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面白いのになぜ「1話切り」が起きた? 今は見逃して後悔の声も多いアニメ

マグミクス / 2024年6月4日 17時25分

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■多くの人が1話でふるいにかけられ離脱したアニメとは?

 どのアニメを見ようかと選ぶ際には、とりあえず第1話を見てみたり、もう少し粘って3話まで見て判断したりと、序盤を見て判断する人も多いでしょう。しかし、なかには中盤から終盤にかけて、ようやく話の全容がわかる作品があります。今回は「1話切り」したら後悔するアニメを振り返りましょう。

●『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)

「1話切りで後悔」というようなトピックで、必ずといっていいほど名前があがる作品が『STEINS;GATE』です。2009年に発売された同名ゲームソフトが原作で、2011年と2018年にTVアニメ、2013年には劇場版が放映されました。

 物語は「狂気のマッドサイエンティスト 鳳凰院凶真」を自称する中二病の主人公「岡部倫太郎」が、「未来ガジェット研究所」というサークルの仲間と日々、ヘンテコな発明をしているところから始まります。そして、偶然できてしまった記憶を過去の自分に送るタイムリープマシンで、岡部は未来を変えてしまい、大切な人も失うのでした。彼はそこから未来をもう一度変えるため、過酷なタイムリープを繰り返していきます。

 本作第1話は、全編において重要な伏線が多く張られており、ストーリーが進んでいくごとにその全容が明らかになっていきます。ただ、違和感のある出来事が説明なしで描かれるため、作中の岡部と同じように混乱してしまう視聴者が多かったようです。

 1話で視聴を断念した人も多いなか、中盤からのストーリー展開にハマった人もおり「1話いさから意味分からんと思っていたが、最終話につながるよくできたストーリーだった」「一回記憶を無くしてもう一回まっさらな気持ちで観たい」「1話切りしてそのあと作品の評判をみて後悔した」と、今もさまざまな声があがっています。

●『魔法少女まどか☆マギカ』

『魔法少女まどか☆マギカ』は2011年にTVアニメが放送された、人類の敵と戦う魔法少女の姿を描いたファンタジー作品です。長年『まどマギ』の愛称で親しまれています。

 本作の魔法少女は、「キュゥべえ」という地球外生命体と契約し、願いがひとつ叶う代わりに、魔女と戦い続けなくてはなりません。主人公「鹿目まどか」は、キュゥべえに「魔法少女にならないか?」といわれますが、彼女は契約に踏み切れずに物語が進みます。

 1話を観ると、単なるかわいい女の子が登場するバトル系アニメかと思いますが、物語は回を重ねるごとにダークな展開が描かれ、そのストーリーの重厚さに多くの人が惹き込まれました。

 特に第3話で描かれた魔法少女のひとりである「巴マミ」の華麗な戦闘シーンからの衝撃的な描写は、当時ネットをざわつかせ、『まどマギ』がより注目されるきっかけとなっています。

 本作について視聴者からは、「魔法少女ジャンルの頂点のアニメ」「途中の伏線回収や最終回は本当に神回だった」と絶賛され、配信サイトやサブスクなどで一気見する人もいまだに多いようです。

『まどマギ』はテレビアニメから劇場版まで製作され、2024年冬には劇場版『魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の続編にあたる『魔法少女まどか☆マギカ<ワルプルギスの廻天>』の公開が予定されています。

■主要キャラが初回で全滅?

『喰霊-零-』画像は Blu-ray Disk BOX(角川映画)

●『喰霊-零-』

 1話に衝撃的な内容を詰め込み、視聴者の理解が追いつかなかった作品といえば『喰霊-零-』も挙げられます。1話だけでは話の全容を理解できず、視聴を断念した人も多かったのではないでしょうか。

 同名マンガの前日譚として、2008年にTVアニメ化されたホラーアクション作品で、第1話はアニメオリジナルキャラの「観世トオル」や、「春日ナツキ」が悪霊討伐のために奮闘する姿が描かれます。

 しかし、みごと悪霊を倒したトオルをはじめとする「特選四課」(防衛省超自然災害対策本部特殊戦術隊第四課の略称)のメンバーは、突如現れた少女「諫山黄泉」によって全滅させられるのです。メインキャラに見えたメンバーがまさかの1話で死亡してしまうというストーリーに当時、驚きの声があがっていました。

 本作のストーリー構成は3話からが本編の内容で時系列的には、10話あたりの内容から1話、2話に続いています。1話で描いた内容は、視聴者に対するいわばドッキリのようなもので、3話以降からメインの話が始まりました。

 最後まで鑑賞した視聴者からは、「1クールでここまでメリハリがあるのはなかなか珍しい」「1話にびっくりしたけど観続けて良かったと思えた作品」といった声が出ており、巧みに作り込まれた物語に魅了された人もいたようです。

(LUIS FIELD)

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