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公式がやりやがった! 大問題シーンを再現しちゃったアニメ3選「何回観ても震える」

マグミクス / 2024年3月14日 17時10分

公式がやりやがった! 大問題シーンを再現しちゃったアニメ3選「何回観ても震える」

■予想外すぎるアニメ化に、思わずもらいゲロ?

 面白い作品であっても、あまりに過激なシーンがあると、アニメ化の際にカットされることがあります。ただ視聴者としては「問題のシーン」を含めてアニメ化してほしいですよね。そんな期待に応えてか、モザイクを入れてまで無理やり(?)「問題のシーン」をアニメ化した作品もあったようです。ネット上で「トラウマもののシーンを見せられた」「あそこでスローになるのは卑怯だ」と評判の、「大問題シーンを再現しちゃったアニメ」を3作品、みてみましょう。

※この記事には、『HUNTER×HUNTER』『メイドインアビス』『チェンソーマン』のネタバレが含まれます。

●『HUNTER×HUNTER(2011年版)』

 2022年7月時点で、原作マンガのシリーズ累計発行部数が8400万部を超えた『HUNTER×HUNTER(2011年版)』でも、問題シーンの再現がありました。キメラ=アント編にあたる第84話「サダメ×ノ×メザメ」で、ポックル(CV:徳本恭敏)が悲惨な目にあってしまいます。

 キメラ=アント軍に捕まっていたポックルは、なんとか逃げ出し骨の山の下に隠れますが、軍の指揮をとるネフェルピトー(CV:藤村歩)に気付かれてしまいます。捕まったポックルは、裸で椅子に座らされて脳をいじられ、念能力についての情報を引き出されるのです。

 原作マンガでは、頭を開いて脳みそを直接針でいじっているような描写があり、ポックルも「あっあっ」と声を上げていました。ただ、さすがに刺激が強かったためか、アニメでは「あっあっ」の声は少なくなり、頭部もよく見えない描写に抑えられていました。

 ただし、このシーンはピンク色の光に染められており、脳をいじる生々しい音や、ポックルの見開いた目が、状況の異常さを際立たせています。動かない手足とは対照的に、口だけが動くポックルの姿は、それだけでも十分「問題シーン」といえるでしょう。

 驚きなのは、この第84話が日曜午前10時台に放送されていたことです。第99話からは深夜帯に移動しましたが、その理由は「(第84話が)アニメの方がエグくてヤバかった」という声があったから、かもしれません。

『HUNTER×HUNTER(2011年版)』は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Netflix」ほか配信サービスで見ることができます。

●『メイドインアビス』

リコとレグが描かれた『メイドインアビス 烈日の黄金郷』 (C)つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会

『メイドインアビス』は、かわいらしい絵柄と過酷な設定のギャップが大きく、ただの冒険ファンタジーとは一線を画す作品です。主人公のリコ(CV:富田美憂)は、秘境の大穴「アビス」を探検していたところ、第10話「毒と呪い」で生死の境をさまようことになります。

 毒針を持つ生物タマウガチに、左手を刺されてしまったリコは、一緒に冒険していたレグ(CV:伊瀬茉莉也)に「切って」と頼みます。猛毒が体に回り死を予感したリコは、自分の左腕を切断する決意をしたのです。

 タマウガチから逃げた際の上昇負荷(呪い)で、リコは目や耳、鼻など全身の穴から血を流しており、左手も手袋が外せないほど腫れていました。激痛に耐えるリコの声を聞きながら、レグはリコの左腕をまず折り、切断しようとします。

 幻覚を見ながらも途切れ途切れで話し、悲痛な叫び声を上げるリコの姿は、見るに堪えないほど痛々しく描かれています。レグの手が震えたり、リコの顔や左手が土気色になったりと、アニメだからこその動きと色が、さらに生々しさを演出していました。

 その度し難い(どしがたい)再現ぶりに、視聴者からは「思わず画面閉じちまった…」「本当に痛そうだからキツい」と、悲痛な声が上がっていました。なお、本作にはほかにも数々の「問題シーン」がありますので、覚悟のうえでご視聴ください。

『メイドインアビス』は、「dアニメストア」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」ほか配信サービスで見ることができます。

■幸せなキスがトラウマに(泣)

TVアニメ『チェンソーマン』第8話、ファーストキスの味は… (C)藤本タツキ/集英社・MAPPA

●『チェンソーマン』

 2022年10月にアニメ化された『チェンソーマン』は、原作マンガの累計発行部数が2600万部を突破した、人気作品です。主人公のデンジ(CV:戸谷菊之介)は悪魔と戦うため、第1話からグロいシーンが多かったものの、バトル以外でモザイクの入ったシーンがありました。

 それは、第7話「キスの味」でデンジと公安対魔特異4課の姫野(CV:伊瀬茉莉也)が、ベロチューならぬ「ゲロチュー」するシーンです。居酒屋で新人歓迎会を行っていた特異4課ですが、デンジは酔っぱらった姫野にベロチューされ、そのままゲロを吐かれてしまうのです。

 さすがにグロテスクな画になるからか、ゲロ部分にはモザイクがかけられていました。しかしそのモザイクは、はっきり「ゲロ」と分かるほどの薄さしかなく、デンジがゲロを飲み込んでしまうところまでしっかり再現されていました。

 さらに第7話のエンディングテーマは、サビで「ゲロチュー」という歌詞を連呼する『ちゅ、多様性。』という曲でした。「get on chu」という歌詞に、わざわざ「ゲロチュー」とフリガナがふってあり、映像も本編のゲロチューシーンが繰り返されました。

 エンディングテーマまで巻き込んだ「ゲロチュー」再現に、SNSでは「マジでやりやがった!」「原作よりヤバそう」との声が上がりました。制作が決まっている劇場版『チェンソーマン レゼ篇』も、地上波でない分、再現度の高さに注目です。

『チェンソーマン』は、「dアニメストア」「Amazon Prime Video」「U-NEXT」ほか配信サービスで見ることができます。

* * *

 コンプライアンス的に不安になるシーンばかりでしたが、いずれも2010年以降に放送された作品です。そしてどの作品も、実はまだまだ「大問題シーン」があることに、見た方なら気付くことでしょう。攻めすぎて、一部エピソードが配信NGとなった作品もあるなかで、まだ視聴可能な「大問題シーン」を今のうちにぜひご覧ください。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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