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『ワンピ』もし青キジと黄猿が戦ったら勝者は? 2人の能力と不安要素を比較

マグミクス / 2024年6月3日 11時55分

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■近い将来に実現する可能性も?

『ONE PIECE(ワンピース)』において、かつて「青キジ」として恐れられた「クザン」と「黄猿」こと「ボルサリーノ」は、作中でも指折りの強者です。ふたりは共に海軍大将として君臨していましたが、直接対決をしたといった話は今のところありません。では、実際にふたりが戦ったら、どちらの方が強いのでしょうか。

 まず、ふたりの能力をおさらいしましょう。クザンは氷を操る「ヒエヒエの実」の能力者です。あらゆるものを一瞬で凍らせるほか、強固な氷は防御にもうってつけです。氷を弾丸のように飛ばすなど遠距離攻撃にも長けています。また自ら氷と化すことで、ダメージを負っても再生できるなど回復面も抜かりはありません。非常に器用な能力といえるでしょう。

 対してボルサリーノは、光を操る「ピカピカの実」の能力者です。自身を実体のない光に変化させることが可能で、覇気をまとわない相手や攻撃はすり抜けてしまいます。レーザービームも操れるため、攻撃も移動も光速を誇ります。作中のなかで、スピードはトップクラスではないでしょうか。

 能力だけを見れば、ボルサリーノに分がありそうな気がします。しかし、単純なスペックだけで優劣は決められないでしょう。

 ちなみに映画『ONE PIECE FILM Z』でボルサリーノは、元海軍大将であるゼファーから能力に頼りすぎていることを咎められていました。つまりボルサリーノの戦闘は、いまなお未熟なのかもしれません。

 また赤犬こと「サカズキ」とクザンの一騎打ちも興味深いものでした。クザンは氷系の能力者で、炎系最強格「マグマグの実」のサカズキとの相性は不利であるはずです。結果的に勝者はサカズキだったものの、勝負には10日もかかっており、実力は拮抗していたと語られていました。

 むしろ元帥にまで上り詰めたサカズキと対等に渡り合ったクザンは、いまだに大将に留まっているボルサリーノよりも強いといえるかもしれません。

 では、ふたりの戦歴はどうでしょうか。マリンフォード頂上決戦では、クザンはそこそこのダメージを負っていましたが、ボルサリーノはほぼ無傷で済んでいました。集団戦だったとはいえ、立ち回りはボルサリーノのほうが勝っていそうです。

 また、さまざまな戦いを経てふたりの状況は大きく変化しています。クザンはサカズキ戦で右半身に大火傷を負い、左足を失いました。肉体の面でクザンは大きなハンディキャップを背負っています。

 ですが、精神面ではボルサリーノの方が不安定かもしれません。彼は「どっちつかずの正義」を掲げ、強い信念のもと戦っているといった感じではありません。さらに「エッグヘッド編」を経て、己の意志と立場の間で揺れ動いた末、旧友を手に掛けた彼はかなり疲弊していました。

 一方で海軍を辞め、海賊として新たな道を進むクザンの方が、心の迷いは少ないのではないでしょうか。「エッグヘッド編」以降であれば、クザンに勝機がある可能性も考えられます。

 ボルサリーノは海軍、クザンは海賊として、いまやふたりは対立する立場にあります。いつか本当に対決する日がくるかもしれませんね。

(ハララ書房)

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