『鬼滅の刃』ついに「柱稽古編」のTV放送開始！ いま一番人気の「柱」は？

■活躍や名セリフ、別れによって印象に残っている「柱」が人気候補？

　2024年5月12日（日）より、TVアニメ『鬼滅の刃』の新シリーズである「柱稽古編」の放送が始まります。「柱稽古編」は名前の通り、鬼殺隊の最高位剣士である「柱」たちと、主人公「竈門炭治郎」ら、鬼殺隊士たちが修業をする様子が描かれます。鬼の親玉である「鬼舞辻無惨」や、強者ぞろいの「上弦の鬼」に対抗するために欠かせない、柱たちによる特訓がアニメでどのように描かれるか、注目が集まっています。

　9人いる柱たちは、性格や使う技などに大きな特徴があります。鬼滅ファンの間でも、それぞれ思い入れのある柱は違うのではないでしょうか。今回は「柱稽古編」に至るまでに活躍した、いま一番人気があるキャラの候補になりそうな3人の柱を振り返ります。

●炎柱・煉獄杏寿郎

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』ティザービジュアル　(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable

「炎の呼吸」を使う「炎柱（えんばしら）」の煉獄杏寿郎（れんごく　きょうじゅろう／CV：日野聡）といえば、「無限列車編」で繰り広げられた上弦の参「猗窩座」との激しい戦いを覚えている人が多いことでしょう。

　炎の呼吸による「炎の呼吸 壱ノ型 不知火」「炎の呼吸 弐ノ型 昇り炎天」などの豪快な刀さばきに加え、優れた判断力、リーダーシップもあって「カリスマ性」を備えた頼りになるキャラです。また、駅弁を食べた際の「うまい！　うまい！　うまい！」というストレートな感情表現や、「心を燃やせ」「限界を超えろ」といった数々の名セリフを残しているのも彼の特徴でしょう。

　猗窩座との戦いで命を落としてしまいましたが、その後も、彼の遺志が炭治郎に力を与えています。いまでも、実直で折れない心を持った「煉獄さん」に対して、「まっすぐな姿勢が見ていて気持ちいい」「前向きさに力をもらえる」など慕う声があがっています。

●水柱・冨岡義勇

TVアニメ第1話での冨岡義勇　(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable

「水の呼吸」を使う「水柱（みずばしら）」の「冨岡義勇（とみおか　ぎゆう／CV：櫻井孝宏）」は、初めて作中に登場した柱です。

　冨岡は鬼化した禰豆子に襲われた炭治郎を助けたり、炭治郎に育手である鱗滝左近次を紹介したりと、炭治郎を手助けしてきたキャラでもあります。実力も確かなもので、那田蜘蛛山にて下弦の伍「累（るい）」をあっさり倒した時は、その圧倒的な強さに驚いた人も多かったのではないでしょうか。

　性格としては口数が少なく、冷静沈着なキャラではあるものの、第1話では、鬼化した禰豆子を殺さないように懇願した炭治郎に対して「生殺与奪の権を他者に握らせるな!!」と怒鳴るシーンもあり、冨岡を代表するセリフのひとつとなりました。

●恋柱・甘露寺蜜璃

独特な日輪刀をふるう恋柱・甘露寺蜜璃　画像は「鬼滅の刃　刀鍛冶の里編　DVD/Blu-ray1」（アニプレックス）　(C)吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable

「甘露寺蜜璃（かんろじ　みつり）」は、「恋の呼吸」を使う「恋柱（こいばしら）」です。ピンクと緑色に染まっている髪という派手な見た目に、花澤香菜さんによるかわいらしい声でありながら、筋肉量が常人の8倍もあり、さらに大食いという、ギャップが激しいキャラです。「刀鍛冶の里編」では、上弦の鬼「半天狗」の分身である「憎珀天」と激しい戦いを繰り広げ、柱としての強さを見せました。

　また、作中での炭治郎や禰豆子とのコミカルなやり取りも人気で、「癒やされる」「バトルアクションもいいけど、甘露寺のゆるい雰囲気の描写も好き」といった声があがっていました。

　セリフとしては「添い遂げる殿方を見つけるためなの!!」が有名で、これは鬼殺隊に入った理由を炭治郎に伝えたときのものです。「男性に守ってもらいたい」という願望があるものの、「柱3人分の強さ」といわれる上弦の鬼と渡り合える強者なので、その望みは簡単に叶えられないのも、彼女の面白い部分ではないでしょうか。

●最強といわれる柱も人気候補のひとり

　今回は、すでにアニメ化されたエピソードで活躍した柱を挙げました。ほかに、柱のなかで最強といわれている「岩柱」の「悲鳴嶼行冥（CV：杉田智和）」や、蜜璃と親しい「蛇柱」の「伊黒小芭内（CV：鈴村健一）」などの名を挙げるファンもおり、「柱稽古編」放送で人気が変動するかもしれません。あなたにとって一番思い入れがあるのは、どの柱でしょうか。

※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火＋東」が正しい表記

（LUIS FIELD）