呈されていたようです。

●『みなみけ~おかわり~』

 2004年から「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載がスタートした『みなみけ』(原作:桜庭コハル)シリーズは、2007年に第1期がTVアニメ化しています。南家三姉妹の日常を描いた作品で、2013年の第4期まで放送されました。

 頼りになる高校生の長女の春香、いたずら好きの中学生で次女の夏奈、クールな小学生の三女の千秋という、個性的な三姉妹が過ごすゆるい日常が描かれます。第1期は原作通りの放送で好評だったものの、第2期の『みなみけ~おかわり~』はオリジナルキャラクターであるフユキの登場によって、作品全体が陰湿で暗い雰囲気に変化してしまいました。

 ほのぼの全開の第1期と比べると、本作品は姉妹間でギスギスしたケンカが増えました。また描かれた季節が冬だったからか、くもりの描写が多く、どんよりした空気感が印象的です。第3話から登場したフユキも、負のオーラをまとっている雰囲気があり、第6話では千秋に「お前見てるとイライラするんだよ!」などと怒られています。

 視聴者からは本作について「謎のオリジナルキャラは余計だったかも」「作画が少しホラー味を感じた」といった声があがり、ストーリー構成だけでなく作画に関してもさまざまな意見が聞かれました。

■第1話から大どんでん返しも?

画像は『がっこうぐらし! TVアニメ公式ガイドブック 学園生活部活動記録』(芳文社)

●『がっこうぐらし!』

 かわいい作画かと思いきや、予想だにできない展開が繰り広げられるのが『がっこうぐらし!』(原作:海法紀光 作画:千葉サドル)です。本作品は、2012年から2020年まで「まんがタイムきららフォワード」(芳文社)にて連載され、2015年にアニメ化しています。

 物語序盤、学校に寝泊まりする部活「学園生活部」で過ごす少女たちの日常を描き、第1話の途中まで主人公の丈槍由紀(たけや ゆき)を中心に楽しい毎日を送っていました。ところが、平和な学校生活は彼女たちの妄想であり、実は「ゾンビ」であふれている世界だったことが判明します。

「日常系」からまさかの「ホラーアニメ」と様変わりする本作品は、かわいいイラストとのギャップを感じざるを得ません。ネット上では、本作について「頭の理解が追いつかない」「ほのぼのからびっくりするくらいゾンビ」といった声が集まっており、まさかの展開に困惑する人も多かったようです。

 ちなみに、同名アニメの放送前にはホラー要素や、ゾンビによるパンデミックなどの情報が徹底的に隠されていたため、第1話鑑賞後のインパクトは余計に大きかったと考えられます。

 予想も付かない展開は、ときに物議を醸すこともあるでしょう。ギャップを持つ作品が苦手な人は、事前にあらすじを確認してから観るといいかもしれません。

(LUIS FIELD)

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