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30以上の「ジャンプ」作品がアニメに… 23年度で印象的だった「ジャンプアニメ」3選

マグミクス / 2024年2月28日 12時0分

30以上の「ジャンプ」作品がアニメに… 23年度で印象的だった「ジャンプアニメ」3選

■毎クール、とにかく多いジャンプアニメ

「週刊少年ジャンプ」を始め、「ジャンプ」の名を冠する雑誌やWebサイトで連載されているマンガのアニメが毎クール多数放送されています。

 2023年度に「週刊少年ジャンプ」や「少年ジャンプ+」、「週刊ヤングジャンプ」などに掲載されたマンガのアニメ化は、続編や前年度からの延期作品などを含めるとなんと30作品以上になります。今回は、そのなかでも特に印象的な3作品を振り返ります。

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』ビジュアル,(C)2024「ハイキュー!!」製作委員会 (C)古舘春一/集英社

●「SPY×FAMILY」シリーズ

「少年ジャンプ+」で連載中の『SPY×FAMILY』の名を知らないアニメファンは、もういないといっても過言ではないでしょう。TVアニメが2022年に始まってからは爆発的な人気を得てロイド一家は国民的なキャラクターとなり、今も日本コカ・コーラのドリンク・綾鷹のCMに出演中です。

 2023年度には10月からTVアニメシリーズが放送される一方、2023年12月22日には『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』も公開されました。このハイペースなアニメ展開を支えているのがWIT STUDIOとCloverWorksというふたつのアニメスタジオによる制作体制です。『SPY×FAMILY』人気はまだまだ続きそうですが、そう遠くないうちに新たな展開もあるかもしれません。

●『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』

「週刊少年ジャンプ」で連載されていたバレーマンガ『ハイキュー!!』。2014年に始まった同作のアニメは、第4期までTVシリーズで放送されていました。それだけに、その続きが劇場版となるのを意外に思った人は多いのではないでしょうか。そして2024年2月16日、待望の新作『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』が公開されました。

 しかも公開から3日間で152万人を動員し興行収入は22億3000万円という驚異的な初動を記録しており、さすがは2010年代屈指の人気を誇るスポーツマンガといったところです。そして、数字以上に、ものすごい満足度の本編を語り合いたいファンも多いでしょう。劇場版は『ハイキュー!! FINAL』と題された二部作であり、二作目の公開が早くも期待されます。

『MONSTERS』ビジュアル (C)創通・サンライズ

●『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』

 数多いアニメ化のなかでも、『MONSTERS』がその対象になると予想できた人は少ないのではないでしょうか。『MONSTERS』は1994年の「週刊少年ジャンプ増刊号」に掲載された読み切り作品で、作者は『ONE PIECE』連載前の尾田栄一郎先生です。

『MONSTERS』は平和な時代における唯一の恐怖の象徴である竜(ドラゴン)と、若き侍であるリューマの戦いを中心とした短編です。同作を原作にしたアニメ『MONSTERS 一百三情飛龍侍極』は2024年1月22日にNetflixやPrime Videoで配信が始まりました。映像やラストのオリジナルシーンの評判も上々で、『ONE PIECE』ファンにはぜひ観てほしい1作です。

●あなたのお気に入りの2023年度ジャンプアニメは?

 ここまでに紹介した3作以外にも、主題歌も含めて大きな話題となった『【推しの子】』や第2期の主題歌が世界的にバズり中の『マッシュル-MASHLE-』、まさかの再アニメ化で多くのファンを驚かせた『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』など多くの作品がアニメ化されました。

『逃げ上手の若君』や『怪獣8号』『ダンダダン』など2024年度も多くの「ジャンプ」作品がアニメ化される予定ですが、2023年度が終わるこのタイミングで好きだった「ジャンプ」アニメを振り返ってみましょう。

(はるのおと)

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