「最悪の拷問」「いきなり?」 可憐なヒロインたちがひどい目に遭いまくる鬱アニメ
マグミクス / 2024年4月15日 17時25分
■無残な死を遂げていくヒロインたち
気分が落ち込むような重い展開が度々出てくる、いわゆる「鬱アニメ」のなかには、かわいい見た目のヒロインが無残な死を遂げてしまい、胸が締め付けられる作品もありました。この記事では、かわいいヒロインが無残な死を遂げてしまう作品を振り返りましょう。
第1話からショッキングな展開が起きる『はめつのおうこく』は、同名マンガ(作:yoruhashi)を原作としたアニメです。科学文明が発展した世界を舞台に物語は進んでいきます。かつて人間と共生していた魔女が「超産業革命」をきっかけに疎外されるようになり、主人公アドニス(CV:石川界人)の師匠である魔女クロエ(CV:白石涼子)も魔女狩りにあってしまいました。これをきっかけに、アドニスが仇を討つため戦いを挑んでいきます。
第1話では、クロエが民衆に囲まれた舞台上で洋服を破られ上半身裸にされた挙句、銃殺された後に斧で首を切られるなど、酷い見せ物にされました。
また、第3話ではヒロインのドロカ(CV:和氣あず未 )が帝国軍によって銃を乱射され、右腕と右側の胴の一部が失われて血溜まりのなかで息絶えます。その後に復活するものの、第11話では敵キャラのシロウサギ (CV:谷山紀章)によって、ドロカは両眼をえぐり取られて握りつぶされます。
そんな同作は、「救いがないのにハマる」「展開はキツイけど見応えあるアニメ」「令和アニメで最もショッキング」「胸が苦しくなる」と、精神を抉られながらもハマった人が多いようです。
残虐シーンが多いアニメといえば、『アカメが斬る!』もあげられます。同名マンガ(作:タカヒロ/画:田代哲也 )を原作としたアニメで、メインキャラが続々と無残な死を遂げました。腐敗した帝国の支配下で貧困生活を強いられていた主人公タツミ(CV:斉藤壮馬)が、ヒロインのアカメ(CV:雨宮天)が所属する殺し屋集団「ナイトレイド」と出会い、弱き者が搾取され続ける非情な現実に立ち向かうダークファンタジー作品です。
ナイトレイドには10人のメンバーが所属し、人気者ぞろいでしたが、次々と死んでいきます。たとえば、天然キャラのシェーレ(CV:能登麻美子)は、マイン(CV:田村ゆかり)を逃がす代わりに銃で打ち抜かれ、敵であるセリュー(CV:花澤香菜)の帝具コロに捕食され死亡しました。
また、人気キャラのマインはタツミと結ばれると思いきや、第21話のブドー将軍(CV:郷田ほづみ)との戦いで自分の帝具を壊すほどエネルギーを消費した結果、力尽きて死亡しました。これはアニメオリジナルの展開で、「マインショック」と呼ばれるほど、ファンに深い悲しみを与えたシーンです。
そんな無残な死が多い『アカメが斬る!』のなかで、特に衝撃を受けた人が多かったのは『アカメが斬る!メモリアルファンブック』の人気投票では3位を獲得したチェルシー(CV:名塚佳織)の死でしょう。
戦いの末に首を落とされて死亡しただけでなく、民衆の前にチェルシーの生首が晒されたのです。人気キャラのあまりにも残酷すぎる描写に、心を痛める人が続出しました。
■リアルな叫び声が耳に残る拷問
TVアニメ『魔法少女特殊戦あすか』キービジュアル (C)深見真・刻夜セイゴ/SQUARE ENIX・「魔法少女特殊戦あすか」製作委員会
その他、多くの少女たちが無残な死を迎える鬱アニメが、『魔法少女特殊戦あすか』です。2021年まで「月刊ビッグガンガン」で連載されていた同名のマンガ(原案:深見真、作画:刻夜セイゴ) が原作で、2019年にアニメ化されました。
物語の舞台は、地冥界(ディスアス)の侵攻によって危機に瀕していた人類が、不思議な魔法の力を得た魔法少女たちの活躍によって救われた3年後です。3年前の戦いで生き残った5人の伝説の魔法少女「マジカル・ファイブ」のリーダー大鳥居あすか(CV:洲崎綾)は精神が疲弊したため引退していましたが、あすかの友人、牧野希美(CV:高橋李依)が事件に巻き込まれたことで再び戦闘に戻ります。
同作の数々の残酷シーンのなかでも、希美が東アジア連合戦線に拉致されて拷問を受ける場面は、肌を焼く音や叫び声が耳に残るほど残虐です。また、戦闘後にあすかと合流した夢源くるみ(CV:関根明良 )の左腕が引きちぎれるシーンもありました。
SNS上では、「あすかの両親が攫われて『少しずつ返すよ』って言われ、手首から先だけ帰ってきたのはショッキング」「少女たちが痛めつけられるのが酷くて見て苦痛で、拷問シーンなどは本気で痛ましく先の見えない重苦しさがある」といった声のほか、「魔法少女とミリタリーを組み合わせた戦闘が面白い」「リアルなグロさが、ほかの魔法少女ものと差別化できていて一気見できる」などとおすすめする声もあがっています。
(LUIS FIELD)
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