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『ワンピ』過小評価されすぎ? 「スナスナの実」とクロコダイルの相性が最高すぎる

マグミクス / 2024年6月18日 19時25分

『ワンピ』過小評価されすぎ? 「スナスナの実」とクロコダイルの相性が最高すぎる

■「スナスナの実」は本当に弱いのか?

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する「悪魔の実」のなかでも、最強格に位置づけられているのが「自然(ロギア)系」の能力です。しかし、作中での実績から「大して強くない」と評されるケースもあります。

 その最たる例が、「サー・クロコダイル」の「スナスナの実」でしょう。原作初登場の「ロギア系」だったため、のちに登場するものより弱く見られがちな印象があります。しかし、改めて振り返ってみると、実はそれほど弱い能力ではないのかもしれません。

「スナスナの実」は食べた人の身体を砂に変化させる「悪魔の実」で、本編の比較的序盤にあたる「アラバスタ編」で初登場しました。能力者のクロコダイルは大ボス的な役回りで君臨し、最終的には敗れてしまうものの、「モンキー・D・ルフィ」を2度にわたって負かすなど高い実力を示しています。

 この「スナスナの実」について特筆すべき点は、やはり利便性でしょう。例えば、砂を鋭利な刃に変質させる「砂漠の宝刀(デザート・スパーダ)」や砂嵐を巻き起こす「砂嵐(サーブルス)」など、クロコダイルは砂の特性を活かして多彩な技を披露していました。

 加えて単に砂を操るだけでなく、触れた物体の水分を吸収することもできます。水分は生命活動において欠かせない要素なので、対人戦においては非常に強力な能力だといえるでしょう。

 さらに「スモーカー」の「モクモクの実」や「赤犬(サカズキ)」の「マグマグの実」のように、下半身を変質させて擬似的な飛行を行うことも可能です。やはり「ロギア系」というだけあって、融通の利く点が大きな強みになっている印象です。

 一方で「スナスナの実」には、「水」をはじめとした液体に触れると砂の特性を失うという弱点があります。ルフィとの戦いでも「水」や「血液」を利用した攻撃に苦戦を強いられており、敗北を喫する要因となっていました。

 そうした明確な弱点の存在や戦歴も相まって、「スナスナの実」およびクロコダイルは、そこまで強くないキャラクターといった印象を持たれがちです。さらに「新世界編」からは「覇気」が登場したため、「ロギア系」全体の株が暴落してしまいました。

 しかしながら、クロコダイル自体は「頂上戦争編」で「ドンキホーテ・ドフラミンゴ」と互角に渡りあったり、赤犬を食い止めてみせたりと、イメージ以上に善戦を続けています。つまりクロコダイルと「スナスナの実」は、必要以上に過小評価されている可能性があるのです。

 実際に「ワノ国編」終盤でクロコダイルは、犯罪組織「クロスギルド」を結成する統率力や「ロギア系」の能力者であることを理由に、懸賞金が8100万ベリーから19億6500万ベリーにまで引き上げられています。

 つまり弱点が分かっているとしても、依然として「スナスナの実」の能力は海軍にとって脅威であることが示されているのです。ちなみに一部読者の間では、「初見殺し系だしある意味最強」「汎用性が高い能力だから使い方次第で最強」「クロコダイルとの相性がいい」といった意見も聞かれます。

「クロスギルド」の始動も相まって、クロコダイルはより本格的に物語へ関与してくることでしょう。世界中を巻き込む大きな戦いでは、どのような活躍を見せるのか期待が高まります。

(ハララ書房)

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