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「完成はまだか?」 続報が待たれる、制作中のガンダム作品 「続きが気になりすぎる」

マグミクス / 2024年3月16日 6時10分

「完成はまだか?」 続報が待たれる、制作中のガンダム作品 「続きが気になりすぎる」

■3部作なのに続編の時期が未定!?

 2024年1月26日に公開された劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』は、わずか公開3週目で42年間「ガンダム映画」のトップを守り続けてきた『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の興行収入(23億円)を超えました。

 そんな大ヒット映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が、『劇場版・機動戦士ガンダムSEED(仮称)』として初めて製作発表されたのは2006年5月のことです。その後は音沙汰のない状態が続き、あらためて正式タイトルと上映日時が告知されたのは、2023年7月2日に『機動戦士ガンダム水星の魔女』が最終回を迎えたときでした。

 つまりファンは約17年間も続報を待ち続け、やきもきし続けたことになります。

『ガンダムSEED』は長いときを経て、無事に劇場公開されましたが、製作発表はされたものの続報がない状態が続いているガンダム作品は、ほかにもあります。

 たとえば、2018年に機動戦士ガンダム40周年プロジェクトの一環として発表された『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、劇場版三部作になることが分かっています。しかし、2021年に第一部が劇場公開されてから3年近くが経過しましたが、いまだに第2部「サン オブ ブライト(仮題)」の上映時期は明らかになっていません。

『閃光のハサウェイ』は富野由悠季氏による同名の小説が原作ですが、劇場版が小説と同じ展開になるかは不明です。そのため第2部以降のストーリーが気になっているファンは多いことでしょう。

 また異色なところだと、ハリウッドの実写映画版『機動戦士ガンダム』も2018年7月に制作が発表されて以降、目立った続報がありません。

「サンライズ」と『パシフィック・リム』や『ジュラシック・ワールド』などを手掛けた映画制作会社「レジェンダリー・ピクチャーズ」の共同制作とのことですが、2021年にコンセプトアートと監督や脚本といった製作陣が明かされてからは続報がなく、沈黙が続いています。

■気になる監督の発言についての公式発表は?

新作があるなら、ダブルオークアンタとともに宇宙に旅立った刹那の出番は?「RG 劇場版 機動戦士ガンダム00 ダブルオークアンタ」(BANDAI SPIRITS) (C)創通・サンライズ

 最近の話では『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ ウルズハント』のアニメも詳細が分からないままです。

『ウルズハント』は、スマホゲーム『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズG』内で公開された作品で、『鉄血のオルフェンズ』1期の終わりから2期が始まるまでの時間軸で起きたストーリーが展開されていました。

 しかし、残念ながらゲームのサービスが2024年1月で終了してしまい、『ウルズハント』はアニメーション映像作品になることが「バンダイナムコフィルムワークス」から発表されました。

 いまだ公開時期や配信媒体などは明かされていないため、『ウルズハント』の続報が気になっている「オルフェンズファン」は多いはずです。

 また『機動戦士ガンダム00』の新作に期待を寄せる声も目立ちます。2018年に行われた『ガンダム00』の10周年イベント「ガンダム00 Festival 10 “Re:vision”」のあと、水島精二監督は「新作、やりますよ!」と続編について言及しました。

 さらに翌日のSNSでも、水島監督は「00の新作、作ります。作りますけど、先ずはスケジュール調整からなのでかなり先になります。なんせ僕も数年先まで決まってる仕事があるので(笑)」と触れており、どうやら実現に時間がかかるのは間違いなさそうです。

 ちなみに、2020年11月に行われた「ガンダムカフェTOKYO」のトークショーに水島監督が主演された際は、「00の新作は7年後(2027年)くらい」とコメントされていました。いずれも正式発表ではないと思われますが、何度も監督が言及していることからも新作制作への期待は高まります。

 また監督の匂わせで言うと、冒頭で触れた『ガンダムSEED』の福田己津央監督が自身のSNSで「ちなみに私は今、絵コンテを書いてます。まだ何も決まってませんけど」と発言しました。

 同コメントは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の動員数が200万人を突破したことに感謝する投稿につけくわえられたもので、福田監督のいう「絵コンテ」は、おそらく『ガンダムSEED』絡みではないかと考えられます。

 このように続編や新作に関する発言に一喜一憂させられるのは、ガンダムファン「あるある」と言えるのかもしれません。ぜひとも制作が正式発表される日を心待ちにしたいですね。

(LUIS FIELD)

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