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「周りから浮いてる?」『ワンピ』なぜナス寿郎聖だけ異質なのか? ワノ国の影響も

マグミクス / 2024年6月19日 11時40分

「周りから浮いてる?」『ワンピ』なぜナス寿郎聖だけ異質なのか? ワノ国の影響も

■明らかにひとりだけ浮いている五老星

 五老星は『ONE PIECE(ワンピース)』世界における「表」の世界の最高権力者です。そのなかにひとりだけ異彩を放つ和装の人物がいます。「イーザンバロン・V・ナス寿郎聖」です。彼はいったい何者なのでしょうか?

※この記事には単行本108巻以降の内容を含みます。

●ワノ国系天竜人?

 イーザンバロン・V・ナス寿郎聖が五老星のなかで異質なのは、明らかに異なる文化圏の人物として描かれているからです。5人のなかで唯一剃髪してひげを蓄えず、着流し姿で刀を手にしています。ファーストネームが「ワノ国」風になっている点も見逃せません。

 そのような彼の風貌や名前からは、いくつかの重要な情報が読み取れます。まずはファミリーネームです。ナス寿郎聖はイーザンバロン家の父と、ワノ国にルーツを持つ母の間に生まれたと思われます。彼が母方のルーツに由来する名前や服装をしているのは、もしかしたらイーサンバロン家よりも母方の家のほうが格上だったせいかもしれません。

●最初の20人にワノ国の王族が?

 ワノ国系天竜人であるナス寿郎聖が最高権力である五老星にまでのぼり詰めているのは、聖地「マリージョア」に移住して世界政府を作った「最初の20人」の王のなかにワノ国の王家(将軍家)が含まれていたからでしょう。五老星は天竜人のエスタブリッシュメントである最初の20王家で持ち回りをしている可能性が高く、イーザンバロン家も同様だと思われます。

 また「ロロノア・ゾロ」との戦いのなかでナス寿郎聖の愛刀が鬼徹であることが判明しました。おそらく初代鬼徹でしょう。彼とワノ国との関わりの深さ、古さが感じられます。

●ナス寿老聖はワノ国の本当の王族の血脈を継ぐ?

 ワノ国を治める将軍の家系は「光月おでん」に代表される光月家ですが、実は最初から統治者だったわけではありません。「ネコマムシ」がいうには「ワノ国光月の家系ゆうがは実は代々石を切り出し加工する石工の一族」とのことです。

 かつての光月家は「霜月家」「黒炭家」「雨月家」「天月家」「風月家」と同格の大名だった可能性があり、マリージョアに旅立った将軍家(ナス寿老聖の母方の家)の後を継いで、ワノ国を統治するようになったのかもしれません。

 しかし「なぜか」光月家は世界政府に加盟せず、危険な古代兵器「プルトン」を抱えて鎖国しました。そこには光月家が石工であることと何か関係がありそうです。ナス寿老聖のルーツこそ最古の将軍家であり、ワノ国の秘密を握っている可能性があります。

 ナス寿郎聖に限らず五老星は今後の物語において重要なカギを握ります。「エッグヘッド」での怪物めいた威容や戦闘力だけでなく、世界の謎に大きく関係する彼らのルーツについても注目です。

※記事の一部を修正いたしました。(2024年6月19日12:57)

(レトロ@長谷部 耕平)

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