「最終話でいきなり?」メインキャラが「死屍累々」の衝撃懐かしアニメ
マグミクス / 2024年6月24日 17時25分
■納得はできないけど「インパクト絶大」な全員死亡展開
いわゆる「バトルもの」に分類されるアニメ作品の「王道」は、主人公たちが悪党を倒し、最終的にボスキャラも下してハッピーエンドという「勧善懲悪」の物語でしょう。しかしそこから外れて、終盤で主人公や主要キャラが退場し、誰もいなくなる展開が訪れた作品もありました。
※この記事では『美少女戦士セーラームーン』『ビックリマン』『神八剣伝』のキャラクターの生死について触れています。
すぐに思いつく作品として、『美少女戦士セーラームーン』が挙げられるでしょう。同作は5人のセーラー戦士が、悪党であるダーク・キングダムの妖魔と戦うという物語で、最終話の手前である「セーラー戦士死す!悲壮なる最終戦」では、主人公以外の4人のセーラー戦士が死んでしまいます。
そして最終話では、ラスボスである「クイン・ベリル」と、主人公の「月野うさぎ」が変身した姿「セーラームーン」との一騎打ちとなり、見事に打ち勝つものの、激闘の代償が大きすぎてセーラームーンも力尽きてしまうのでした。激闘のなかで、うさぎの最愛の人物である「エンディミオン(タキシード仮面)」も死んだため、文字通りの「全員死亡」展開になります。
とはいっても、うさぎが死に際に願った「普通の生活に戻りたい」という想いが叶えられ、全滅したセーラー戦士たちは、これまでの記憶が消された状態で「ダーク・キングダム」と戦う前の世界に転生して、平和だった頃の学校生活が再び始まりました。
いわゆる女児向け作品としては、ハードな展開でしょう。ただ、こうした一見、低年齢層向け作品だからこそ、ハードな展開がより鮮明に印象に残る、ということはいえるかもしれません。
1987年から1989年にかけ放送されたTVアニメ『ビックリマン』もまた、一瞬にして主要キャラが死亡してしまい物議を醸します。
ロッテの代表的なチョコレート菓子でもある「ビックリマンチョコ」といえば、チョコとともに入っている「悪魔VS天使シール」が有名で、一時期は社会現象レベルのブームになりました。そして、TVアニメ版『ビックリマン』も人気を博します。
同作にはシールにもなっている天使やお守り、悪魔といった人気キャラたちが登場し、天使対悪魔による戦いが描かれていました。問題の最終回第75話では、天使と悪魔による全面戦争が行われ、結果、泥沼の戦いになったことで、天使と悪魔双方にとっての尊き神である「聖神ナディア」が怒って未曾有の洪水「天蓋瀑布」を発生させます。そして、その大洪水によって、天使側の主要キャラである多くの「神帝」が、あっさりと死んでしまうのでした。
一瞬の出来事で、神帝たちが洪水に飲み込まれるという展開に、ネット上では当時を振り返って「最終話を見た時は唐突な展開すぎてポカーンだった」「まさにビックリな結末……正直、いまだに腑に落ちていない」といった意見も出ています。主要キャラである「聖フェニックス」が進化した「アンドロココ」は生き残ったものの、理不尽な展開として語り継がれています。
そのほか、1999年に放送されたTVアニメ『神八剣伝』も、主人公や主要キャラが死に、モブキャラだけが生き残るというラストが描かれました。江戸時代の小説『南総里見八犬伝』(著:滝沢馬琴)をモチーフにした『神八剣伝』は、主人公の「コウ」が、自身と同じく特殊な力を秘めた「珠」を持つ主要キャラたちと出会い、太古の昔に存在した地球の謎を追うというSFファンタジーです。
最終話「ルーティ、明日を創る」では、強敵であるオオワリ軍の艦隊総大将「カイ」や、すべての元凶である怨霊「タマズサ」の死闘によって、次々と主要キャラが死に、最後にはコウも息絶えてしまいます。そして、タマズサに止めを刺したヒロインの「ルーティ」だけが生き残って、物語の幕が閉じるのでした。
この結末は賛否が分かれる結果となり、ネット上には今も「ひとりだけ生き残るって、どう考えてもバッドエンドでしょ」「救いなくてあんまり過ぎる」「ルーティが無双するのは唐突だけど、見終わった後は何故か清々しい」といった声もあがっています。
(LUIS FIELD)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【コスプレ】『セーラームーン』ウラネプの美麗ツーショットがエモい! 「尊い」「美し過ぎる」
マグミクス / 2024年11月26日 18時25分
-
絵で騙しに来てる? 油断した視聴者のメンタル破壊した「鬱アニメ」
マグミクス / 2024年11月9日 18時50分
-
橋本環奈「おむすび」“ツインテールギャル姿”に反響「ビジュ強すぎる」
モデルプレス / 2024年11月8日 16時6分
-
朝ドラ「おむすび」タイトルバックの仕掛けが話題に「繋がった」「毎週楽しみになる」の声
モデルプレス / 2024年11月8日 10時52分
-
「ガンダム」の記憶に残る最終回 1位はファースト2位以下は…? アンケート結果発表
マグミクス / 2024年11月7日 19時5分
ランキング
-
1辻希美、娘の“顔出し解禁”デビューに予定調和の声も、際立つ「華麗なプロデュース力」
週刊女性PRIME / 2024年11月28日 18時0分
-
2【NewJeans緊急会見要点まとめ】ADORとの契約解除を発表・今後の活動に言及
モデルプレス / 2024年11月28日 21時54分
-
3戸田恵梨香が“細木数子物語”で女優復帰! Netflixが昭和ドラマ戦略で描く勝ちパターン
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 16時3分
-
4今さらどのツラ下げて? 東山紀之に芸能界復帰説…性加害補償が一段落、スマイルアップ社は解散か?
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
5「こんな顔だっけ」西野カナ、復活ライブでギャル路線から“演歌歌手風”への激変にネット困惑
週刊女性PRIME / 2024年11月28日 17時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください