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上半期終了! 30作品を越える「アニメ映画」で特に印象的だったアニメ映画は?

マグミクス / 2024年6月24日 11時55分

上半期終了! 30作品を越える「アニメ映画」で特に印象的だったアニメ映画は?

■2024年も劇場アニメは大活況

 2024年も多くの劇場アニメが公開されており、大ヒット作が生まれる一方で「隠れた名作」的な存在も出てきています。皆さんも映画館に足を運んで楽しんでいるでしょうか?

 そのラインナップを振り返ってみると、TVアニメの先行公開作品を除いても30作以上あり、バラエティに富んでいました。今回は2024年上半期に公開されたなかから、特に話題となった3作品を振り返ってみましょう。

●『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)

 上半期で最初に大きな話題を呼んだのは『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』でした。『機動戦士ガンダムSEED』シリーズ20周年にあたる今年、公開された待望の新作は、そのエンターテイメント性の高さから多くのファンに絶賛されました。

 公開前から興行収入面で「ガンダム」シリーズの過去最高作である『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』(23億円)を超えるかも注目され、最終的には45億円と大幅に更新し、シリーズに新たな金字塔を打ち立てました。また最近では早くも「Amazon Prime Video」での配信が始まり、再び話題を集めています。

●『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(4月12日公開)

 上半期最大のヒットとなったのが『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』でした。恒例となった劇場版『名探偵コナン』の第27作である本作は、北海道の函館を主な舞台に「怪盗キッド」や「服部平次」も絡むミステリーが展開します。

 6月中旬時点で『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の興行収入は146億円、観客動員は1025万人を突破し、上半期公開映画、そしてシリーズ作品でもトップとなっています。また2023年公開のシリーズ作品『名探偵コナン 黒鉄の魚影』に続いての興行収入100億円超えということで、来年に公開が予定されている第28作にも期待がかかります。

●『トラペジウム』(5月10日公開)

 これまで紹介してきた2作品に比べると興行的な規模こそ小さいですが、『トラペジウム』も公開後にSNS上で話題となりました。本作は元乃木坂46である高山一実さんの小説家デビュー作を原作に、絶対にアイドルになろうと行動する高校1年生「東ゆう」の物語がつづられます。

 本作には衝撃的な展開もあるものの、観た人の多くが主人公の「ゆう」に惹かれ、さまざまな感想や議論が今も交わされています。なかには「こんな素敵な映画ないよ!」と強烈にプッシュする声もあがっていました。「タイトルも知らなかった」という人もいるかも知れませんが、もしまだ近くの映画館で上映中であれば観てみてはいかがでしょうか。

●あなたが一番楽しんだ上半期のアニメ映画は?

『怪盗グルーのミニオン超変身』や『きみの色』など下半期にも楽しみな作品が控えていますが、上半期は間もなく終わりを迎えます。ひとまずこのタイミングで、上半期で特にお気に入りだった作品を振り返ってみるのはいかがでしょうか。

(はるのおと)

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