「1話切り」にちょっと待った! 3話まで観るとドハマりする冬アニメ3選
マグミクス / 2024年2月29日 17時50分
■まずは3話まで我慢、話はそれからだ!
ひと昔前、アニメファンの間では「3話切り」という言葉が有名で、どんなアニメもとりあえず3話まで見るのがマナーだとされていました。しかし最近では1シーズンに放送される作品の数が膨れ上がったためか、1話だけで「見る」「見ない」を判断する人も多いようです。
とはいえ、それは実にもったいない行為かもしれません。3話辺りから爆発的に面白くなる作品も少なくないからです。そこで今回は、現在放送中の2024冬アニメから「3話まで観てから判断して欲しい」タイトルを3つ取り上げてみました。
●ターニングポイントは3話と7話?『戦国妖狐』
2024年1月から全3クールにわたって放送される戦国バトルファンタジーアニメ『戦国妖狐』は、『惑星のさみだれ』の水上悟志先生による同名コミックスが原作です。現在放送中の第1部は、人間嫌いの仙道である山戸迅火(CV:斉藤壮馬)と人間を愛する妖狐であるたま(CV:高田憂希)の義姉弟を主人公に据えて、その仲間たちとともに、乱世にはびこる巨悪を討つ世直しの旅が展開されています。
もはや水上先生の作品というだけで面白さが確保されたようなものですが、アニメ1~3話がちょうど原作1巻の内容にあたるため、視聴を続けるかどうかは3話まで見て決めるのがおすすめです。おまけにアニメ第3話では、迅火の過去や、人間と闇(かたわら)と呼ばれる妖怪たちの関係性が描かれたことで、より物語に深みが増し、一気に面白くなっていきます。
実際にネット上でも「初回は凡庸な印象だったけど、3話切りを無事回避」「3話で面白さのギアが1段上がる」「物語がどこに向かうのか見えてきた感じ」といった声があがっていました。ちなみに第3話の物語も好評でしたが、それ以上に反響が大きかったのが第7話です。同話もまた物語のターニングポイントになっており、衝撃的な展開が描かれるので、視聴の際は心してご覧ください。
■3話までは「序章にすぎない」作品も
画像は、『俺だけレベルアップな件』ティザービジュアル (C)Solo Leveling Animation Partners
●3話までなかなかレベルアップしない『俺だけレベルアップな件』
『俺だけレベルアップな件』は、韓国発の作品で原作は世界的人気を誇っています。舞台となるのは異次元と結ばれた「ゲート」が現れた世界で、異能力に覚醒した「ハンター」たちがゲート内に存在するダンジョンへと挑んでいく物語です。
ハンターは能力が発現した時点で強さが固定され、原則として成長することはありません。そんななか、主人公の水篠旬(CV:坂泰斗)は最低ランクのE級でロクに戦えず、「人類最弱兵器」と揶揄(やゆ)されていました。しかし、あるとき神殿のダンジョンで運良く生き残ったことをきっかけに「自分だけがレベルアップする」能力に目覚め、驚異的な成長を遂げていくのです。
そこに行き着くのが3話目であり、いわば1~3話は“俺だけレベルアップ”するまでの序章といってもいいでしょう。なかなか主人公がレベルアップせず、視聴をやめてしまったという人は、もう少しだけ先まで見てみることをおすすめします。
●実は今期一の鬱アニメ?『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』
画像は、『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』キービジュアル (C)ほのぼのる500・TOブックス/「最弱テイマー」製作委員会
最後にご紹介する『最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。』は、「小説家になろう」発のライトノベルが原作で、主人公の少女であるアイビー(CV:鈴木愛奈)とスライムのソラ(CV:田村睦心)によるふたり旅が展開されていきます。そのゆるふわな絵柄も相まって、3話を見るまではかわいい少女とかわいい魔物によるほのぼのサバイバルファンタジーに思えるでしょう。
アイビーはまだ8歳の女の子であるにも関わらず、ソラと出会う前からひとり森で暮らしていました。その理由が第3話で明らかになるのです。ちなみにコミックス版は、第1話でアイビーの過去が明かされたのですが、その内容はあまりにもつらく鬱屈としたものでした。放送当時、視聴者から「アイビーの過去を3話に持ってきて正解。これで1話はさすがにきつい」といった声があがっていたほどです。
そんなアイビーの過去を知っているのと知らないのとでは、物語に対する印象が大きく変わります。加えて3話以降から魅力的な登場人物が増えていくので、むしろ本当の面白さはここから始まっていくといっても過言ではないでしょう。
2024冬アニメは粒ぞろいとなっているだけに、取捨選択の判断が難しいところです。1話目で切ってしまったという人は、これを機に再チャレンジしてみるのはいかがでしょうか。
(ハララ書房)
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