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『ワンピース』空島編に残された「未回収の伏線」 いつ謎は解き明かされるのか?

マグミクス / 2024年6月1日 19時10分

『ワンピース』空島編に残された「未回収の伏線」 いつ謎は解き明かされるのか?

■「空島編」に残された「未解明の謎」を振り返る

 尾田栄一郎先生が手がけるマンガ『ONE PIECE(ワンピース)』の「空島編」が描かれたのは、今から20年以上前のことになります。空に浮かぶ島を舞台に、主人公の「モンキー・D・ルフィ」たちが大活躍した同シリーズは、「伏線の宝庫」といわれるほど重要な情報が散りばめられていました。

 そして、そのなかには、いまだに解き明かされていない謎も存在します。

 まずは、ルフィ率いる「麦わらの一味」が、空島に行くための情報収集をするために立ち寄った島「ジャヤ」のエピソードから振り返ります。

 ジャヤの街中で空島の情報を求めていたルフィたちは、「マーシャル・D・ティーチ(通称:黒ひげ)」に遭遇します。その流れで黒ひげは「空島はある」と語りかけました。

 そして黒ひげがルフィたちの前から立ち去ったあと、ナミが「あいつ『空島』について何か知ってたのかも……」とつぶやくと、ルフィは「あいつじゃねェ…」と否定し、続けてゾロも「あいつらだ……」「たぶんな」と、まるで黒ひげがひとりではないかのような反応をみせました。

 しかし、該当シーンに黒ひげの仲間らしき姿はなく、彼は単独行動していたように見えます。それにもかかわらず、ルフィとゾロが黒ひげを指して、わざわざ「あいつら」と複数人をほのめかす発言をしたことは、いまだ謎に包まれています。

 その後、黒ひげについては「体の構造が異形」「人の倍の人生を歩んでいる」などの情報も飛び出し、何らかの特殊な事情がある人物なのは間違いないでしょう。そうした黒ひげの特徴をいち早く見抜いて、ルフィとゾロは「あいつら」といったのかもしれません。

 あるいは、姿は見えませんでしたが、どこかに黒ひげの仲間が潜んでいたのでしょうか。今後、黒ひげの正体が明らかになったとき、この「空島編」でのルフィたちの意味深な発言の謎もきっと解明されるはずです。

 また、空島「スカイピア」に登場した「シャンドラの戦士」と呼ばれる部族や、スカイピアの住民の背中には羽がありました。公式ファンブック『ONE PIECE YELLOW』には、背中の羽は「空島の住人に共通した装飾のようね」と書かれています。

 そして、「空島編」終了後の扉絵に、ルフィに敗れた「エネル」の月に向かった様子が描かれました。そのなかで、エネルが発見した月の壁画に、空島の住人のような羽のある人びとの姿が描かれています。

 この共通点から、一部ファンの間では「空島の住人は、もともと月の民だったのでは?」という説もあがっています。

「ワノ国編」で登場した「ルナーリア族」や太陽の神「ニカ」をはじめ、『ONE PIECE』の物語において「月」や「太陽」は重要なキーワードと考えられてきました。

 今後、スカイピアの住人と月の民の関係性が明らかになれば、さまざまな謎が一気に解き明かされるかもしれません。

「空島編」における、もっとも気になる謎が「モンブラン・ノーランド」の過去編で、「シャンディアの民」が生贄の儀式を行う際に用いた「太陽の神、雨の神、森の神、大地の神」というワードです。

 特に「太陽の神」という言葉は、「ワノ国編」でルフィが「太陽の神 ニカ」の力を使えるようになったことで、一躍注目されました。

 それと同時に、「太陽の神(ニカ)以外の神も存在するのでは?」という説も浮かびあがります。「雨の神、森の神、大地の神」がいるのであれば、今後ルフィと同じように、神の力に目覚める人物が現れるのかもしれません。

「空島編」には、このほかにもさまざまな謎が残されています。最終章で次々と世界の謎が明らかになっている今、「空島編」に残された伏線がどのように回収されるのかも注目したいですね。

(LUIS FIELD)

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