視聴は自己判断で…残虐な描写がえげつない! 人がバタバタと死んでいくアニメ3選
マグミクス / 2024年5月4日 20時5分
■血の海…容赦ない残酷描写に「人の命って何?」
アニメにおいて登場キャラクターの「死」が描かれるのは、けして珍しくない展開といえます。フィクションとはいえ、苦楽をともにした仲間キャラの途中退場は、視聴者にとってショッキングな出来事です。そして、なかには「人の命って何?」と疑問に思ってしまうほど簡単にたくさんの人が殺されていく作品もあります。今回は、登場人物がバタバタと亡くなっていく、視聴に覚悟がいるアニメ3作をみていきましょう。
●『デッドマン・ワンダーランド』
2011年に放送されたTVアニメ『デッドマン・ワンダーランド』は、全体を通して観れば、グロ描写が「やや多い」という印象の作品です。しかし、第1話「死刑囚」では、物語が始まってたった数分で大量殺人が繰り広げられるため、心の準備ができる前に視聴してしまうと、大きな衝撃を受けるでしょう。
主人公の中学生、五十嵐丸太(ガンタ)は、冤罪によって死刑囚となり、囚人が働く民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に収監されます。さらに、ここに至るまでに、ガンタのクラスメイトたちは謎の「赤い男」によって惨殺されてしまうのです。
第1話が始まった直後は、ガンタと同級生の「美々」、「ヤマカツ」の3人で他愛もない会話するという、ほのぼのとした日常が描かれます。しかし、オープニングでの仲睦まじい様子が落ち着くと、どこからともなく赤い男が現れます。赤い男の特殊な力によって、ガンタがいた教室内は血の海と化します。ガンタは生き残ったものの、先ほどまで楽しく話していた美々は首だけの状態になって絶命していました。その後ガンタは、惨殺事件の犯人とされて死刑判決を受けるのでした。
第1話開始直後に残酷なシーンが描かれるため、視聴者からは「いきなりすぎて感情が追いつかなかった」「気楽に観ようとしたら、いきなり生首登場で焦った」などの声があがっていました。
その後のガンタは血を操る能力者「デッドマン」として覚醒し、バトルを繰り広げます。デッドマン同士が殺し合う「死肉祭(カーニバル・コープス)」で、ガンタが「クロウ」こと「千地清正」に勝利し、罰として清正の右目が繰り抜かれるシーンは直視できないほど強烈です。
●『BLOOD-C』
残酷描写が多いアニメ作品といえば、「BLOOD」シリーズも外せません。まず、セーラー服姿の少女が刀を使って敵キャラの翼手(よくしゅ)を斬っていくというコンセプトのもと、2005年にTVアニメ『BLOOD+』が放送されました。
そして2011年には、アニメ制作会社であるProduction I.Gと超人気漫画家集団「CLAMP」が原作を手がけたオリジナルアニメ『BLOOD-C』の放送が始まります。同作はコンセプト通り、主人公である女子高生の「更衣小夜(きさらぎ さや)」が、人を襲う謎の存在「古きもの」を討伐するという、モダンホラーとアクションを組み合わせた作品です。
この古きものと小夜が戦う際、クラスメイトや、通りすがりの一般人も古きものに襲われてしまいます。そのシーンでは、首を噛みちぎられたり、四肢が切断されたりなど、残酷な描写が数多く展開されます。特に、物語終盤に登場する古きものの一種「八頭身ウサギ」たちによる行動は、グロテスクな描写のオンパレードでした。
最終話である12話「わすれじの」では、大量の八頭身ウサギが街を襲います。人間の上半身を食いちぎったり、首をねじり取ったり、大量の人間をミキサーで粉砕したりなど、たった1分ほどの間で怒涛のように惨殺シーンが描かれます。
容赦のないスプラッター描写に、視聴者からは「初見の時の衝撃が大きくてトラウマになった」「人が死にまくって鬱まっしぐら」などの声があがっています。しかし、動画配信サービスで公開されている『BLOOD-C』の場合、叫び声などの音声は入っているものの、残酷描写にはモザイクがかかっているので、苦手な人でもギリギリ観られるかもしれません。とはいえ、自信がなければ無理をしない方が賢明です。
■「呪い」によって、とにかく人が死にまくるホラーアニメ
『Another』キービジュアル (C)2012 綾辻行人・角川書店/「Another」製作委員会
●『Another』
『BLOOD-C』は、現実には実在しない怪物の残虐な描写が多かったのに対し、2012年に放送された『Another』は現実世界でもありえる事故や病死といった原因で、多くの登場キャラが死んでいきます。
綾辻行人氏の小説が原作の『Another』は、夜見山北中学校に転入してきた主人公の「榊原恒一(さかきばら こういち)」が、眼帯をした同級生の「見崎鳴(みさき めい)」と出会い、その後に起こる「災厄」と呼ばれる呪いに立ち向かうホラーアニメです。
話が進むにつれ、呪いが原因で、クラスメイトや関係者が次々と死んでいきます。例えば「階段から足を踏み外して持っていた傘がノドに刺さる」「シャンデリアの下敷き」「乗っていたエレベーターが落下」といった不慮の事故が何度も発生します。病死や仲間割れによる他殺もあり、とにかく登場キャラが死ぬシーンが多く、「Anotherなら死んでた」というネットミームも誕生しました。
視聴者からは、「視聴後は必ずどんよりした気分になる」「人が死にすぎて鬱になるけど、先が気になって視聴が止まらなくなる」といった感想があがっています。また、死亡シーンが現実にありえそうなのもあって、「自分に置き換えたらと思うと身震いする」「外に出れば危険だらけってことを知った」など、作中での事故で死ぬ場面を想像して怖がる視聴者も目立ちました。
(LUIS FIELD)
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