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【漫画】幼児向けグッズを小2が持つのは恥ずかしい? 堂々と身に着けるJKに4万人が「憧れる」【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年4月9日 20時50分

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■「好きなものは好き」とはっきりいえるのはかっこいい!

 お気に入りの「おにまるやん」のぬいぐるみをランドセルに付けている、小学2年生のゆきとは、同級生に「赤ちゃんみたい」とからかわれてしまいます。恥ずかしくなって外そうとしていると、カバンに「おにまるやん」を付けた、派手な見た目をしたお姉さん・かれんがさっそうと歩いてきます。

 堂々としているその姿にかっこいいと思うゆきとでした。数日後、ゆきとがお店で買い物をしていると、新作の「おにまるやん」グッズを見つけます。周りの目を気にしながら購入しようとしていると、偶然かれんと出会います。正反対のふたりですが、「おにまるやん」好きという共通点で意気投合して……?

 いうのすさん(@iunosu)による創作マンガ『堂々としたお姉さんに憧れる少年』がX(旧:Twitter)上で公開されました。いいね数は4万を超えており、読者からは「好きを堂々とできるのもかっこいいし、それを共有できる友達がいるってことはやっぱりいいな」「確かに好きに年齢制限はない!」「そもそもこんなお姉さんに出会うのが幸運ってことなのでは……!」などの声があがっています。

 作者のいうのすさんにお話を聞きました。

ーー今作『堂々としたお姉さんに憧れる少年』が生まれたきっかけや、理由を教えて下さい。

 自分が好きなキャラクターが広い年齢層に人気ですし、さらに幼い頃に好きだったキャラクターがいまでも人びとの心をとらえています。好きなものやキャラクターを通じて人びとがつながることや、年齢は関係なく好きなものは好きなままでいい、と伝えたいと思い描きはじめました。

ーーかれんとゆきとくんの関係性がとても素敵でした。今作を描くうえで気を付けた点や、お気に入りのシーンなどはありますか?

 ふたりの関係は、現時点ではオタク仲間としてのつながりを重視して描いています。ふたりにとって貴重な同志なので……! かれんがゆきとのレアグッズをうらやましがるシーンは、好きなものは年齢関係ない感が強く出て好きです。

「好き」つながりで絆を深める、年の離れたふたり(いうのすさん提供)

ーー今作では「自分の好きなもの」ついて描かれています。いうのすさんが子供の頃から大人になっても、ずっと好きを貫いているものなどはありますか?

 あります! 好きなキャラはたくさんいるのですが、小さな頃から好きなキャラは特別です。1歳か2歳のときにゲームセンターで取ってもらったそのキャラのぬいぐるみを、いまでも大事に持っています。自分が死んだら一緒に棺に入れてもらいたいです。

ーー堂々としたお姉さん・かれんのキャラメイクに対して読者の方から多くの反響がありました。キャラクター制作でこだわった点はありますか?

 近寄り難い怖い系のギャルを描くため、目つきを少し悪そうに描きました。表情もあまり豊かではないのですが、時折見せるギャップのある表情を際立たせるよう描いています。

ーーそのほかにもたくさんの感想が寄せられています。特にうれしかった感想の声、印象に残った読者のコメントはありましたか?

 お子様がほかの方に「そのキャラまだ好きなの?」といわれた方がいて落ち込んでいたそうなのですが、私のマンガを読んでお子様の「好き」を応援しようと改めて思ったといってくださり、本当にうれしくて涙ぐみました。ほかの親御さんからも同じように、お子様の「好き」を尊重して良かったと改めて思ったなどのリプもいただいて、本当に描いて良かったと感じています。

ーー今後はどのような創作活動をされる予定ですか?

 今回のマンガの続き含め、ほかのマンガも少しずつ描きためて、また同じように発表しようと考えています。あとは30ページ超えるぐらいのマンガも今年は一作描きたいです。

(マグミクス編集部)

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