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アニメ『シャーマンキングFLOWERS』最終回の「愛だ!」は、次世代物語の幕開けだった!

マグミクス / 2024年4月11日 21時40分

アニメ『シャーマンキングFLOWERS』最終回の「愛だ!」は、次世代物語の幕開けだった!

■次世代「シャーマンキング・サーガ」の序章と言える作品でした!

 TVアニメ『SHAMAN KING FLOWERS』もついに最終回を迎えました。 原作を余すことなく描ききっていましたね!
 原作をご存じない方のためにご説明すると、「FLOWERS」はあれで終わりです。驚きですよね。当時、掲載誌の休刊に伴い事実上の未完となってしまったのです……。

 ただアニメはそれをまったく感じさせないものになっています。原作通りに進めながらも要所要所でセリフや演出を工夫することで、全体として何が起きようとしていて、今はどうなっているのかをわかりやすく描いているつくりは、まるで「壮大な物語を分割○クールでアニメ化する」パターンであるかのようです。

 まさしく次世代「シャーマンキング・サーガ」の序章に相応しい作品に仕上がっていると言えるでしょう、これは続編である最新作『SHAMAN KING THE SUPER STAR』のアニメ化に備えたものだと、筆者は勝手に想像して小躍りしています(笑)。

 残念なことに、今回は無印『SHAMAN KING』のアニメ最終回の時と違い「続編製作決定!」のPVは流れなかったのですが、そのうち「SUPER STAR」のアニメ化も発表される……と信じていますよ!

 ところで、物語の最後の最後で、主人公・麻倉花は自分に欠けているものが「愛」だと気付きます。「デスゼロ」こと桜井が鬼神のごとき強さと残虐さを持っているのも、愛する人のもとに帰るという揺るぎない目的があったからでした。

 それに気付いた花は、プチ修羅地獄から抜け出してアルミたちのところに帰ることができるのか……と言えば、ネタバレをお断りするまでもなく当然帰るのですが、そこに至るまでには彼にも、桜井にも、そしてアルミ達にも想像のナナメ上を行く展開が待っており、それが『SUPER STAR』の冒頭からドドーンと描かれています。まだご覧になっていない方は、この機会にぜひお読みください!

 さて今回は、『SUPER STAR』の内容にも触れながら、アニメで語られ続けてきた「フラワーオブメイズ」(F.O.M)についてご説明しようと思います。F.O.Mは歴代シャーマンキング同士の代理戦争です。そのため歴代のキング(事実上の神々)は、自分達の勝利に向けて強力な駒を集めようとしますが、最新作ではどうなっているのでしょうか?

■F.O.Mのチームビルド、今はいったいどうなっている!?

神々の代理戦争「フラワーオブメイズ」には明確なルールがあり、チームメンバーに割り当てる役職(?)も決まっている

 F.O.Mでは、大将1名、隊長4名を神が選び、その大将や隊長は、補佐2名と各隊長の下に3名ずつの「兵」を選ぶことができます。補佐も兵も自由に変更でき、持霊(もちれい)の数も無制限です。

 これに当てはめると『FLOWERS』までは以下が判明していました。

●チーム・ハオ(神:ハオ)
大将:麻倉花
補佐1・補佐2:未定
隊長1~4:未定
メンバー:アルミ・ニウムバーチ、麻倉葉羽(ヨハネ)、麻倉路菓(ルカ)、伊吹ガッコ、道黽(タオ・メン)、恐らく花組3人、ほか未定

 アルミ、ガッコ、黽はハオに選ばれたという意味では隊長のようですが、明言はされていません。

●チーム・ヤービス(神:フラ・ヤービス)
大将:鴨川羊介
補佐1・補佐2:未定
隊長1~4:未定
メンバー:ブラックメイデン、ルドセブ、セイラーム、人外の存在ラプト、他未定

 これも羊介以外は役割がわからず、不明なメンバーも多数います。

 これが『SUPER STAR』に話が進むと、さらに人数や規模が大きくなります。

●チーム・ハオ
追加:ペヨーテ・ディアス

●チーム・ヤービス
追加:
ガンダーラ勢力の大部分(サティを含む)
ターバイン
東(ドン)一族
その他にも多くのキャラクターがヤービス陣営として登場するものの、それがF.O.Mのメンバーなのか、資本社会を裏で牛耳る強大な存在として顔を見せているだけなのか、不明瞭な者たちがいます。

●チーム・B(神:Mr.B)
大将:コメリ(暫定)

 これは、誰もが知る「仏様」ことMr.Bが率いるチームですが、大将以外は謎に包まれています。

●チーム・マルコス(神:不明)
大将:マルコ

 X-LAWSのリーダー的存在で、長らく行方不明だったマルコを大将としたチームです。
それ以外は謎に包まれていますが、X-LAWSのメンバーが誰も出てこないということはないのではないでしょうか。

* * *

 さて、チーム・ヤービスにはとても気になる存在がありますね。もちろん「ガンダーラ」のことです。2000年のシャーマンファイトで第三勢力として活躍し、中庸をうたっていたサティ・サイガン率いるガンダーラが、サティを含めてなぜここにいるのか?その背景には「仏の教え」が現代にまで語り継がれていることにまつわるカラクリがあります。

 また東一族というのは、スピンオフ作品『SHAMAN KING レッドクリムゾン』で登場した道家の宿敵で、彼らは花が幼少期の記憶を失った理由に関係しています。

 この他にも関わっている「資本社会を裏で牛耳る強大な存在」というのは、ダレモイネという組織のことで、現代にはびこる「金さえあれば世界を支配できる」世界構造を創り上げた勢力がいかに強大であるかを表しています。

 もちろん他の陣営についてもいろいろ気になるところはありますが、現時点では答えが示されておらず、これからどうなっていくのかがとても楽しみです!

『SUPER STAR』は、原作者・武井宏之先生が公言しているようにF.O.Mに向けたチームビルドの物語で、F.O.Mそのものは新作『SHAMAN KING YARD(通称SKY)』で描かれる予定になっています。もちろんそれは楽しみですが、目の前の展開がまったく目の離せないものになっているので、「SUPER STAR」の続きを楽しみに待ちましょう!

 それでは今回はこのへんで!
 次回もよろしくお願いします!

※『SUPER STAR」は現在、講談社が提供するマンガアプリ「マガポケ」で連載中です(休載中で再開時期は調整中)。

(タシロハヤト)

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