『ワンピース』初期離脱組は知らない新事実 「正直戸惑う」「まるで別人」
マグミクス / 2024年5月11日 11時40分
■初期離脱組は知りえない「壮大な伏線回収」も?
マンガ『ONE PIECE』は国内外で高い人気を誇りますが、あまりにも長編すぎるために途中で読むのをやめてしまった人もいるのではないでしょうか。
とくに序盤の名シリーズ「アラバスタ編」あたりまでは知っているという人も多そうなので、「空島編」以降に発覚した初期離脱組が驚きそうな新事実について振り返ります。
ひとつ目が、主人公である「モンキー・D・ルフィ」が食べた「悪魔の実」に関する新事実です。ルフィが食べたのは「ゴムゴムの実」で、体を自由自在に伸縮させるゴム人間になる能力を持っていました。
「ゴムゴムの銃(ピストル)」や「ゴムゴムの戦斧(オノ)」など、連載当初からなじみ深い技も多く、「ルフィといえばゴムゴムの実」というイメージが定着しました。
しかし、第1044話で、そんな「ゴムゴムの実」には別の名前があったことが明かされます。それは「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル:ニカ」という名称で、「ニカ」とは空想のままに戦い、人びとを笑顔にしたという「解放の戦士」だというのです。
多くのファンに認知されていた「ゴムゴムの実」に別の名称があるという衝撃の事実に、ネット上では「ずっと『ゴムゴムの実』だと思っていたものを、今さら違うと言われても正直戸惑ってしまう」など、困惑する投稿が相次ぎました。
続いては、「アラバスタ編」で麦わらの一味と冒険を重ね、現在も多くのファンから愛されている「ネフェルタリ・ビビ」についての驚きの新事実です。
第1085話で、ビビの父でありアラバスタ王国の国王「ネフェルタリ・コブラ」は、ネフェルタリ家も「Dの一族」であると発言しました。
ビビが初登場したコミックス12巻から、長い年月を超えて明かされた真実に「ネフェルタリ家がポーネグリフを持っていたのも、Dの一族の一員だったからなのか」「ビビがルフィに出会ったこと、ビビの国がルフィたちに救われたことも、運命的な結びつきなのかな」など、これまでの伏線に納得する声もあがっています。
■初登場時からは考えられない! 意外なキャラが大出世
イケメンになったコビーが描かれた『ONE PIECE FILM RED』キャラクタービジュアル (C)尾田栄一郎/2022「ワンピース」製作委員会
ルフィが海に出て最初に仲良くなった「コビー」についても、驚くような展開がありました。初登場時、コビーは女海賊「アルビダ」のもとで雑用としてこき使われていましたが、ルフィと出会ったことで長年の夢だった海軍に入隊します。
その当時、小柄で小太りだったコビーでしたが、第432話で再びルフィの前に現れた際には、別人のようなイケメンに変身していたのです。
さらに第903話では、海軍本部の大佐にまで昇進しており、「ロッキーポート事件」で多くの民衆を救った「英雄」と呼ばれるほどの実力者になっています。
この事実に「コビーが出世街道を爆走している」「私の知ってるコビーじゃない」など、あまりの変貌ぶりに驚く人も多いようです。
ほかにも、サンジがジェルマ王国の王族出身だったことや、ゾロが一時的に世界一の剣豪であるジュラキュール・ミホークのもとで修行したこと、そしてバギーが四皇に選ばれたことなど、初期離脱組が驚きそうな衝撃展開が目白押しです。
物語が最終章に突入した今こそ、あらためて読み直してみるのも良いかもしれませんね。
(LUIS FIELD)
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