【漫画】今、女性がエレベーターに乗ったよね？ 無人のドアが開いた消えた謎に「怖い！」【作者インタビュー】

■バイト終わりの恐怖体験！

　バイト終わりの恐怖体験について描いたマンガ「私が体験した怖い話」が、Instagramで3400以上のいいねを集めて話題となっています。

　怖い話が好きだけれど、幽霊は信じていなかった作者。しかしある出来事をきっかけに、幽霊の存在を信じるようになりました。それは10年前、バイトが終わってから仲間とエレベーターに乗ろうとしたとき……。読者からは、「怖いです……」「そんなにハッキリと見えたのですね」「私も似たような経験が……」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、ブロガーのかるめさんです。Instagramやブログ「かるメディア」などでマンガを発表しています。かるめさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー「怖い話が好き」とのことですが、普段から怖い話をよく見聞きしているのですか？

　YouTubeで「本当にあった怖い話」をよく聞いています。創作のお話も好きですが、実話だと思うと、より怖さが増して好きです。

ーーエレベーターに乗ったはずの女性は、本当に幽霊だったのでしょうか……？

　彼女がエレベーターに乗った瞬間を、たしかに私はこの目で見ました。しかし、扉が開いても誰もいなかったので、やはり本物の幽霊だったのかと……。私だけでなく、隣にいたバイト仲間の子も見ていたので……。

ーーこのあと、どのように帰宅したのですか？

　猛スピードで、自宅へと走って帰りました。目の前をカラスが横切っただけでビビっていましたね。帰っている途中、同じビルの別店舗で働いている高校時代の友達に、「あのビルやばい……。出るよ……」と、電話したことを覚えています。

ーーこのあとも、同じような出来事や、後日談があったのでしょうか？

　特に何もありませんでした。後日、この出来事を同じ店舗で働く人全員に話し、みんなを恐怖に陥れました。

ーーこの作品の制作には、どのくらいの時間がかかりましたか？　また、描くときにこだわったポイントを教えて下さい。

　4時間程度です。普段から怖い話を投稿しているわけではないので、怖い話が苦手な読者さんもいるだろうなと、できるだけゆるめでポップなタッチで描くことを心がけました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「私も似たような経験が……」と、共感して下さる方がいて驚きました。また、読者の皆さんが体験した怖い話を募集したところ、Instagramのコメント欄にたくさんの体験談が寄せられました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　私自身が怖い話が好きで、なかでも「本当にあった怖い話」が好きなので、読者の皆さんの怖い実体験が聞きたくて……。私の投稿を読んで、体験談を教えてほしいな、と思ったことがきっかけです。

（マグミクス編集部）