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【漫画】目の前に人間の手があったら? 子猫のかわいすぎる日常に癒やされる『ノリ吉は大吉猫』【作者インタビュー】

マグミクス / 2024年5月31日 11時10分

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■子猫ならではのかわいさに、読むと笑顔に!

 X(旧:Twitter)で実体験ベースの創作猫マンガ『拾い猫のモチャ』シリーズを毎日連載(現在は終了)、単行本全8巻が好評発売中のにごたろさん(@vriGOpzvmMRE5Dv)。モチャ、ミルク、ノリ吉の3匹の猫と飼い主との日常を描いた4コママンガが人気を集めています。この3匹の猫の末っ子、ノリ吉が主人公の新刊『ノリ吉は大吉猫』が2024年5月22日にKADOKAWAより発売されました。

 手のひらサイズの子猫、ノリ吉はちょっとドジでのろまだけど、とにかく一生懸命で家族みんなに愛されています。目の前に手を出すとアゴを乗せてきたり、ねずみのおもちゃを前にしてまさかの反応をしたりと、しぐさや行動一つひとつがかわいらしく、ノリ吉の日々に癒やされること間違いなしの1冊です。

 作者のにごたろさんに、お話を聞きました。

ーー『ノリ吉は大吉猫』を発売することになった経緯を教えて下さい。

 もともと『拾い猫のモチャ』という4コママンガをX(旧:Twitter)で毎日更新しておりまして、KADOKAWA様からのお声がけで書籍化し、多くの皆様の応援のおかげでご好評のまま8巻まで完走という形で出版させていただくことができました。

 同時期に毎日更新も1400日連続更新を過ぎたところでひと区切りとして終了し、その際に多くのフォロワーの方々から「さみしい」「心の支えでした」とのお声をいただきました。それに応えるつもりで1枚絵のマンガとして気楽に始めたのが、『ノリ吉は大吉猫』の原型となる『まいにちノリ吉』です。

 当初は書籍化するつもりはまったくなく、それでも編集者の方からの強い熱意に押される形で、というのが出版に至る流れです。

ーーノリ吉の魅力や、ノリ吉を描くうえで力を入れていることなどを教えて下さい。

 ノリ吉を描くうえで大切にしていることは「純粋さ」や「ひたむきさ」です。子猫の時期ってすごくかわいいけど、その時期はマジックアワーみたいにはかなく過ぎてしまいます。その子猫の無垢なかわいさを味わっている瞬間をマンガにすることで、絵本や写真集では補えない子猫要素を表現できるんじゃないだろうか、と思いながら描いています。

『拾い猫のモチャ』の世界を踏襲してはいますが、あくまで本作で伝えたいのは「子猫のときのかわいさ」なんです。

2024年5月22日に発売された『ノリ吉は大吉猫』(KADOKAWA)

ーー『ノリ吉は大吉猫』の収録内容や見どころをご紹介いただけますか?

 見どころは少しふわっとした言い方になるのですが「全部」です。というのもこの本にストーリーはなく、ただひたすら子猫と家族との日常に起こるシチュエーションを切り取った作品なので、どこから読んでも良いわけです。

 これは担当編集者さんが頑張って下さった部分なのですが、シチュエーションを「ノリ吉の日常」「ノリ吉と先輩猫」「家族とノリ吉」というふうにカテゴリごとに色分けして掲載していますので、お気に入りのネタが探しやすくなっているのが良いなと思っています。

 読み切りはファンの皆様が喜ぶようなクスッと笑える子猫を取り巻く日常マンガを2本描き下ろしました。

ーー『ノリ吉は大吉猫』のなかで特にお気に入りのエピソードがあれば教えて下さい。

 個人的に好きなネタはノリ吉とモチャの共演しているものですね。『ぷるぷる』などはシュールで好きですね。ノリ吉は甘えたくて距離を詰めようとするのですが、モチャがやんわりと制止している場面が愛おしくもおかしい1本です。

 描き下ろしの読み切りに登場するお父さんも好きですね。猫マンガなので人間はあっさり描きたいのにしっかりキャラを主張してきて、それが奇跡的に猫あるあるにつながっていてすごいなと思います。

ーー『ノリ吉は大吉猫』をどんな人に読んでもらいたいですか? また、読者へのメッセージをお願いします。

 猫好きな方はもちろんですが、いろいろな場面で緊張しがちな方とか不安を抱える方への処方箋として読んでいただきたいですね。ふとリラックスできて良い結果につながれば良いなという想いがタイトルにも込められていますので、ぜひ「読むラッキーアイテム」として末永く活用していただけるとうれしいです。

(マグミクス編集部)

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