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『ドラクエ2』ローレシア王子が「じゅもん」を使えない謎 実はバレずに使っていた?

マグミクス / 2024年6月6日 21時25分

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■ローレシア王子の「強さ」が魔法級?

 マグミクスは、「『ドラゴンクエストII』の主人公のひとりであるローレシアの王子が『じゅもん』を使えないのはなぜか」を考察する記事を配信しました。記事では、「じゅもん」を使えない理由として「勇者の血を引いていない説」「自らの意志で呪文を諦め、戦士を極めた説」「勇者の血が衰えた説」などを挙げ、記事には多くのコメントが寄せられました。

 寄せられたコメントのなかで多くの読者が「納得できる」と共感を集めていたのが、「絶えず自分に対してバイキルトやスクルトのような魔力がかけられているような状態」といったユニークな説です。そうした支援呪文を無意識かつ常に自分にかけているのであれば、優秀な身体能力や表向きのMPがゼロなのも納得できます。

 さらに当該記事でも紹介した「多少魔法が扱えたとしても、ハンパに魔法を覚えるなら武術を極めようという判断をした」という説を挙げる人も多く、「邪神のシドーがベホマで必死に回復するのを容赦なく殴り殺せるのは、ローレシアの王子だけ」と、オリジナル版『ドラクエ2』のプレイ体験を踏まえて「武術を極めようとした」説を後押しする声もありました。

 このほかには、メタフィクション的な視点で語る人もいて、初代を遊んだ人に対する配慮として「ローレシアの王子を戦士職にして、ひとりでも対応していたことをチュートリアル的に思い出させるため」という意見や、RPG初プレイのユーザーが少しずつ慣れるように最初の主人公であるローレシア王子を武器攻撃だけに絞った、という説も共感を集めています。

 また「じゅもん」の有無ではなく、勇者の資質を別の面に見出す人も少なくありません。例えば、作中に登場する武具を一通り装備できるのはローレシアの王子だけです。その全てを使いこなす才能こそ、かつての勇者から引き継いだのかもしれません。

 このほか、勇者の資質として大事なのは「勇気」という意見にも賛同が集まっていました。最も危険な先頭に立ち、仲間たちを守りながら戦い抜く勇気こそが、ローレシア王子が受け継いだ勇者の資質なのかもしれません。

「呪文が使えない」という疑問から、さまざまな説が飛び出し、最終的にはローレシア王子の「勇者としてのあり方」まで発展し、大いに盛り上がりを見せました。自分なりの考察や発見が、誰かの発想に結びつき、多彩な意見が交換される。こうした盛り上がりも、「ドラクエ」シリーズが持つ楽しさの側面だといえるでしょう。

(臥待)

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