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「三大特撮ヒーロー」でNo.1を決めるとするなら? 異なる魅力と独自の世界観

マグミクス / 2024年5月27日 12時10分

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■日本が誇る「三大特撮ヒーロー」

 数多い特撮作品でも、「ウルトラマン」「仮面ライダー」「スーパー戦隊」の3シリーズは「三大特撮ヒーロー」と呼ばれ、多くの人に親しまれています。いずれも50年前後の歴史を持ち、心のヒーローがこれらのシリーズのなかにいるという人も多いでしょう。

 これらのシリーズはそれぞれに異なる魅力があり、またシリーズ内でも作品によって特色が変わるため簡単に優劣を決められるものではありません。しかし並び立つものがあれば比較したくなるのが人の性です。まずは、この「三大特撮ヒーロー」について簡単に振り返ってみましょう。

『爆上戦隊ブンブンジャー』ビジュアル (C)2024 映画「ガッチャード・ブンブンジャー」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 (C)テレビ朝日・東映AG・東映

●「仮面ライダー」シリーズ

「仮面ライダー」シリーズは、1971年に放送が開始された第1作から始まり、その多くの作品で主人公(やその他のキャラクター)が「仮面ライダー」と呼ばれる存在となり、敵と戦います。長期、短期の中断を挟みながら、2000年の『仮面ライダークウガ』以降は現行作の『仮面ライダーガッチャード』まで継続して放送されています。

 2009年放送開始の『仮面ライダーW』あたりからのシリーズ作品は、コレクター精神をくすぐられるような玩具展開との連携がうまくいっているようで、近年も売り上げは好調なようです。また若手の注目俳優や流行音楽的な主題歌の起用をいち早く始めたシリーズでもあり、現代まで続くシリーズの大きな魅力となっています。

●「スーパー戦隊」シリーズ

 1975年に放送が始まった『秘密戦隊ゴレンジャー』から連なる『スーパー戦隊』は、赤を始めとするカラフルなスーツに変身する複数人チームの戦いを描くシリーズで、多くの作品で巨大ロボットに乗り巨大化した敵と戦います。1977年に放送された『ジャッカー電撃隊』後に少しだけ中断されますが、1979年の『バトルフィーバーJ』以降は現行の『爆上戦隊ブンブンジャー』まで放送され続けています。

 2021年のシリーズ45作品記念作『機界戦隊ゼンカイジャー』以降は特に意欲作の多い印象があり、なかでも異世界を舞台にした前作『王様戦隊キングオージャー』はシナリオの完成度も高く、熱狂した人も多いのではないでしょうか。今、一番勢いを感じられる作品といってもいいかもしれません。

●「ウルトラマン」シリーズ

『ウルトラマンアーク』ビジュアル (C)円谷プロ (C)ウルトラマンアーク製作委員会・テレビ東京

 ここまでのふたつは東映による特撮作品で、もうひとつの特撮の雄「ウルトラマン」シリーズの制作を行っているのは円谷プロダクションです。1966年に始まった『ウルトラQ』、そして『ウルトラマン』に端を発するシリーズで、50周年記念作である『ウルトラマンオーブ』以降は上半期に過去作や劇場版、下半期に新作という放送サイクルが確立されています。

 このシリーズは「三大特撮ヒーロー」でももっとも長い歴史を持ちますが、過去作とのリンク的な要素を一番上手にやっているのではないでしょうか。そのため古くからのファンでも長く楽しんでいる人も多いでしょう。また宮野真守さんが主演した2012年の『ウルトラゼロファイト』以降、キャストに人気声優を起用することが多く、アニメファンにとっても親しみやすい一面があります。

●あなたが一番好きな「三大特撮ヒーロー」は?

 ここまで挙げたように、「三大特撮ヒーロー」は三者三様の魅力があります。もちろん簡単に振り返っただけなのでまだまだ触れられていない特徴や作品ごとの面白さもあり、やはり一概に比べるのは難しいところです。

 それでもやはり読者の皆さんにとって特別なヒーローというのはいるのではないでしょうか。2024年7月6日から『ウルトラマンアーク』の放送が始まり、再び3シリーズがそろい踏みとなるこのタイミングで、改めて各作品について思いを巡らせてみるのもよいでしょう。

(はるのおと)

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